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第25回JFL 第23節「東京武蔵野ユナイテッドFCが第8節以来となるホームでの勝利!」


第23節 東京武蔵野ユナイテッドFC vs FCティアモ枚方(2023/10/1)より

 第25回日本フットボールリーグ第23節が9月30日(土)に2試合、10月1日(日)に5試合が開催され、首位のHondaは浦安相手に敗れ、2位のソニーが新宿相手に勝ち勝点差を7に縮めた。3位の青森は沖縄に勝ち2位とは勝点差なしの3位をキープし、連勝の浦安が4位に浮上した。武蔵野は枚方に勝ち第8節以来となるホームでの勝利(今季ホーム3勝目)となった。得点王争いはミネベアの日野友貴が今節も2ゴールを決め17得点とし2位の選手との差を倍以上の9得点に広げた。
 *試合なし:ヴィアティン三重

 9月30日はHonda FCブリオベッカ浦安が「都田」で対戦。前半風上の浦安が相手陣内で攻める時間が多く34分に左サイドの混戦から小島樹がクロスを入れるとゴール前で林容平がキープし繫いだボールを右サイドから走りこんだ伊川拓が右足でゴール左下隅に決め先制。Hondaは前半シュートゼロでゴールなく浦安が1点リードで折り返す。後半は55分に浦安が自陣からのロングボールを左サイドで繫ぎ、小泉隆斗がクロスを入れるとゴール前に飛び込んだ伊藤純也が頭で合わせ2点目。Hondaは60分に右サイドからのクロスにゴール前逆サイドで佐々木俊輝が折り返したボールを富田湧也が右足で詰め1点を返す。その後は互いにチャンスを作るが決めることが出来ずこのまま試合終了。浦安が1点のリードを守り切って連勝、首位のHondaは3試合ぶりの黒星となった。

 クリアソン新宿とソニー仙台FCは「味フィ西」で対戦。前半は互いに好守の入れ替えが早い展開で相手陣内では決定的なチャンスを作り新宿が5本、ソニーが6本のシュートを放つが互いの守備陣の好守に阻まれゴールならず前半はスコアレスで折り返す。後半は風上の新宿が相手陣内でチャンスを多く作る時間が多く8本のシュートを放つもソニーの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。そして試合終了間際の90+5分にソニーは左サイドのスローインからボールを繫ぎ後藤裕二がドリブルでゴール前に持ち込み横パスを出すと秋元佑太が落ち着いて右足で決めこれが決勝点となりソニーが4試合ぶりの勝利でHondaとの勝点を7差に縮めた。新宿は2試合連続で0-1の黒星となった。

 10月1日はラインメール青森と沖縄SVが「新青森球」で対戦。前半は青森がボールの主導権を握る時間が多く6本のシュートを放つがゴールなし。沖縄も3本のシュートを放つも決定機に決め切れずスコアレスで前半を折り返す。後半は青森が48分に右サイドから吉田将也がクロスを入れるとゴール前で青木義孝が頭で合わせたボールが左下隅に決まり先制。その後も追加点を狙って攻める青森は後半も6本のシュートを放ったが追加点はなし。沖縄は青森の堅い守りの前に後半シュート1本でゴールなく試合終了。青森が1-0で勝ち連勝で2位とは勝点差なしの3位をキープ。沖縄は3試合ぶりの黒星となった。

 東京武蔵野ユナイテッドFCとFCティアモ枚方は「味スタAGF」で対戦。前半は互いに好守の入れ替えが早い展開で相手陣内では決定的なチャンスを作り武蔵野が5本、枚方が4本のシュートを放つが互いの守備が堅く好守にも阻まれゴールならず前半はスコアレスで折り返す。後半は武蔵野が68分にPKのチャンスを得るとこれを小林大地が決め先制。81分には自陣からのロングボールを前方で受けた石原幸治が右サイドからクロスを入れるとファーサイドに走り込んだ小口大司が右足で詰め2点目。枚方は後半チャンスが少なくシュート2本でゴールなし。武蔵野が2-0で勝ち3試合ぶりの勝利、枚方は3連敗となった。

 ヴェルスパ大分とミネベアミツミFCは「日田」で対戦。前半3分にミネベアは右サイドでボールを繫ぎ田中大和からのパスを中央距離のある位置で受けた日野友貴が左足で放ったシュートが右下隅に決まり先制。30分にV大分は自陣からのロングボールを右サイドで受けた松木駿之介がクロスを入れるとゴール前に走り込んだ中井崇仁が左足で合わせ同点とすると42分には自陣からボールを繫ぎ松木駿之介が右サイドからクロスを入れゴール前で相手FPのクリアボールを瓜生昴勢が右足で詰め逆転し、45+1分には左CKからゴール前競り合いからのこぼれ球を松木駿之介が右足で詰め追加点。V大分が3-1で折り返す。後半は54分にミネベアが左CKからのボールをゴール前で大川智己が頭で合わせ1点差とするが56分にV大分が自陣からのロングボールを右サイドで受けた松木駿之介がドリブルで持ち込み中央にパスを入れるとゴール前距離のある位置から藪内健人が右足で決め4点目。71分にミネベアは右サイドで繫いだボールからゴール前やや右サイドから日野友貴が右足で決め1点差に。そして80分にミネベアは自陣からのロングボールに抜け出した當瀬泰祐がシュートを放ち相手GKのクリアボールを内山隆弘が右足で決め同点に追いつくと88分には相手ゴール前での競り合いから大脇瑞城が出したパスにやや右サイドから當瀬泰祐が右足で決め逆転。しかしV大分は90+3分に右CKから相手のクリアボールを繫ぎ右サイドから瓜生昴勢がクロスを入れると杉山耕二が頭で合わせ5-5の同点に。その後は追加点なく試合終了、5-5の引き分けで勝点1ずつを分けあった。

 鈴鹿ポイントゲッターズとFCマルヤス岡崎は「AGF鈴鹿」で対戦。前半は互いに相手陣内にボールを運ぶものの相手陣内では決定的なチャンスが少なく鈴鹿が2本、マルヤスが3本のシュートを放つがゴールならず前半はスコアレスで折り返す。後半は鈴鹿が61分にPKのチャンスを得るとこれを三宅海斗が決め先制。マルヤスは82分、90+1分に退場者を出すと数的優位に立った鈴鹿が90+3分に相手陣内で奪ったボールに藤山恭輔が前方にパスを出すと抜け出した三好辰典が右足で決め2点目。90+5分にはカウンターから藤山恭輔がドリブルで持ち込み左サイドにパスを出すと小野寺亮太がドリブルから右足でダメ押しとなる3点目。マルヤスは後半シュート2本でゴールなし。鈴鹿が3-0で勝ち連勝、敗れたマルヤスはこれで8試合勝利なし。

 高知ユナイテッドSCとレイラック滋賀は「宿毛陸」で対戦。前半24分に高知は右サイド相手陣内右で西村勇太が相手ボールをカットし前線にパスを出すと抜け出した小林心がゴール前で相手を交わしながら右足で決め先制。滋賀は前半シュートチャンスが少なかったが終了間際に左サイドスローインからゴール前で平井駿助が頭で繫いだボールを井出敬大が頭で決め同点。1-1で前半を折り返す。後半は互いに相手陣内にボールを運ぶものの互いに守りも堅くシュート数では高知が2本、滋賀が3本でゴールなく試合終了。1-1で勝点1ずつを分けあった。

 次節(第24節)は10月7日(土)に3試合、10月8日(日)に4試合が開催される。