第24節 ソニー仙台FC vs Honda FC(2023/10/7)より
第25回日本フットボールリーグ第24節が10月7日(土)に3試合、10月8日(日)に4試合が開催され、首位のHondaと2位のソニーの直節対決はソニーが2-1で勝ち首位との勝点差を4に縮めた。J3入会を目指す5位の新宿と6位の滋賀の対決は滋賀が新宿に2-0で勝利、J3入会を目指すV三重、V大分、高知の3チームは敗れ2位との勝点差が9に広がった。
*試合なし:ラインメール青森
7日はFCマルヤス岡崎と東京武蔵野ユナイテッドFCが「マルヤス龍北」で対戦。前半風下のマルヤスは開始早々に相手陣内でボールを繫ぎ最後は藤島樹騎也がゴール前で相手を交わしながら右足で決め先制。武蔵野は45分に右サイド直節FKからのボールにゴール前でワンバウンドしたボールを小口大司が頭で詰め同点。1-1で前半を折り返す。後半はマルヤスが72分に原耕太郎からのスルーパスにゴール前で水谷侑暉が繫いだボールをンダウターラが左足で決め再びリード。武蔵野も相手陣内でチャンスを作り前半と同じく4本のシュートを放ったが滋賀の守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。滋賀が2-0で勝ち3試合ぶりの勝利。武蔵野は連勝ならず2試合ぶりの黒星となった。
ソニー仙台FCとHonda FCは「ユアスタ」で対戦。前半は終盤まで相手陣内でチャンスを作るがシュートまで持っていけない時間が続く。そして42分にソニーは相手陣内で伊藤綾汰が相手GKのパスをカットし前方にスルーパスを出すと抜け出した上野瑶介が右足で決め先制。Hondaは前半シュートゼロでゴールなくソニーが1-0で折り返す。後半はHondaが55分に佐々木俊輝が左サイドからクロスを入れるとゴール前二アサイドに飛び込んだ児玉怜音が頭で合わせ同点。その後は互いにチャンスを作るが決め切れず。そして終盤の88分にソニーは自陣から繫いだボールに最後は瀬尾純基からの横パスに左サイドから平田健人が右足で決め再びリード。その後はHondaの猛攻をソニーの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。2-1でソニーが勝ち首位との勝点差を4に縮めた。Hondaは今季初の連敗となった。
レイラック滋賀とクリアソン新宿は「東近江」で対戦。滋賀は前半34分にカウンターからボールを繫ぎ平尾壮が左サイドからドリブルで持ち込み右足でシュートし右ポストの跳ね返りを田部井悠が右足で詰め先制。新宿は前半滋賀の2本を上回る7本のシュートを放つも滋賀の堅い守りの前にゴールならず、滋賀が1-0で折り返す。後半は優位に攻め8本のシュートを放った滋賀が52分にゴール前で相手ボールをカットし繫いだボールに榎本大輝が左足で右隅に決め2点目。新宿は後半シュート2本と少なく滋賀の守備陣の体を張った守りの前にゴールなく試合終了。J3入会を目指す5位と6位の対決は6位の滋賀が2-0で勝ち順位が入れ替わった。新宿は3試合連続ゴールなく3連敗となった。
8日はミネベアミツミFCと鈴鹿ポイントゲッターズが「宮崎市」で対戦。雨が降りしきる中でピッチにも水たまりがたまりボールの転がりが悪い中で互いに相手陣内ロングボールを入れチャンスを作るがチャンスは少なくミネベアが3本、鈴鹿が2本のシュートを放つもゴールなくスコアレスで折り返す。後半は67分に鈴鹿がゴール前相手のクリアボールに鈴木翔太がクロスを入れるとゴール前相手GKのこぼれ球を相手FPにあたりそのままゴールに吸い込まれ相手のオウンゴールで鈴鹿が先制。後半は鈴鹿が1本のシュートに対しミネベアは4本のシュートを放つが決定機に決め切れずこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切った鈴鹿が勝ち3連勝。敗れたミネベアは5試合勝利なし。
FCティアモ枚方とヴィアティン三重は「たまりく」で対戦。前半開始早々の小雨から徐々に雨風が強くなる中で全体的にやや風上のV三重がボールの主導権を握る時間が長く6本のシュートを放つが枚方の攻守に阻まれゴールなし。枚方もチャンスを作り3本のシュートを放つもV三重の守りが堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は51分にV三重が中央距離のある位置で安西海斗が放ったFKのボールをゴール前で野垣内俊が頭で合わせ先制。中盤以降は枚方がボールの主導権を握る時間が多くなり88分に左サイドから繋いだボールに加倉広海がクロスを入れ、芝本蓮がシュートしゴール前に走り込んだ山口隆希が右足で左下隅に決め同点とすると90+1分にはカウンターから加倉広海がゴール前で横パスを出すと中央でバジルが左足で決め逆転。その後はV三重の反撃を抑えた枚方が2-1の逆転で5試合ぶりの勝利。V三重は3試合ぶりの黒星となった。
ブリオベッカ浦安とヴェルスパ大分は「東総」で対戦。前半9分に浦安は左サイド相手のクリアボールをゴールラインギリギリの位置から小泉隆斗がクロスを入れるとゴール前ニアサイドに詰めた村越健太が右足できめ先制。44分にはロングボールから右サイドを藤森隆汰がドリブルで駆け上がりクロスを入れるとファーサイドに走り込んだ西袋裕太が左足で合わせ2点目。V大分は前半チャンスが少なくシュート2本でゴールなく浦安が2-0で折り返す。後半ボールの主導権は浦安が多く5本のシュートを放つが決めきれず。V大分は2本のシュートを放つも浦安の守備陣の堅守の前に最後までゴールが遠くこのまま試合終了。浦安が2-0で勝ち3連勝で13試合負けなし。敗れたV大分は4試合勝利なし。
沖縄SVと高知ユナイテッドSCは「タピスタ」で対戦。前半は互いに相手陣内にボールを運んでチャンスを作り高知は4本のCKのチャンスを生かせずシュート3本でゴールなし。沖縄はシュート2本でゴールなく、前半はスコアレスで折り返す。後半は高知がボールの主導権を握る時間が多く決定的なチャンスを作り6本のシュートを放つが沖縄の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。そして90+1分に沖縄はカウンターから伊集院雷が左サイドをドリブルで駆け上がりゴール前で飯島翼が繋いだボールを大城佑斗が落ち着いて右足で決めゴール。その後は高知の反撃を抑えた沖縄が1-0で勝ち2試合ぶりの勝利で14位との勝点差を8に縮めた。敗れた高知は5試合ぶりの黒星となった。
次週は国体週間でリーグ戦は休み。次節(第25節)は10月21日(土)に3試合、10月22日(日)に4試合が開催される。
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