第19節 FCティアモ枚方 vs 高知ユナイテッドSC(2023/9/2)より
第25回日本フットボールリーグの下記中断明け最初となる第19節が9月2日(土)に4試合、3日(日)に3試合が開催され、首位のHondaは武蔵野相手に勝ち、7連勝とし3位から5位のチームが全て引き分けで2位のソニーは今節試合がなかったことから2位との勝点差を7とした。枚方は天皇杯で旋風を巻き起こした高知相手に逆転で3試合ぶりの勝利となった。
*試合なし:ソニー仙台FC
2日はFCティアモ枚方と高知ユナイテッドSCが「J-G堺メイン」で対戦。前半6分に高知は左サイドでボールを受けた橋本峻輝がボールをキープしながらゴール前にクロスを入れるとファーサイドで小林心が頭で合わせ先制。前半中盤からは枚方がボールの主導権を握る展開となり43分には相手のクリアボールからバジルが頭で落としたボールに左サイドから山口隆希が右足で決め同点。1-1で前半を折り返す。後半は序盤からボールの主導権を握る枚方が64分に阿部隼人が左サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れるとファーサイドに走り込んだ加倉広海が頭で合わせ逆転。その後も優位に攻める枚方は後半4本のシュートを放つも追加点はなし。高知は後半シュート1本でゴールなしでこのまま試合終了。枚方が2-1の逆転勝ちで3試合ぶりの勝利、天皇杯での活躍で注目された高知だったが中断明けは黒星スタートとなった。
FCマルヤス岡崎とラインメール青森は「マルヤス龍北」で対戦。前半はマルヤスが4本のシュートを放ち相手を上回るがゴールなし、青森はシュート2本で決定的なシュートがバーに当たるなどチャンスに決め切れずスコアレスで前半を折り返す。後半も互いに相手陣内にボールを運ぶものの互いのGKの好セーブ等もあり守備が堅くチャンスを作るが決め切れず。後半は暑さの影響もあり運動量が落ち選手交代で流れを変えようとするが最後までゴールが遠くこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。青森は3位のまま、マルヤスは6位に順位を落とした。
東京武蔵野ユナイテッドFCとHonda FCは「味フィ西」で対戦。前半3分にHondaは左サイドで繋いだボールに児玉怜音がゴール前にクロスを入れると松本和樹が頭で合わせ先制。その後もボールの主導権を握るHondaは前半6本のシュートを放つも決定機に決め切れず追加点はなし。武蔵野は前半シュート1本でゴールなくHondaが1点リードで折り返す。後半は武蔵野も攻撃のチャンスが増え2本のCKのチャンス、4本のシュートを放つがHondaの守りが堅くゴールなし。Hondaは後半も優位に攻め5本のシュートを放ったが武蔵野守備陣の体を張った守りの前に追加点なく試合終了。Hondaは前半序盤の1点ながらも全体的には優位に進めて勝ち7連勝で2位のソニーとの勝点を7に広げた。
ヴィアティン三重とクリアソン新宿は「ラピスタ」で対戦。前半4分に新宿は自陣からのロングボールを繋ぎ右サイド距離のある位置から須藤岳晟がクロスを入れるとゴール前で瀬川和樹が相手との競り合いから頭で合わせ先制。しかし前半だけで10本のシュートを放ったV三重は23分に相手のクリアボールを橋本拓門が繋ぎ、受けた田村翔太が右足でミドルシュートを決め同点。その後は追加点なく1-1の同点で折り返す。後半は攻守の切り替えの早い展開から互いにチャンスを作り新宿は5本のシュートを放つがV三重のGK森建太の好セーブもありゴールを許さず。V三重は新宿の倍以上となる11本のシュートを放つが新宿守備陣が体を張った守りでゴールを許さず後半はゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。新宿は4位のまま、V三重は10位に順位を落とした。
3日は鈴鹿ポイントゲッターズとヴェルスパ大分が「三交鈴鹿」で対戦。前半19分にV大分は右サイド距離のある位置から瓜生昂勢が放った直接FKをゴール前で杉山耕二が頭で合わせ先制。その後も前半は4本のシュートを放ち追加点を狙ったV大分だったが決定機に決め切れず。鈴鹿が前半シュート2本でゴールなく前半はV大分が1点リードで折り返す。後半は気温35℃近くの影響もあり互いに運動量も落ちV大分は後半シュート1本でゴールなし。鈴鹿は終盤にかけて積極的に相手陣内でチャンスを作り後半はシュート5本を放つもV大分守備陣の体を張った守りの前にゴールならず試合終了。虎の子の1点を守り切ったV大分が勝ち3試合連続の無失点で連勝。鈴鹿は連敗となった。
ミネベアミツミFCと沖縄SVは「宮崎市」で対戦。前半から積極的に相手陣内で仕掛けるミネベアは4分に相手FPのバックパスから相手GKが蹴り出そうとしたボールを日野友貴が右足で詰め先制すると18分には田中大和が右サイドからドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前で日野友貴が右足で合わせ2点目。沖縄は前半シュート2本でゴールなくミネベアが2-0で折り返す。後半は34℃を越える中で互いに運動量も落ちる中、ミネベアが3本、沖縄が2本のシュートを放つも互いに決定機に決め切れず後半はゴールなく試合終了。ミネベアが2-0で勝ち3試合ぶりの勝利で12位に順位を上げた。沖縄は5連敗となった。
ブリオベッカ浦安とレイラック滋賀は「柏の葉」で対戦。前半11分に滋賀は左サイドから平尾壮がドリブルで持ち込みゴール前にクロスを入れるとゴール前で相手の連続クリアからこぼれたボールを大垣勇樹が右足で決め先制。前半中盤からは浦安が相手陣内で仕掛ける時間が続くか滋賀の守備が堅くゴールなし。前半は滋賀が1点リードで折り返す。後半は序盤から浦安が積極的に仕掛け63分にはやや左サイドから繋いだボールに村越健太がクロスを入れるとゴール前に走りこんだ峯勇斗が頭で合わせ同点に追いつく。その後も積極的に仕掛けるがシュートまで持っていけず追加点はなし。滋賀は後半終盤にチャンスを作るが浦安の守備が堅く後半はゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。浦安は連勝が途切れたが9試合連続負けなし、滋賀は3試合ぶりの勝点ながら共に順位はひとつずつ落とした。
次節(第20節)は9月9日(土)に3試合、10日(日)に4試合が開催される。
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