第25回三重県サッカー選手権大会 ヴィアティン三重 vs 鈴鹿ポイントゲッターズ (2020/7/26)より
9月16日(水)から始まる天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会に出場するための都道県代表決定戦が現在各地で開催され、7月24日(金・祝)、26(日)にはJFLに所属する16チームのうち4チームが試合を行った。詳細は下記のとおりです。
※得点時間後ろの( )数字は背番号
※Honda FC、いわきFCは天皇杯出場決定済み
■東京都予選(東京武蔵野シティFC)
●2020年度東京都社会人サッカーチャンピオンシップ
・7/24(金・祝)16:00 味の素フィールド西が丘(味フィ西)
東京武蔵野シティFC 3-2(前半0-2、後半2-0、延長前半1-0、延長後半0-0) 東京23FC
武蔵野得点者:61分(7)岩田啓佑、65分(5)鈴木裕也、93分(16)中川諒真
失点10分、28分
※この結果、9月2日(水)に開催する「第25回東京都サッカートーナメント」で学生代表と東京都代表を目指し対戦します。
東京武蔵野シティFCは、東京都社会人代表の座をかけ関東リーグ1部の東京23FCと対戦。前半は東京23FCに2ゴールを決められ、2点ビハインドで折り返す。後半優位に攻める武蔵野は61分に右からのロングフィードをゴール前で繋ぎ後方にパス、駆け込んだ岩田啓佑がミドルシュートを決め1点を返すと、65分にはやや右後方からのクロスボールに鈴木裕也が飛び込み同点。その後は互いにゴールなく延長戦へ。延長前半の93分に武蔵野は左からのクロスボールに中川諒真が頭で合わせ逆転。その後は東京23FCに決定的なチャンスを作らせず3-2で勝利。次戦は東京都代表の座をかけ大学生代表との対戦に臨む。
■高知県予選(高知ユナイテッドSC)
●2020年度 第25回高知県サッカー選手権大会
・決勝:7/26(日)14:00 高知県立春野総合運動公園陸上競技場(春野陸)
高知ユナイテッドSC 2-0(前半2-0、後半0-0) 高知大学
高知得点者:11分(16)前田翔吾、34分(16)前田翔吾
※この結果、高知ユナイテッドSCが高知県代表として決定しました。(5年連続5回目)
JFL新入会の高知ユナイテッドSCは、四国学生リーグの高知大学と対戦。前半の序盤は高知大学が速攻を仕掛け高知ユナイテッドSCゴールに迫ってくるが、冷静な守りでゴールを決めさせず。そして11分には、高知ユナイテッドSCは田口遼が蹴った左コーナーキックのボールに前田翔吾が頭で合わせ先制。34分には左サイドの直接フリーキックで田口遼が蹴ったボールに前田翔吾が頭で合わせ2点目。前半を2-0で折り返す。後半は互いにチャンスを作るが決定的なシーンは少なくこのまま試合終了。高知ユナイテッドSCは悪天候の中でJFL開幕戦でも見せた空中戦を制し高知県代表の座を掴んだ。
■三重県予選(ヴィアティン三重・鈴鹿ポイントゲッターズ)
●2020年度 第25回三重県サッカー選手権大会
・決勝:7/26(日)16:00 三重交通Gスポーツの杜 鈴鹿サッカー・ラグビー場メイングラウンド(三交鈴鹿)
ヴィアティン三重 0-1(前半0-1、後半0-0) 鈴鹿ポイントゲッターズ
鈴鹿得点者:4分(15)菊島卓
※この結果、鈴鹿ポイントゲッターズが三重県代表として決定しました。(2018年以来6回目)【鈴鹿アンリミテッド・鈴鹿ランポーレでの出場含む】
※この結果、ヴィアティン三重の第100回天皇杯への出場はなくなりました。
ヴィアティン三重と鈴鹿ポイントゲッターズのJFLチーム対戦となった三重県の決勝は、こちらも雨が降り続きピッチに水たまりが多くボールが転がらない状態での試合。前半4分に蓮沼翔太の後方のロングボールからエフライン・リンタロウが落としたボールを菊島卓が落ち着いてループシュートを決め先制。その後は互いに空中でボールを展開する形でシュートは放つものの決定打とはならず鈴鹿1点のリードで折り返す。後半も時折激しく雨が降る状況でボールコントロールが難しく、それでも決定的なシュートを両チーム放つが両チームのGKの好セーブもありゴールなし。終盤には雷雨で中断するが再開後も互いにゴールなく、このまま試合終了。鈴鹿が虎の子の1点を守りきり昨年敗れたリベンジを果たし、三重県代表の座を掴んだ。
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