第20節 沖縄SV vs FCマルヤス岡崎(2023/9/9)より
第25回日本フットボールリーグ第20節が9月9日(土)に3試合、10日(日)に4試合が開催され、沖縄がマルヤス相手に先制されたがすぐに追いつき逆転ならずも6試合ぶりの勝点獲得。首位のHondaは鈴鹿に逆転負けで第5節以来の黒星。首位を追う2位のソニー、3位の青森は共に引き分けで勝点差を1つ縮めた。得点ランキングではミネベアの日野友貴が2ゴールを決め13得点とし2位の選手との差を5得点に広げた。
*試合なし:ヴェルスパ大分
9日は沖縄SVとFCマルヤス岡崎が「タピスタ」で対戦。前半から互いに相手陣内でチャンスを作り沖縄が5本、マルヤスが4本のシュートを放つが相手の攻守もゴールならず前半はスコアレスで折り返す。後半は61分にマルヤスが自陣からボールを繋ぎ武田夏輝が左サイドからクロスを入れるとゴール前に走り込んだ水谷侑暉が右足で合わせ先制すると75分に沖縄は左サイドから大城佑斗がゴール前にクロスを入れ相手のクリアボールを右サイドから松下大祐がゴール前にクロスを入れると伊集院雷が頭で合わせ同点。その後は互いに決定的なチャンスを作るが互いに守備が堅くその後はゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。沖縄は6試合ぶりの勝点獲得、マルヤスは2試合連続の引き分けで直近5試合勝利なし。
Honda FCと鈴鹿ポイントゲッターズは「都田」で対戦。前半10分に鈴鹿は鈴木翔太がドルブルで駆け上がりクロスを入れるとゴールまで三好辰典が右足で合わせ先制、42分には三宅海斗がゴール前をドリブルで相手を交わしながら左足で決め2点目。Hondaは9本のシュートを放つも相手GKの好セーブもありゴールなく鈴鹿が2点リードで折り返す。後半はHondaが48分にゴール前のこぼれ球を児玉怜音が左足で決め1点を返すと56分には右サイドからゴール前こぼれ球を児玉怜音が頭で押し込み同点。85分には中央直接FKからバー返り後の連続攻撃から最後は川畑隼人が右足で決め逆転。しかし鈴鹿はアディショナルタイムに入ると90+2分に右CKからのボールにゴール前で平出涼が頭で合わせ追いつき、2分後には右サイドから繋いだボールを最後は三宅海斗が右サイド角度のないところから左足で決め逆転。その後はHondaの攻撃を抑え試合終了。4ゴールを決めた鈴鹿が4試合ぶりの勝利、Hondaの連勝は7で止まり第5節以来の黒星で今季3敗目となった。
クリアソン新宿と東京武蔵野ユナイテッドFCは「味フィ西」で対戦。武蔵野は前半32分に左ショートコーナーから小林大地がドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れると小口大司が頭で合わせ先制、41分には右サイド直接FKからのボールにゴール前ニアサイドで小口大司が左足で合わせ2点目。新宿はシュート1本でゴールなく前半は武蔵野が2点リードで折り返す。後半は51分に武蔵野がカウンターから繋いだボールに左サイドから一宮憲太がクロスを入れるとゴール前ニアサイドで石原幸治が左足で合わせ3点目。60分には右サイドから小林大地がFKを直接決め4点目。その後は新宿がボールの主導権を握る時間が多く後半は8本のシュートを放った武蔵野守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。武蔵野が今季最多の4ゴールを決め7試合ぶりの勝利、新宿は5試合ぶりの黒星となった。
10日はラインメール青森とFCティアモ枚方が「新青森球」で対戦。前半11本のシュートを放った枚方が40分に右サイドからのパスにゴール前で相手のクリアボールを山口隆希がシュートし相手のこぼれ球を左サイドにいたバジルが左足で詰め先制。青森は前半5本のシュートを放つもゴールなく枚方が1点リードで折り返す。後半は青森が開始早々の46分に相手GKのクリアボールを繋ぎ最後は船山貴之が右足で決め同点に追いつく。青森は後半7本のシュートを放つが決定機に決められず。枚方は後半も二桁のシュート10本を放つが青森守備陣の体を張った守りの前にゴールならずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
レイラック滋賀とミネベアミツミFCは「東近江」で対戦。前半は雨が降る中、互いに相手陣内にボールを入れ滋賀がシュート3本、ミネベアが1本のシュートでゴールなくスコアレスで折り返す。後半は49分にミネベアは右サイドからのパスに高原大和がつないだボールをゴール前に抜け出した日野友貴が右足で決め先制すると滋賀は52分に榎本大輝が左サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前に走り込んだ海口彦太が右足で右隅に流し込み同点。ミネベアは61分に右CKから繋いだボールを日野友貴がシュートし相手GKのこぼれ球を自らが右足で詰め再びリード。しかし64分にミネベアは退場者を出すと数的優位に立った滋賀は78分に左CKからのボールにゴール前の混戦から出たこぼれ球を和田凌がスライディングから右足で詰め再び追いつく。その後は互いにカウンターから決定的なチャンスを作るが決め切れず試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。滋賀は7位、ミネベアは14位に順位を落とした。
高知ユナイテッドSCとヴィアティン三重は「春野陸」で対戦。前半は互いに相手陣内にボールを入れチャンスを作るもののシュート数は少なく高知が2本、V三重が1本を放つもゴールなくスコアレスで折り返す。後半は高知が57分に小林心がドリブルで駆け上がり相手陣内のペナルティエリア内で倒されPKのチャンスを得るとこれを自ら右足で左隅に決め先制。後半は互いに相手陣内で仕掛けるシーンが多くなり4本ずつのシュートを放つも互いの守備陣が体を張った守りでゴールを許さずその後は互いにゴールなく試合終了。11位の高知が虎の子の1点を守りきって勝ち2試合ぶりの勝利、敗れた10位のV三重は6試合勝利なく両チームの順位が入れ替わった。
ソニー仙台FCとブリオベッカ浦安は「角田」で対戦。前半ボールの主導権を握るソニーが6本のシュートを放つ展開で19分に左サイドからのクロスにゴール前距離の離れた位置から後藤裕二が右足でミドルシュートを決め先制すると24分には信太英駿が放ったシュートのポスト返りを右サイドから鈴木啓太郎が右足で詰め2点目。浦安は前半5本のシュートを放ったが決めることができずソニーが2-0で折り返す。後半は浦安のチャンスが多くなり48分には小泉隆斗が左サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前で相手のこぼれ玉を走り込んだ伊川拓が右足で決め1点を返すと70分には左サイドから藤森隆汰がクロスを入れると西袋裕太がゴール前に頭から飛び込んで決め同点。その後はソニーが相手陣内に仕掛けるシーンが多くなるが決定的なシュートは少なくこのまま試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。2位のソニーは首位Hondaとの勝点差を1縮め、浦安はこれで10試合負けなしとなった。
次節(第21節)は9月16日(土)に3試合、17日(日)に4試合が開催される。
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