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第25回JFL 第13節「ソニー仙台FCが5ゴールを決め勝ち2位に浮上!」


第13節 ソニー仙台FC vs FCティアモ枚方(2023/6/25)より

 第25回日本フットボールリーグの第13節が6月24日(土)に2試合、25日(日)に5試合が開催され、首位の新宿はHondaに敗れ6連勝とはならなかったが首位をキープ、ソニーが枚方相手に5ゴールを決め勝ち2位に浮上した。
 *試合なし:ミネベアミツミFC

 24日はレイラック滋賀とヴィアティン三重が「甲賀」で対戦。前半は互いにチャンスを作り5本ずつのシュートを放つも相手の好守もあり、また滋賀はCK4本があったが得意のセットプレーのチャンスを活かせずゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半はV三重が相手陣内でチャンスを掴むが滋賀の守りが堅くシュートゼロでゴールなし。滋賀は後半もCK6本のチャンスを得てシュート5本を放つもV三重の守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。滋賀は4試合勝利なく3位へ後退。V三重が連勝ならずも2試合連続無失点で7位。

 ブリオベッカ浦安とFCマルヤス岡崎は「柏の葉」で対戦。30℃近い気温の中、前半はシュート2本でゴールなしの浦安に対し、CK3本のチャンスも得て4本のシュートを放ち優位に進めたマルヤスだったが浦安守備陣の好守もありゴールならず、前半はスコアレスで折り返す。後半は7本のシュートを放った浦安が81分に相手陣内の右サイドで伊川拓が相手ボールを奪い井上翔太郎がゴール前で繫いだボールに峯優斗が相手GKを交わしながら左足で決め先制。しかし83分にマルヤスは自陣からボールを繫ぎ最後は水谷侑暉のパスに岡部拓実が左足で放ったミドルシュートがゴール右下隅に決まり同点。その後は互いに決定的なチャンスを作りシュートを放つも両ゴールGKの好セーブもありゴールならずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。浦安は3連勝ならず、マルヤスも4連勝ならず。

 25日はラインメール青森と鈴鹿ポイントゲッターズが「新青森球」で対戦。前日の天候不順で鈴鹿が移動できず当日移動となりキックオフ時間が2時間遅れの15時に開始となったこの試合。前半17分に青森は右CKからのボールにゴール前ニアサイドで木戸皓貴が頭で合わせたボールがゴール左下隅に決まり先制。しかし鈴鹿35分に自陣からのロングボールに左サイドで受けた山下宇一がクロスを入れるとゴール前で鈴木翔太が左足で合わせ同点とし1-1で折り返す。後半は前半38分に鈴鹿が退場者を出したことから後半は数的優位の青森がボールの主導権を握る時間が多くなり、75分にPKのチャンスを得ると船山貴之が決め再びリードすると80分には相手GKがクリアしたボールを右サイドで重田快が拾いゴール前にパスを出すと小幡純平が相手を交わしながら左足で決め3点目。90+2分には引間大聖からスルーパスに抜け出した重田快が右足で右隅に決め4点目。後半は数的不利となった鈴鹿だったが5本のシュートを放つも決定機に決め切れず後半はゴールなく試合終了。青森が4-1で勝ち4試合ぶりの勝利で4位に浮上、鈴鹿は連勝ならず。

 高知ユナイテッドSCとヴェルスパ大分は「宿毛陸」で対戦。前半は互いに相手陣内で仕掛けるもシュート数では高知が3本、V大分が2本でゴールはなくスコアレスで前半を折り返す。後半は63分に高知が金井冬土からの縦パスにゴール前で橋本峻輝が落としたボールを田口光樹がワントラップし左足で決め先制。72分には右CKからのボールにゴール前で小林大智が頭で合わせ2点目。V大分は後半シュート数(高知5本、V大分7本)で高知を上回るが高知の守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。高知が2-0で勝ち7試合ぶりの勝利。V大分は2試合連続ゴールなく連敗となった。

 ソニー仙台FCとFCティアモ枚方は「めぐみB」で対戦。前半シュート数(9本)で上回るソニーは38分に枚方陣内で相手のパスをインターセプトした伊藤綾汰がドリブルで持ち込みシュートを放ち相手GKが弾いたボールを上野瑶介が右足で詰め先制。45+1分には左CKからゴール前で相手のクリアボールを繫ぎ最後は信太英駿が右足でミドルシュートを決め2点目。枚方も4本のシュートを放つが決定機に決められずソニーが2-0で折り返す。後半はソニーが50分にPKのチャンスを得るとこれを信太英駿が決め3点目。64分には自陣で相手ボールを奪い伊藤綾汰が出したパスに抜け出した上野瑶介が相手GKを交わして右サイドから決め4点目。70分には相手DFのバッスクパスをカットした山田晋平が右足で詰め5点目。枚方は後半ソニーを上回るシュート(ソニー4本、枚方6本)を放つがソニーの守備が堅く最後までゴールなしで試合終了。ソニーが5-0で勝ち2位に浮上。枚方は3試合勝利なし。

 クリアソン新宿とHonda FCは「味スタAGF」で対戦。前半12分にHondaは左CKからのボールをニアサイドに飛び込んだ池松大騎が頭で繫ぎファーサイドで岡﨑優希が頭で押し込み先制。36分にはPKのチャンスを得るとこれを児玉怜音が決め2点目。新宿は前半Hondaと同じ5本のシュートを放つが決定機に決め切れずHondaが2点リードで折り返す。後半は新宿がHondaを上回るシュート(新宿7本、Honda5本)を放つもHondaの守りが堅く決定機に決め切れず。逆にHondaは89分には平川貴也がドリブルから右足でミドルシュートを決めダメ押しとなる3点目を決め、その後はゴールなく試合終了。Hondaが3点差をつけ勝ち順位は6位。新宿は今季最多の3失点で敗れ6連勝とはならなかったが首位をキープ。

 沖縄SVと東京武蔵野ユナイテッドSCは「タピスタ」で対戦。前半16分に武蔵野は鈴木大河からのロングボールに前線で抜け出した石原幸治がボールをキープし横パスを出すとゴール前に走り込んできた小林大地が左足で決め先制。武蔵野は前半シュート7本を放つが追加点はなし。沖縄は7本のシュートを放った決定機に決め切れず武蔵野は1点リードで折り返す。後半は武蔵野が61分に相手のクリアボールを繫ぎ最後は鳥居俊がやや右サイドから右足で放ったシュートがゴール左隅に決まり2点目。73分には右サイドでボール受けた鳥居俊がドリブルで持ち込み右足で決め3点目。沖縄もチャンスは作ったが武蔵野の守りが堅くシュート3本でゴールなしで試合終了。武蔵野が今季最多の3ゴールを決め3試合負けなし。沖縄は今季3度目の3失点で敗れ連敗となった。

 次節(第14節)は7月1日(土)に4試合、2日(日)に3試合が開催される。
 *試合なし:クリアソン新宿