第16節 ミネベアミツミFC vs ヴィアティン三重(2023/7/16)より
第25回日本フットボールリーグの後半戦最初となる第16節が7月15日(土)に2試合、16日(日)に4試合、17日(月・祝)に1試合が開催され、首位のHondaは沖縄相手に5ゴールを決め快勝、4連敗で6試合勝利のないミネベアはV三重に勝ち7試合ぶりの勝利。
*試合なし:高知ユナイテッドSC
15日は、ラインメール青森とクリアソン新宿が「カクスタ」で対戦。終始大雨の中で行われたこの試合、前半は互いに浮き球で相手陣内にボールを入れて行くシーンが多くゴール前ではチャンスを作りシュート数では青森が5本、新宿が6本のシュートを放ち新宿はゴールなし。青森は40分に自陣から浮き球で繫いだボールに最後は船山貴之が出したパスに抜け出した木戸皓貴がドリブルから左足でミドルシュートを決め先制、青森が1-0で折り返す。後半は新宿が47分に中央で繫いだボールから瀬川和樹がやや左サイド距離のある位置から右足で落ち着いて決め同点。後半は新宿がボールの主導権を握る時間が多くシュート数でも相手を上回る(青森2本、新宿5本)が追加点はなく、青森はチャンスを作るがシュートまで持っていけないシーンが多く追加点はなしで試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。これで青森、新宿ともに3試合勝利なし。
ブリオベッカ浦安と東京武蔵野ユナイテッドFCは「柏の葉」で対戦。前半序盤から積極的に仕掛ける浦安は14分に右サイドから伊川拓がクロスを入れるとファーサイドで待ち構えていた峯勇斗が頭で押し込み先制。武蔵野もカウンター等で決定的なチャンスを作り3本のシュートを放つもゴールなく浦安が1-0で折り返す。後半は武蔵野が主導権を握る時間が多く8本のシュートを放つが決定的なシュートがバーにあたり、また浦安守備陣が体を張った守りでゴールを許さず、逆に浦安は86分にカウンターから小泉隆斗がドリブルで駆け上がりやや左サイドからクロスを入れるとファーサイドに走り込んだ村越健太が右足で合わせ追加点。その後は武蔵野の反撃を抑えた浦安が2-0で勝ち連勝で直近6戦負けなし、武蔵野は3連敗となった。
16日は、ミネベアミツミFCとヴィアティン三重が「宮崎市」で対戦。前半は風上のミネベアが37分に左CKからのボールにゴール前で杉田達哉が頭で合わせ先制すると、41分には左サイドで繫いだボールから内山隆弘が前方にパスを出すと抜け出した日野友貴が相手GKを交わしながら決め2点目。前半はチャンスを作ったV三重だったがシュートゼロでゴールなくミネベアが2-0で折り返す。後半は風上のV三重が相手陣内で仕掛ける時間が多くなり82分に左CKからのボールにゴール前ファーサイドで谷奥健四郎が頭で合わせ1点を返す。その後も相手陣内に積極的にボールを入れるV三重だったがミネベア守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。1点差を守ったミネベアが2-1で勝ち7試合ぶりの勝利。V三重は連敗となった。
ソニー仙台FCと鈴鹿ポイントゲッターズは「めぐみB」で対戦。前半は互いにチャンスを作りソニーが5本、鈴鹿が4本のシュートを放つが互いに守りが堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は鈴鹿が58分に自陣から繫いだボールを三宅海斗が右サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前ニアサイドに走り込んだ有馬和希が右足で合わせ先制。鈴鹿はその後も積極的に仕掛け後半は6本のシュートを放つが追加点はなし。ソニーは相手の堅い守りの前に終盤までチャンスを作るもゴールならず。しかし87分に左CKから相手のクリアボールを繫ぎ最後は左サイドから瀬尾純基がクロスを入れるとゴール前ファーサイドで澤田雄大が落としたボールを山田晋平が体を反転させながら右足で決め同点。その後は互いに決定的なシュートがなく試合終了、1-1で勝点1ずつを分けあった。
レイラック滋賀とヴェルスパ大分は「甲賀」で対戦。前半から滋賀が相手陣内で積極的に仕掛け7本のシュートを放つが相手の攻守に阻まれゴールならず。天皇杯から中二日で臨んだV大分は3本のCKのチャンスもあったがゴールには結びつかずゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は54分に滋賀が相手ボールをインターセプトし繫いだボールを一度は相手に取られるが菊島卓が奪い返し自ら右足で決め先制。その後はV大分がボールの主導権を握る時間が続いたが滋賀の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。しかし終了間際の90+6分にV大分は相手のゴール前で相手のクリアボールを繫ぎ最後は左サイドから藤本拓臣が放ったクロスボールにファーサイドで福宮弘乃介が相手と競り合いながら頭で合わせたボールがゴール左隅に吸い込まれ1-1の引き分けに持ち込んだ。
沖縄SVとHonda FCは「南風原」で対戦。前半7分にHondaは岡﨑優希がドリブルで持ち込み横にパスを出すと佐々木俊輝が距離のある位置から右足で決め先制。13分には右サイドから川畑隼人が放ったクロスボールにゴール前ニアサイドに飛び込んだ鈴木雄也が頭で合わせ2点目。37分には左CKからのボールにゴール前相手のクリアボールを川畑隼人が体でワントラップし左足で決め3点目。沖縄もチャンスを作りシュート3本を放ったがHondaの守りが堅くゴールなし。前半はHondaが3点リードで折り返す。ハーフタイムに悪天候で後半開始が遅れたが50分にHondaは相手のバックパスを奪い岡﨑優希がドリブルで持ち込み右足で決め4点目。65分には左サイドからのクロスにゴール前で富田湧也が落としたボールを岡﨑優希が左足で決め5点目。沖縄は後半シュート1本でゴールなく試合終了。Hondaが5点差をつけ勝ち4連勝で首位をキープ。沖縄は連敗となった。
17日は、FCマルヤス岡崎とFCティアモ枚方が「マルヤス龍北」で対戦。猛暑の中、前半は互いに相手陣内でチャンンスを作りマルヤスは5本、枚方は3本のシュートを放つがゴールなし、マルヤスは6本のCKのチャンスを得たがゴールに結びつかず。枚方は決定的なシーンもあったが相手GKの好セーブもありゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半開始早々の47分にマルヤスは自陣から繫いだボールに林雄飛がドリブルから前方にスルーパスを出すと抜け出した前田央樹が右足で右下隅に決め先制。その後は相手陣内で仕掛ける時間が多くなった枚方が80分に井上翔太からのロングボールに前方に抜け出した津村夢人が右足でダイレクトで合わせ同点とする。その後は互いに相手陣内まで攻めるもシュートまで持って行けず。アディショナルタイムに枚方が決定的なシーンを作ったがマルヤスの守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。
次節(第17節)は7月22日(土)に4試合、23日(日)に3試合が開催される。
*試合なし:FCティアモ枚方
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