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第27回JFL 第3節「ヴェルスパ大分が今季2勝目、勝点で首位に並び単独2位へ!」


第3節 ヴェルスパ大分 vs FCマルヤス岡崎(2025/3/23)より

 第27回日本フットボールリーグ第3節が3月22日(土)に3試合、23日(日)に5試合が開催され、唯一の連勝だった青森が浦安市川と引き分け全勝のチームがなくなり、V大分、岩手、V三重の3チームが勝ち2勝1分けとなり勝点で首位の青森に並んだ。Hondaは今季初ゴールを含む4ゴールを決め今季初勝利。マルヤス、武蔵野、飛鳥の3チームが3連敗となった。

 22日はY.S.C.C.横浜とクリアソン新宿が「ニッパツ」で対戦。開始早々の2分に新宿は右サイドからボールをつなぎ最後はゴール前距離のある位置から相手のクリアボールを島田譲が左足でゴール右下隅に決め先制。その1分後にYSCCは退場者を出して10人での戦いに。数的優位となった新宿は追加点を狙って前半は9本のシュートを放つが前半は1点のみ。YSCCもカウンター等から4本のシュートを放つがゴールなく前半は新宿が1点リードで折り返す。後半はYSCCが風上となりチャンスも増え5本のシュートを放つが新宿の守りが堅くゴールなし。逆に新宿は後半も9本のシュートを放ち79分には前澤甲気が相手ボールをインターセプトし中山仁斗がつないだボールを前澤甲気が相手を交わしながら左足で決め追加点。その後は相手の反撃を抑え2点差をつけ勝利、2勝1敗で白星先行となった。敗れたYSCCは1勝1分1敗となった。

 ブリオベッカ浦安・市川とラインメール青森は「D1秋津」で対戦。前半は風上の浦安市川が序盤から相手陣内で攻め込む時間が多い物のシュート3本でゴールなし。前半は風下でありながらも唯一の連勝である青森が5本のシュートを放つも浦安市川の堅い守りの前にゴールならず前半はスコアレスで折り返す。後半は風上の青森が相手陣内で攻める時間が多くなりCK3本のチャンスがあり、シュートを4本放つが決定的に決め切れず。後半は風下の浦安市川もカウンター等からチャンスを作り2本のシュートを放ったが最後までゴールなしで試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分けあった。青森は3連勝ならず。浦安市川は1勝1分1敗となった。

 沖縄SVとアトレチコ鈴鹿は「タピスタ」で対戦。前半は風上の鈴鹿だったが相手陣内にボールを運ぶもののシュートまで持って行けずゴールなし。逆に沖縄は11分に冨久田和真のスルーパスに抜け出した高塩隼生が落ち着いて右足で決め先制。前半はシュート6本を放ち追加点はなかったが沖縄が1-0で折り返す。後半は風上の沖縄が8本のシュートを放ち69分には右CKからゴール前でボールを細かくつなぎ最後は距離のある位置から小川嵩翔が右足で豪快なミドルシュートを右足でゴール左隅に決め2点目。鈴鹿は88分に右サイドでつないだボールから藤田雄士がクロスを入れるとゴール前ファーサイドで小野寺亮太が頭で合わせ1点を返す。その後が互いにチャンスを作るがゴールなく試合終了。沖縄が2-1で勝ち白星先行、鈴鹿は2敗目となった。

 23日はFCティアモ枚方とHonda FCが「たまりく」で対戦。前半風上のHondaは11分に左サイドからのクロスボールにゴール前で児玉怜音がつなぎ岡﨑優希が放ったシュートのこぼれ球を児玉怜音が左足で決め先制。17分には左サイドからのクロスにファーサイドで児玉怜音が頭でつないだボールに知花康士朗が距離のある位置から右足で放ったシュートが相手GKの伸ばした手の上を越えゴールに吸い込まれ2点目。28分には左サイドで相手ボールを奪い佐々木俊輝ゴール前にクロスを入れるとニアサイドに飛び込んだ岡﨑優希が頭で押込み3点目。41分には右サイドからクロスを入れ逆サイドから折り返し児玉怜音が頭で折り返したボールを斉藤涼優が右足で押し込み4点目。枚方は前半シュート2本でゴールなくHondaが4点リードで折り返す。後半は58分に枚方が左サイドからクロスを入れるとゴール前距離のある位置で若谷拓海が左足で決め1点を返すと76分には右CKからのボールにゴール前相手のクリアボールを上元直樹が頭で決め2点目。その後はチャンスを作るがゴールなし。Hondaは後半6本のシュートを放つが決定機に決めきれずゴールなしで試合終了。Hondaが2点差で勝ち今季初勝利。枚方は今季初黒星。

 レイラック滋賀と飛鳥FCは「HATOスタ」で対戦。前半は滋賀が優位に攻める時間が多く6本のシュートを放つが飛鳥守備陣の守りが堅くゴールなし。飛鳥もカウンター等からチャンスを作るが滋賀の守備も堅くゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は滋賀が49分に左CKからのボールにゴール前の競り合いから竜田柊士が頭で押し込み先制。78分にはPKのチャンスを得ると北川柊斗が右足で決め2点目。飛鳥は90+3分に右サイドでボールをつなぎ堀野翔からのスルーパスに抜け出した小笹響平が右足で決め1点を返すとその2分後に相手が退場者を出し数的優位となりゴール前で仕掛けるも滋賀守備陣が体を張った守りでゴールを許さず1点差のまま逃げ切って今季2勝目。飛鳥は今季2ゴール目を決めたが敗れ3連敗となった。

 ヴィアティン三重とミネベアミツミFCは「ラピスタ」で対戦。前半23分にV三重は自陣からつないだボールに左サイドから増田鈴太郎がクロスを入れるとゴール前ファーサイドに飛び込んだ山田晋平が頭で押込み先制。ミネベアは36分に左サイドでつないだボールから大塚尋斗が左足で豪快なミドルシュートを決め追いつく。しかしV三重は前半終了間際の45分に左CKからのボールにゴール前ニアサイドでミネベアの選手のクリアボールがゴールに吸い込まれV三重が再びリードし2-1で前半を折り返す。後半はミネベアが相手陣内に積極的にボールを入れ8本のシュートを放つがV三重守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。V三重もチャンスを作り3本のシュートを放つが決定機に決めきれず後半は互いにゴールなく試合終了。V三重は連勝で首位に勝ち点で並んだ。ミネベアは試合連続ゴールを決めているがあと一歩及ばす今季2敗目となった。

 横河武蔵野FCといわてグルージャ盛岡は「武蔵野」で対戦。武蔵野は前半36分に自陣からのロングボールにゴール前の混戦から出たこぼれ球を最後は右サイド角度のないところから小口大司が右足で詰め先制。前半5本のシュートを放った武蔵野だったが追加点はなし。岩手は前半シュート1本でゴールなく前半は武蔵野が1-0で折り返す。後半は岩手が76分にPKのチャンスを得ると藤本憲明が右足でゴール左下隅に決め追いつくとゴール前左サイドの混戦から右サイドに出たこぼれ球を藤本憲明が右足で詰め逆転。武蔵野は88分にPKのチャンスを得るが武蔵野のキッカーが放ったシュートを岩手の守護神、若林学歩が止めゴールを許さず。岩手が1点差で逃げ切り連勝となり首位に勝ち点で並んだ。武蔵野は今季初ゴールを決めるが逆転負けとなり3連敗となった。

 ヴェルスパ大分とFCマルヤス岡崎は「クラサA」で対戦。V大分は前半31分に左サイドからのパスを受けた金崎夢生がやや左サイド距離のある位置から豪快なミドルシュートを決め先制。V大分は前半シュート3本で追加点はなし。マルヤスは前半シュート2本でゴールなく前半はV大分が1-0で折り返す。後半はマルヤスのチャンスが増え5本のシュートを放つがV大分の守りが堅くゴールなし。逆にV大分は後半8本のシュートを放ち67分には矢野佑介が相手陣内でボールを奪いそのままドリブルで持ち込み左足で決め追加点。その後はマルヤスの反撃を抑えたV大分が2-0で勝ち今季2勝目となり首位と勝点で並び単独2位に浮上した。

 次節(第4節)は3月29日(土)に3試合、30日(日)に5試合が開催される。