第15節 ブリオベッカ浦安 vs ヴィアティン三重(2023/7/8)より
第25回日本フットボールリーグの前半戦最後となる第15節が7月8日(土)に3試合、9日(日)に4試合が開催され、首位の滋賀が鈴鹿に敗れ3位に順位を落とし、Hondaとソニーが勝ち勝点24で並ぶも得失点差でHondaが首位、ソニーが2位。浦安やV三重に勝ち5試合連続負けなしで13位に順位を上げた。
*試合なし:FCマルヤス岡崎
8日はミネベアミツミFCとFCティアモ枚方が「延岡西階」で対戦。前半16分にミネベアは日野友貴が相手陣内でボールを奪うとそのままドリブルで持ち込み右足で決め先制。枚方は3本のシュートを放つもゴールなくミネベアが1点リードで折り返す。後半はミネベアが2本のシュートでゴールなしに対し5本のシュートを放った枚方が60分に左CKから相手のクリアをゴール前で繫ぎ竹下玲王のシュートを相手GKがクリアしたボールに津村夢人が繫ぎ最後は生駒稀生が頭で押し込み同点に追いつくと78分には自陣からのボールに加倉広海が相手とのボールの競り合いからボールを奪いドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れるとゴール前で待ち構えていたバジルが右足で合わせ逆転。その後はミネベアの反撃を抑えた枚方が1点のリードを守り切って勝ち5試合ぶりの勝利、ミネベアは4連敗となり14位まで順位を落とした。
ソニー仙台FCと東京武蔵野ユナイテッドFCは「めぐみB」で対戦。悪天候の中で前半は互いにシュートまで持って行けずソニーが2本、武蔵野が1本でゴールなくスコアレスで前半を折り返す。後半は75分にソニーがゴール前のパス回しから最後は右サイドから松本拓海がクロスを入れるとややニアサイドに走り込んだ後藤裕二が右足で合わせ先制すると武蔵野は79分に相手のスローインから谷本竜一が奪ったボールを抜けた石原幸治が右足で決め同点。84分にソニーは退場者を出すと数的優位に立った武蔵野だったが決定機に決め切れず。逆にソニーは90+1分にPKのチャンスを得ると勝浦太郎が決め、これが決勝点となりソニーが2-1で勝ち首位とは勝点で並び2位。武蔵野は連敗。
ブリオベッカ浦安とヴィアティン三重は「成田中台」で対戦。終始強風の中で前半21分にV三重は右サイドで繫いだボールから菅野哲也が右足でミドルシュートを決め先制。浦安は3本のシュートを放つがゴールなくV三重が1点リードで折り返す。後半はシュート2本で追加点がなかったV三重に対し浦安は左CKからのボールにゴール前ファーサイドで西袋裕太が頭で合わせ同点とすると83分にはPKのチャンスを得ると峯勇斗が決め逆転。その後はV三重の反撃を抑えた浦安が2-1で勝ち直近5戦負けなしで13位に順位を上げた。V三重は6試合ぶりの黒星となった。
9日はラインメール青森とHonda FCが「新青森球」で対戦。大雨の中、前半3分に青森は自陣からのロングボールを右サイドで繫ぎ、齋藤来飛が左足で放ったミドルシュートがゴール左隅に吸い込まれ先制。Hondaは21分に左サイドからのクロスボールにファーサイドに鈴木理久がダイビングヘッドで決め同点とすると34分には右サイドからのクロスボールにファーサイドに走り込んだ佐々木俊輝が右足で低く抑えて決め逆転。そして44分には自陣左サイドからのロングパスに右サイドに走り込んだ岡﨑優希が落ち着いて右足を放ち相手GKが弾くもそのままゴールに吸い込まれ3点目。青森は前半シュート2本で追加点はなくHondaが2点リードで折り返す。後半は青森が相手陣内で仕掛ける時間が増えるがHondsの堅い守りの前になかなかシュートまで持っていけないが83分に左CKからのボールに前線に上がっていたGKの廣末陸が頭で合わせ1点差に。その後も相手陣内でチャンスを作ったHonda守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。Hondaは後半4本のシュートを放つもゴールなく試合終了。Hondaが1点差で勝ち3連勝で首位に立った。青森は5試合ぶりの黒星となり順位は7位。
高知ユナイテッドSCとクリアソン新宿が「春野球」で対戦。前半12分に高知は左サイドからボールを繫ぎ樋口叶からのスルーパスに抜け出した小林心が右足で決め先制。その後も優位に進めた高知は前半7本のシュートを放ったが追加点はなし。新宿はシュート2本でゴールなく高知が1-0で折り返す。後半も高知が優位に攻め相手陣内でチャンスを作り前半同様7本のシュートを放つが新宿の守備陣が体を張った守りで追加点を許さず。新宿は3本のCKやカウンターからチャンスを作りシュート2本を放つもゴールなく試合終了。虎の子の1点を守り切った高知が1-0で勝ちホームで連勝。12日の天皇杯J1横浜FC戦に向け弾みをつけた。新宿は連敗で5位に順位を落とした。
レイラック滋賀と鈴鹿ポイントゲッターズは「東近江」で対戦。前半23分に滋賀はPKのチャンスを得ると安羅修雅が決め先制。鈴鹿34分にカウンターから三宅海斗がドリブルで持ち込みシュートを放ち相手GKは弾いたボールを兒玉澪王斗が右足で詰め同点。その後も互いに積極的に仕掛け前半は滋賀が9本、鈴鹿は7本のシュートを放ったが追加点はなく1-1で前半を折り返す。後半は互いに相手陣内でチャンスを作りセットプレーの機会も多くなりシュート4本ずつを放つも互いに守りも堅く終盤までゴールなし。そして終了間際に鈴鹿はPKのチャンスを得ると三宅海斗が決めこれが決勝点をなり鈴鹿の逆転勝利。滋賀は4試合ぶりの黒星となり3位に順位を落とした。
沖縄SVとヴェルスパ大分は「南風原」で対戦。前半は沖縄が相手陣内で仕掛ける時間が多く5本のシュートを放つもゴールなし。V大分はシュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は62分にV大分は自陣からボールを繫ぎ最後は山﨑一帆からのパスに抜け出した酒井信磨が右サイド距離のある位置から右足で決め先制。79分には中野匠が左サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れるとゴール前で酒井信磨が繫いだボールに最後は右サイドから山﨑一帆が右足で決め2点目。沖縄もチャンスを作り3本のシュートを放つもV大分の守備が堅く最後までゴールなく試合終了。V大分が2点差をつけて勝ち8試合ぶりの勝利で高知同様に12日の天皇杯J1北海道コンサドーレ札幌戦に向け弾みをつけた。敗れた沖縄は9敗目となった。
後半戦最初となる次節(第16節)は7月15日(土)に2試合、16日(日)に4試合、17日(月・祝)が開催される。
*試合なし:高知ユナイテッドSC
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