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第25回JFL 第12節「鈴鹿ポイントゲッターズが終了間際のゴールで4試合ぶりの勝利!」


第12節 鈴鹿ポイントゲッターズ vs 高知ユナイテッドSC(2023/6/18)より

 第25回日本フットボールリーグの第12節が6月17日(土)に3試合、18日(日)に4試合が開催され、首位の新宿は5連勝で首位をキープ、マルヤスは3連勝で3位に浮上、鈴鹿は終了間際のゴールで4試合ぶりの勝利となった。
 *試合なし:Honda FC

 17日はFCマルヤス岡崎とソニー仙台FCが「マルヤス龍北」で対戦。前半14分にマルヤスはソニーの選手のバックパスに味方がとれずこぼれたボールを藤島樹騎也が奪いゴール前に持ち込み右足で決め先制すると20分にソニーは左CKからのボールにゴール前ファーサイドに飛び込んだ鈴木啓太郎が頭で合わせ同点とし前半は1-1で折り返す。後半は50分にマルヤスが右CKからのボールにゴール前混戦からのこぼれ玉をニアサイドにいた塩谷仁が右足で詰め再びリードすると77分には水谷侑暉が左サイドからドリブルで持ち込み最後はゴール前で相手DFを交わし右足で決め2点差に。ソニーは後半シュート2本でゴールなく試合終了。マルヤスが3-1で勝ち3連勝で3位に順位を上げた。ソニーは今季3敗目となり4位に順位を落とした。

 ヴェルスパ大分とクリアソン新宿は「JLスタ」で対戦。前半5分に新宿は相手GKのクリアボールが齊藤和樹にあたりゴール前にこぼれ、それを佐野翼が左足で詰め先制。新宿は前半5本のシュートを放ったが追加点はなし。V大分は6本のシュートを放つも決定機に決め切れず新宿が1点リードで折り返す。後半は新宿が3本のシュートに対し8本のシュートを放つも新宿のGK浅沼優瑠の好セーブや守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。虎の子の1点を守り切った新宿が4試合連続1-0で5連勝とし首位をキープ。V大分はこれで5試合勝利なし。

 FCティアモ枚方とレイラック滋賀は「たまりく」で対戦。前半2本のシュートでゴールなしの滋賀に対し10本のシュートを放った枚方は40分に阿部隼人が左サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとファーサイドに走り込んだが津村夢人が滑り込みながら右足で合わせ先制、枚方が1-0で折り返す。後半は74分に滋賀が相手陣内での競り合いから奪ったボールに松原大芽が右サイドからクロスを入れるとゴール前で平井駿助が頭で合わせ追いつくと76分には右サイドの縦パスから榎本大輝がクロスを入れると俣野亜以己がゴール前に飛び込んだ俣野亜以己が滑り込みながら右足で合わせ逆転。しかし後半も9本のシュートを放った枚方は78分に左サイドからロングボールにゴール前ファーサイドで宮崎樹が相手と競り合いながら中央にパスを出すと走り込んだバジルが右足で詰め同点。その後は互いにチャンスを作るが決め切れずこのまま試合終了。2-2の引き分けで勝ち点1ずつを分け合った。滋賀は3試合連続勝利なしも順位は2位。、枚方は2試合連続の引き分けで6位。

 18日は東京武蔵野ユナイテッドFCとラインメール青森が「武蔵野」で対戦。前半は青森がボールの主導権を握る時間が多く6本のシュートを放つが決定機に決め切れず。武蔵野はカウンター等からチャンスを作るがシュート1本と少なくゴールなしで前半はスコアレスで折り返す。後半は武蔵野が優位に攻める時間が多くなり4本のシュートを放つが青森の堅い守りの前にゴールが遠く。青森は後半はチャンスが少なくシュート1本でゴールなしでこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。武蔵野は連勝ならず、青森は2試合連続引き分けで3試合勝利なし。

 ヴィアティン三重と沖縄SVは「ラピスタ」で対戦。前半はやや沖縄が相手陣内で仕掛ける時間が多く3本のシュートを放つもゴールなし。V三重はカウンター等からチャンスを作り4本のシュートを放つもゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は相手陣内で積極的に仕掛けるV三重が9本のシュートを放ち77分には自陣からボールを繫ぎ藤澤典隆が左サイドからクロスを入れるとゴール前の競り合いからこぼれたボールに最後は梁賢柱が右足で放ったシュートが右ポストにあたってゴールに吸い込まれ先制。沖縄は後半5本のシュートを放つがV三重守備陣の体を張った守りでゴールを許さず試合終了。V三重が1-0で勝ち3試合負けなしで5位、敗れた沖縄は最下位に。

 ミネベアミツミFCとブリオベッカ浦安は「宮崎市」で対戦。前半から相手陣内で積極的に仕掛けるミネベアはCK4本のチャンスもあり6本のシュートを放つが浦安守備陣の体を張った守りもありゴールならず、浦安はシュート1本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は49分に左CKからのボールにゴール前ファーサイドで五十嵐磨於が頭で合わせ先制。その後も優位に攻め後半は7本のシュートを放つも追加点はなく。浦安は67分に自陣からのロングボールに井上翔太郎が頭で落とし林容平が繫いだボールをペナルティラインの外から伊藤純也が右足で低く抑えたシュートが右下隅に決まり同点。そして終了間際に90+4分に浦安は相手陣内で繫いだボールから最後は村越健太が左サイドからドリブルで持ち込みクロスを入れるとゴール前で待ち構えていた井上翔太郎が頭で角度を変えたシュートが右下隅に決まりこれが決勝点となり浦安がアウェイで初勝利。ミネベアは連敗となりこれで4試合連続勝利なし。浦安は連勝で最下位脱出。

 鈴鹿ポイントゲッターズと高知ユナイテッドSCは「四日市」で対戦。前半序盤は高知が相手陣内で攻め込む時間が多く前半は5本のシュートを放つがゴールなし。中盤になると鈴鹿のチャンスが多くなり26分にPKのチャンスを得たがこれを外し先制ならず。その後も優位に攻め前半は高知同様5本のシュートを放ったがゴールなくスコアレスで折り返す。後半は互いに好守の切り替えの速い展開でチャンスを作りシュートまで持って行くが互いにGKの好セーブや守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま引き分けかと思われた90+4分に鈴鹿は兒玉澪王斗が自陣右サイドで相手との競り合いからボールを奪い体勢を崩しながらも右サイドをドリブルで駆け上がり右足でシュートしたボールを相手GKがクリアし、そのボールが相手FPにあたってゴールに吸い込まれ相手のオウンゴールとなり鈴鹿が先制。その後のワンプレーのあと試合終了となり鈴鹿が1-0で勝ち4試合ぶりの勝利。高知は3連敗となった。

 次節(第13節)は6月24日(土)に2試合、25日(日)に5試合が開催される。
 *試合なし:ミネベアミツミFC