第21節 ヴィアティン三重 vs ラインメール青森(2023/9/17)より
第25回日本フットボールリーグ第21節が9月16日(土)に3試合、17日(日)に4試合が開催され、首位のHondaはV大分に逆転勝ちで2位との勝点差を8に広げた。沖縄は枚方相手に勝ち第9節以来の勝利。V三重は青森相手にアディショナルタイムに2ゴールを決め逆転で勝ち7試合ぶりの勝利。得点ランキングではミネベアの日野友貴が1ゴールを決め14得点とし2位の選手との差を6得点に広げた。
*試合なし:ブリオベッカ浦安
16日は鈴鹿ポイントゲッターズとクリアソン新宿が「三交鈴鹿」で対戦。前半は互いに相手陣内でチャンスを作り鈴鹿が3本、新宿が7本のシュートを放つが決めることが出来ずスコアレスで折り返す。後半は60分に鈴鹿が自陣から小野寺亮太が出したパスに前方に抜け出した三宅海斗が相手と競り合いながらドリブルで持ち込み右足で決め先制。しかし新宿は67分に右ショートコーナーからボールを繫ぎ最後は左サイドから齊藤和樹が出した横パスに池谷友喜が右足で決め同点に追いつくと終了間際の90+5分に新宿は相手陣内で奪ったボールを繫ぎ中山雄登が左サイドにパスを出すと走り込んだ池谷友喜が右足で決め逆転。直後に終了のホイッスルが鳴り新宿が4試合ぶりの勝利で3位に浮上、敗れた鈴鹿は13位に順位を下げた。
FCマルヤス岡崎とレイラック滋賀は「マルヤス龍北」で対戦。前半10分に滋賀は中央距離のある位置でFKのチャンスを得ると面矢行斗が放ったボールが左ポストにあたってゴールに吸い込まれ先制。19分には自陣で相手ボールを奪い海口彦太が前方にパスを出すと抜け出した榎本大輝が相手と競り合いながらドリブルで持ち込み左足で決め2点目。マルヤスは42分に岡部拓実が右サイドから中央にパスを出すと距離のある位置から林雄飛が左足で低く抑えたミドルシュートが右隅に決まり1点を返す。その後はゴールなく前半は滋賀が1点リードで折り返す。後半は61分にマルヤスが右サイドでボールを繫ぎ塩谷仁がゴール前にパスを出すと二アサイドに走りこんだ原耕太郎が右足でゴール左隅に決め追いつく。しかし滋賀は71分に相手陣内でボールを奪いカウンターから榎本大輝が左サイドをドリブルで駆け上がりゴール前でも相手をかわしながら左足で決め再びリード。その後はマルヤスの反撃を抑えた滋賀が1点差を守り切って7試合ぶりの勝利で5位に。3試合ぶりに敗れたマルヤスはこれで6試合勝利なしで8位に順位を下げた。
ミネベアミツミFCとソニー仙台FCは「延岡西階」で対戦。前半28分にミネベアは自陣GKからのボールにゴール前競り合いからこぼれ球を抜けた日野友貴が右足で決め先制するとソニーは32分に相手陣内でボールを繫ぎ左サイドに展開すると松本拓海がドリブルで持ち込み角度のない所から左足で放ったシュートがゴール左上隅に決まり同点。その後は互いにチャンスを作るがゴールなく1-1で折り返す。後半はややソニーがボールの主導権を握る時間が長く9本のシュートを放つもミネベアの体を張った守りの前にゴールならず。ミネベアも後半は6本のシュートを放ったがソニーの守りが堅くこちらも後半はゴールなしで試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分けあった。ソニーは2位をキープ、ミネベアは12位に順位を上げた。
17日はヴェルスパ大分とHonda FCが「日田」で対戦。前半9分にV大分は右サイドからのスローインを受けた中井崇仁が左足で放ったミドルシュートがゴール左下隅に決まり先制。20分にはHondaが右サイド直接FKからのボールを繫ぎ最後は左からのクロスに右サイドに飛び込んだ川浪龍平が頭で合わせ同点。その後は互いにチャンスを作るが決定的なシュートは放てず1-1の同点で折り返す。後半はHondaが49分に右からのクロスにゴール前で岡﨑優希がシュートを放ち右ポストの跳ね返りを弓場堅真が右足で詰め逆転すると51分には鈴木雄也がシュートを放ちゴール前相手GKのクリアボールを拾いパスを出すと川浪龍平が右足で詰め3点目。しかしV大分は57分にPKのチャンスを得ると中井崇が右足で決め1点差にする。後半はV大分が2本、Hondaが9本のシュートを放つが追加点はなく試合終了。Hondaが1点差の勝利で2位との勝点差を8に広げた。V大分は3連勝ならず7試合ぶりの黒星となった。
FCティアモ枚方と沖縄SVは「たまりく」で対戦。前半は互いに相手陣内までボールを運ぶもののシュート数は枚方1本、沖縄2本と少なくゴールなし。スコアレスで前半を折り返す。後半は50分に沖縄が右サイド自陣で相手ボールを奪うと伊集院雷がボールをキープしながら前線に運び大城佑斗がクロスを入れるとゴール前に飛び込んだ山田雄太が頭で合わせ先制。後半は互いに相手陣内でのチャンスが多くなり枚方が4本、沖縄が5本のシュートを放つも互いの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。虎の子の1点を守り切り第9節以来の勝利となった。枚方は7試合ぶりの黒星。
東京武蔵野ユナイテッドFCと高知ユナイテッドSCは「武蔵野」で対戦。前半3本のシュートでゴールのなかった武蔵野に対し高知は4本のシュートを放ち44分には右サイド自陣で吉田知樹が相手ボールをカットしドリブルで持ち込みクロスを入れると逆サイドから走り込んだ樋口叶が右足でミドルシュートを放つとゴール左下隅に決まり先制。高知が1点リードで折り返す。後半は武蔵野が7本のシュートを放つも高知の守りが堅くゴールなし。逆に高知は5本のシュートを放ち83分には橋本峻輝が左サイドからドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れるとニアサイドで東家聡樹が左足で合わせ追加点。その後は高知が武蔵野の反撃を抑え試合終了。高知が連勝で6位に浮上、敗れた武蔵野は14位に順位を下げた。
ヴィアティン三重とラインメール青森は「ラピスタ」で対戦。前半26分に青森は右サイドで吉田将也がボール奪いスルーパスを出すとゴール前右サイドに抜けだした木戸皓貴が右足で決め先制。青森は前半6本のシュートを放ったが追加点はなし。V三重もチャンスを作り5本のシュートを放ったが青森の守りが堅くゴールなしで前半は青森が1点リードで折り返す。後半はV三重が相手陣内で仕掛ける時間が多くなるが青森の守備陣が安定した守りで決定的なシュートを打たせず終盤へ。V三重は85分に身長190cmの石井大生を投入すると90+1分に右CKからのボールにゴール前距離のある位置で相手との競り合いから石井大生が頭で決め同点とすると1分後には自陣から繫いだボールに右サイドからのクロスボールにゴール前でボールを受けた石井大生が相手と競り合い体勢を崩しながら左足で決め逆転。青森は後半シュート1本でゴールなく試合終了。V三重が2-1の逆転で勝ち7試合ぶりの勝利。青森は6試合ぶりの黒星となった。
次節(第22節)は9月23日(土・祝)に4試合、24日(日)に2試合、25日(月)に1試合が開催される。
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