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第27回JFL 第7節「ブリオベッカ浦安・市川が今季2勝目!」


第7節 ブリオベッカ浦安・市川 vs いわてグルージャ盛岡(2025/4/19)より

 第27回日本フットボールリーグ第7節が4月19日(土)に3試合、20日(日)に5試合が開催され、沖縄とHondaの首位決戦は引き分けV大分が枚方に勝ち3連勝で首位に立った。浦安市川は岩手に勝ち今季ホームでは4戦負け無しで今季2勝目となった。

 19日はFCティアモ枚方とヴェルスパ大分が「たまりく」で対戦。前半風上のV大分は11本のシュートを放ち3分には左サイドでボールをつなぎ前田紘基がゴール前にクロスを入れるがそのままゴール右下隅に決まり先制。26分には自陣で相手ボールをインターセプトし金崎夢生のドリブルから前方へパス、抜け出した山﨑一帆がドリブルから左足でゴール左隅に決め2点目。枚方は前半3本のシュートを放つが決定機に決め切れずゴールなし。前半はV大分が2点リードで折り返す。後半もV大分が優位な展開が多く7本のシュートを放ったが枚方守備陣が体を張った守りでゴールを許さず追加点はなし。枚方は後半4本のシュートを放つがV大分の守備が固く最後までゴールなく試合終了。V大分が2点差で勝ち3連勝で今季5勝目となり首位に立った。枚方は連敗となった。

 ブリオベッカ浦安・市川といわてグルージャ盛岡は「ZA市原」で対戦。前半39分に浦安市川は左サイドから小島樹がクロスを入れゴール前で峯勇斗がつないだボールに東駿が出したパスを山崎広大が左足で決め先制。その後も追加点を狙って攻めたが決定機に決め切れず追加点はなし。岩手は前半シュート2本でゴールなく前半は浦安市川が1-0で折り返す。後半は岩手も相手陣内でチャンスを作る時間が増えるが決定的なチャンスは少なく後半のシュートは1本でゴールなし。浦安市川は後半も決定的なシーンを作りシュート3本を放つが追加点なくこのまま試合終了。浦安市川が今季ホーム無敗記録のまま4戦目で今季2勝目となった。岩手は今季初の無得点で4連敗となった。

 横河武蔵野FCとFCマルヤス岡崎は「武蔵野」で対戦。マルヤスは前半26分に右サイドでボールをつなぎ齋藤雅之がクロスを入れるとゴール前で原耕太郎が頭で合わせ相手GKのクリアボールを自ら左足で詰め先制。武蔵野は前半シュート2本でゴールなく前半はマルヤスが1点リードで折り返す。後半は互いに相手陣内でのチャンスが増えて武蔵野が7本、マルヤスが8本のシュートを放つ展開となったが互いの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず後半はゴールなく試合終了。マルヤスが1点のリードを守り切り今季2勝目。敗れた武蔵野は3試合ぶりにゴールがなく今季5敗目となった

 20日はレイラック滋賀とクリアソン新宿が「HATOスタ」で対戦。前半から優位に攻める滋賀は5本のシュートを放ち35分には右CKからのボールに相手のクリアボールをつなぎ最後は北條真汰が右足で豪快なミドルシュートを決め先制。新宿はシュート2本でゴールなく前半は滋賀が1-0で折り返す。後半も滋賀が優位に攻める時間が多く6本のシュートを放つが新宿守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。新宿は後半もチャンスが少なくシュート1本でゴールなく試合終了。滋賀が1-0で勝ち連勝で5位に浮上、新宿は8位に順位を下げた。

 ヴィアティン三重とY.S.C.C.横浜が「ラピスタ」で対戦。前半4分にV三重は右サイドのロングスローからゴール前で伊東進之輔が頭でつないだボールをファーサイドにいた増田鈴太郎が落ち着いて右足で決め先制。16分には左CKからのボールに相手のクリアボールをつなぎ左サイドから梁賢柱がドリブルで持ち込みクロスを入れるとゴール前ニアサイドで村上弘有が右足で合わせ2点目。YSCCは前半シュート1本でゴールなく前半はV三重が2-0で折り返す。後半は左CKからのボールにゴール前で伊東進之輔が相手GKと競り合いながら流れたボールを増田鈴太郎が頭で詰め3点目。YSCCも後半は6本のシュートを放ち90+2分には中央直接FKのチャンスに小川真輝が放ったボールが右ポストにあたり跳ね返りを増谷幸祐が右足で詰め1点を返すが追いつくことができず試合終了。V三重が3-1で勝ち4試合ぶりの勝利、YSCCは今季3敗目となった。

 沖縄SVとHonda FCの対戦は「沖縄市陸」で対戦。前半はHondaが相手陣内で攻める時間が多いもののシュート数は4本で決定的なチャンスは少なくゴールなし。沖縄も相手陣内でチャンスを作り3本のシュートを放つが決定機に決めきれずゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半もHondaが優位に攻める時間が続き5本のシュートを放つが沖縄守備陣が体を張った守りで最後までゴールを許さず。沖縄は後半CKのチャンスが5回あったが決定的なチャンスまでもっていけずシュート数は2本でゴールなく試合終了。首位決戦はスコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 ラインメール青森とミネベアミツミFCは「カクスタ」で対戦。前半はやや青森優位な展開で相手陣内にてボールを回しゴール前まで仕掛けるがシュートは2本と少なくゴールなし。ミネベアは相手陣内にボールを運ぶがシュートまでもっていけずゴールなし。前半はスコアレスで折り返す。後半はミネベアが相手陣内で仕掛けが多くなりチャンスも増えシュート4本を放つもJFL最少失点の青森の守備は堅く最後までゴールなし。青森も後半は6本のシュートを放ち90分には宇髙魁人が左サイドをドリブルで駆け上がりパスを出すと岡健太が左足で決めこれが決勝点となり青森が1-0で勝ち今季4勝目で3位に浮上、ミネベアはこれで3試合連続0-1の黒星となった。

 アトレチコ鈴鹿と飛鳥FCの対戦は「四日市」で対戦。前半は好守の切り替えの早い展開で互いに相手陣内でチャンスを作り鈴鹿が5本、飛鳥が4本のシュートを放つが互いの守備陣の好守もありゴールはなし。前半はスコアレスで折り返す。後半は64分に鈴鹿は右CKから堀江貴大が左足で放ったボールがゴール前ニアサイドで相手の頭にあたってコースが変わりゴールに吸いこまれ鈴鹿が相手のオウンゴールで先制。その後もチャンスを作るが後半はシュート3本で追加点はなし。飛鳥は後半4本のCKのチャンスを生かせずシュート3本でゴールなくこのまま試合終了。鈴鹿が1-0で勝ち連勝で7位に浮上、敗れた飛鳥は今季5敗目となった。

 次週(4月26、27日)は天皇杯都道府県予選のためリーグ戦は休み。次節(第8節)は5月3日(土・祝)に6試合、4日(日・祝)に2試合が開催される。