第2節 いわてグルージャ盛岡 vs レイラック滋賀(2025/3/16)より
第27回日本フットボールリーグ第2節が3月15日(土)に2試合、16日(日)に6試合が開催され、前節 勝利チーム同士の対戦は青森が4ゴールを決め沖縄に勝ち唯一の連勝で首位に浮上、J3から入会の2チームは共に勝ち岩手はJFLで初勝利となった。その他では浦安市川、鈴鹿、V三重が今季初勝利。マルヤス、武蔵野、飛鳥の3チームが連敗となった。
15日はHonda FCとヴェルスパ大分が「都田」で対戦。時折雨が降る中で行われたこの試合、Hondaが相手陣内で優位に攻める時間が多くCK6本のチャンスがあり4本のシュートを放ったが相手の攻守にも阻まれゴールならず。V大分もチャンスを作り3本のシュートを放ったが決定機に決めきれずゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半もHonda優位は変わらず6本のシュートを放つがV大分守備陣の体を張った守りの前に最後までゴールが遠く。V大分は後半チャンスが少なくシュートゼロでゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。Hondaはこれで2試合連続スコアレスドロー、V大分は連勝ならずも勝点1を確保した。
FCマルヤス岡崎とY.S.C.C.横浜は「マルヤス龍北」で対戦。前半は風上のマルヤスが優位に攻める時間が多くセットプレーのチャンスも多く作ったがシュート2本でゴールなし。YSCCは前半、守りに費やす時間が多くシュートゼロでゴールなく前半はスコアレスで折り返す。雨が強くなってきた後半はYSCCの攻撃のチャンスが増え59分に左サイドから平野元希がクロスを入れるとゴール前の競り合いには当たらずゴール右サイドに流れたボールを浜下瑛が折り返しゴール左サイドにいた萱沼優聖が右足で詰め先制。その後も追加点を狙ったが決定機に決めきれず。マルヤスは後半シュート2本でゴールなく試合終了。YSCCが虎の子の1点を守りきり2013年以来となるJFLの舞台で今季初勝利。マルヤスは2試合連続ゴールなしで連敗となった。
16日はいわてグルージャ盛岡とレイラック滋賀が「いわスタB」で対戦。朝からの降雪の中、ホームチーム運営スタッフの必死の除雪作業により開催ができたこの試合。序盤は滋賀が相手陣内に攻める時間が多く前半は5本のシュートを放つが岩手の守りが堅くゴールなし。逆に岩手は34分に右サイドから小松寛太がクロスを入れるとゴール前ファーサイドで深堀隼平が頭で合わせ先制すると40分には左CKからのボールにゴール前での競り合いから出たボールを西大伍が右足で決め2点目。前半は岩手が2-0で折り返す。後半は滋賀が62分に左サイドの距離のある位置から中村健人右足で放ったFKが直接ゴールファーサイドに吸い込まれ1点を返す。その後も滋賀が優位な時間が続くものの岩手守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。岩手は後半シュートゼロでゴールなし。岩手が1点のリードを守り切り2-1でJFL初勝利。滋賀は昨年と同じく2節目で初黒星となった。
ブリオベッカ浦安・市川とクリアソン新宿は「柏の葉」で対戦。前半11分に浦安市川は左CKからのボールにゴール前ニアサイドにいた上松瑛が頭で合わせたボールがゴール右奥に吸い込まれ先制。浦安市川は前半シュート3本を放つも追加点はなし。新宿は前半シュートゼロでゴールなく前半は浦安市川が1-0で折り返す。後半は新宿が優位に攻める時間が多く6本のシュートを放つが浦安市川の攻守に阻まれゴールが遠く。浦安市川も後半はシュート3本を放つが追加点なくこのまま試合終了。浦安市川が1点のリードを守り切り今季初勝利。新宿は連勝ならず今季初黒星となった。
沖縄SVとラインメール青森は「沖縄読谷」で対戦。青森は前半26分に右サイドからベッサがシュートを放ち相手GKのこぼれ球に有田光希が相手との競り合いから左足で決め先制。沖縄は前半3本のシュートを放つがゴールなく前半は青森が1点リードで折り返す。後半は51分にPKのチャンスを得るとベッサが右足でゴール右下隅に決め2点目。56分には相手のパスをカットしたベッサが自らドリブルで持ち込み右足でループシュートを決め3点目。79分にはPKのチャンスを得ると岡健太が右足でゴール右下隅に決め4点目。沖縄は後半は相手を上回る6本のシュートを放つが決定機に決めきれずゴールなし。青森が4点差をつけ開幕から唯一の連勝で首位に浮上。沖縄は連勝ならず今季初黒星となった。
アトレチコ鈴鹿と横河武蔵野FCは「三交鈴鹿」で対戦。前半は互いに相手陣内で仕掛ける時間がありシュート2本ずつを放つが互いに守備が堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は鈴鹿が71分に右CKからのボールにゴール前ニアサイドで田中直基が頭で押込み先制。その後も追加点を狙った鈴鹿は後半4本のシュートを放つがゴールなし。武蔵野は後半3本のシュートを放つが鈴鹿の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。前節4失点の鈴鹿が今節はしっかり守備を立て直し虎の子の1点を守り切り今季初勝利。武蔵野は2試合連続0-1で敗れた。
ミネベアミツミFCとFCティアモ枚方は「宮崎県」で対戦。枚方は前半9分に右サイドスローインからのボールをつなぎ最後は平山駿が距離のある位置から右足でゴール左下隅に決め先制。枚方の前半のシュートはこの1本のみ。ミネベアは17分に自陣からボールをつなぎ相手のこぼれ球にハーフウェーライン付近から樋口堅大がドリブルで持ち込み最後は相手守備を交わし右足でゴール右下隅に決め同点。その後も追加点を狙って前半は6本のシュートを放ったミネベアだったが決定機に決めきれず1-1で前半を折り返す。後半も優位に攻めるミネベアは4本のシュートを放つが枚方守備陣の攻守に阻まれゴールなし。枚方は後半シュート1本でゴールなく後半は互いにゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。ミネベアは今季初の勝点。枚方は連勝ならず。
飛鳥FCとヴィアティン三重は「奈良橿原」で対戦。試合前から雨が降りしきる中、前半は互いに相手陣内で積極的に仕掛け3本ずつのシュートを放つが互いに守りも堅く前半はスコアレスで折り返す。後半はV三重優位の展開で進み78分には自陣右サイドの直接FKからゴール前でつなぎ青戸翔が右足でシュートを放ち混戦からのこぼれ球を最後は荒川永遠が右足で決め先制。その後も追加点を狙って後半はシュート5本を放ったが追加点はなし。飛鳥はシュート3本を放つが決定機に決めきれずこのまま試合終了。V三重が1点差で逃げ切り今季初勝利。飛鳥は連敗となった。
次節(第3節)は3月22日(土)に3試合、23日(日)に5試合が開催される。
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