第17節 ラインメール青森 vs 高知ユナイテッドSC(2023/7/23)より
第25回日本フットボールリーグの後半戦2節目となる第17節が7月22日(土)に4試合、23日(日)に3試合が開催され、Hondaは3位の滋賀に勝ち首位をキープ、青森は高知との接戦を制し4試合ぶりの白星で5位に浮上し、新宿は沖縄との接戦を制し勝点で2位のソニーに並ぶ3位に浮上した。
*試合なし:FCティアモ枚方
22日は東京武蔵野ユナイテッドFCとミネベアミツミFCが「駒沢」で対戦。前半はミネベアが相手陣内で積極的に仕掛け10本のシュートを放つも決定的な場面でポストにあたるなどゴールなし。逆に武蔵野は33分に後藤京介が放った直節FKからのボールに相手GKのこぼれ球を鈴木大河が左足で決め先制、その後は追加なく武蔵野が1-0で折り返す。後半は60分にミネベアがGKからのボールを受けた杉田達哉がドリブルで持ち込み前方にパスを出すと抜けた日野友貴がドリブルで相手を交わしながら左足で決め同点。ミネベアはその後も決定的なチャンスを作るが決め切れず。武蔵野も後半は6本のシュートを放ったがゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。
ヴェルスパ大分とソニー仙台FCは「レゾサA」で対戦。前半はソニーがボールの主導権を握る時間が多く相手陣内で積極的に仕掛け6本のシュートを放つもV大分の堅い守りの前にゴールならず。V大分はシュート2本でゴールなくスコアレスで前半を折り返す。後半は互いに好守の入れ替えの速い展開で進みV大分が5本のシュートを放つがソニーの守備陣が体を張った守りで最後までゴールを許さず。ソニーもチャンスを作り後半4本のシュートを放つもV大分も堅い守りで最後までゴールを許さずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。
Honda FCとレイラック滋賀は「都田」で対戦。前半からボールの主導権はHondaが握る展開で相手陣内まで攻め込むもシュート2本でゴールなし。滋賀は前半シュートゼロでゴールなくスコアレスで前半を折り返す。後半序盤は滋賀が積極的に仕掛けるもHondaの堅い守りの前にゴールなし。Hondaは59分に相手陣内でボールを回しながら最後は岸田悠佑が左足で放ったミドルシュートが相手DFの足にあたってコースが変りゴール右隅に吸い込まれ先制。その後も優位に攻めるHondaだったが滋賀の守備が堅く追加点はなし。終盤に滋賀はCK等からチャンスを作ったがHonda守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。首位と3位の対戦は1-0でHondaが勝ち首位をキープ。敗れた滋賀は6位に順位を落とした。
ヴィアティン三重とFCマルヤス岡崎は「ラピスタ」で対戦。前半から互いに相手陣内でチャンスを作りV三重が5本、マルヤスが4本のシュートを放つもゴールなくスコアレスで折り返す。後半は76分にマルヤスがやや距離のある右サイドからのFKを内田健太が直節決め先制。しかし1分後の77分にV三重は右サイドから田村翔太がクロスボールを入れるとゴール前に走り込んだ大竹将吾が頭で合わせ同点に追いつく。マルヤスは後半2本のシュートに対し8本のシュートを放ち後半終盤まで積極的に仕掛けるが逆転ゴールはなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。
23日はラインメール青森と高知ユナイテッドSCが「新青森球」で対戦。前半26分に青森は左サイドから青木義孝がロングスローでゴール前に入れると木戸皓貴と相手DFとの競り合いからの浮き球に岸田翔平が右足で直節合わせ先制。その後はチャンスが少なく追加点はなし。高知は前半5本のシュートを放ったが青森の守備が堅くゴールなし。前半は青森が1-0で折り返す。後半は好守の切り替えの速い展開から相手陣内で積極的に仕掛け青森が4本、高知が7本のシュートを放つもゴールなし。特に青森は高知のセットプレーのチャンス等からの猛攻に対しGK廣末陸の好セーブや他の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず虎の子の1点を守り切り1-0で勝ち、4試合ぶりの勝利で5位に順位を上げた。高知は2試合ぶりの黒星となった。
鈴鹿ポイントゲッターズとブリオベッカ浦安は「四日市」で対戦。前半17分に浦安は自陣で相手ボールを奪うと小島樹からのパスに抜け出した井上祥太郎が相手を交わしながら右足で決め先制。そのごもチャンスを作り前半は5本のシュートを放ったが追加点はなし。鈴鹿は相手陣内に攻め込みチャンスを作ったがシュート1本でゴールなく浦安が1点リードで折り返す。後半は67分に浦安はGKからのロングボールが風に乗り相手陣内で井上祥太郎が頭で繫いだボールに峯勇斗が右サイドから相手を交わし右足で決め2点目。その後も相手陣内でチャンスを作る浦安だったが3点目はならず。逆に鈴鹿は終盤にチャンスが増え86分には桑原海斗が左サイドからドリブルで持ち込みゴール前でパス、それを受けた三宅海斗が相手を交わしながら左足で決め1点を返すとその後も猛攻を仕掛けるが浦安守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。浦安が1点差で勝ち3連勝で10位に順位を上げた。鈴鹿は4試合ぶりの黒星となった。
クリアソン新宿と沖縄SVは「味フィ西」で対戦。前半は沖縄が新宿陣内で仕掛ける時間が多く6本のシュートを放ち決定的なシーンを作ったが新宿のGK浅沼優瑠の好セーブもありゴールなし。新宿も終盤にチャンスを作り決定機を作ったが沖縄の守備も堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半序盤は沖縄が新宿ゴールを脅かす時間が続くか新宿の守りも堅く、その後は徐々に新宿のチャンスが増え決定的なチャンスを作ったが沖縄のGK花田力の好セーブもありゴールならず。終盤になると新宿が83分に上田康太がドルブルで駆け上がり前線にスルーパスを出すと抜けた齊藤和樹が相手と競り合いながら右足で決め先制。その後は互いにチャンスを作るが互いに体を張った守りでゴールを許さず試合終了。新宿が1-0で勝ち4試合ぶりの勝利で2位のソニーに勝点で並ぶ3位に浮上した。沖縄は3試合連続の完封負けとなった。
次節(第18節)は7月29日(土)に1試合、30日(日)に6試合が開催される。
*試合なし:鈴鹿ポイントゲッターズ
Copyright © JAPAN FOOTBALL LEAGUE. All Rights Reserved.