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第22回JFL 第18節「MIOびわこ滋賀が6ゴールを決め、今季初勝利!」


第18節 MIOびわこ滋賀 vs ラインメール青森(2020/8/29)より

 第22回日本フットボールリーグの第18節が8月29日(土)に3試合、30日(日)に4試合が開催された。3連勝で首位のFC大阪は三重に敗れるも暫定首位をキープ。同じ試合数の松江が連勝、勝点でFC大阪に並ぶ。
※30日のヴェルスパ大分-東京武蔵野シティFCは開催中止となりました。

 29日はソニー仙台FCとHonda FCが「ユアスタ」で対戦。前半シュート数では勝るソニーだったが決定機に決めきれず、逆にHondaは36分に中央から左サイドに展開、左サイドの競り合いの中からゴール前に出たパスに大町将梧が先制、39分にも左サイドからのパスに逆サイドから原田開が決めHondaが2点リードで折り返す。後半はHondaが68分にCKからのボールに佐々木俊輝が決めると、74分には中央で繋いだボールに右サイドの角度のないところから岡崎優希が決め4点目。ソニーもチャンスを作るがゴールに結びつことができずゴールなしで試合終了。Hondaが今季2勝目で勝点を7まで伸ばす。ソニーは今季2敗目となった。

 ホンダロックSCと奈良クラブは「宮崎市」で対戦。開始1分で奈良は右CKからのボールに金聖基(キム・ソンギ)が頭で合わせ先制、その後は風上の奈良が全体的には優位に攻めるもゴールはなく奈良1点リードで折り返す。後半は奈良が59分にPKのチャンスを得るとこれを寺島はるひが決め2点差に、そして65分にはロックGKの中山拳一が2枚目のイエローカードで退場すると数的優位に立つ奈良は中央で繋いだボールからゴール前で水谷侑暉が落ちついて決め3点目。その後はロックに決定的なチャンスを作らせず奈良が3点差をつけ今季初勝利。ロックは今季2敗目で勝点1のままとなった。

 MIOびわこ滋賀とラインメール青森は「甲賀」で対戦。この日は前半から滋賀がゴールラッシュ。14分に左サイドからのパスにゴール前で繋いだボールに園部凌平が決め先制、26分には長谷川覚之が左サイドで中央からの浮き球に胸でトラップしシュート決めると、36分には久保吏久斗が左サイドからのパスをゴール前で落ち着いて決め、滋賀が3-0で折り返す。後半も滋賀の勢いは止まらず52分には左サイドからのクロスボールにゴール前で繋いだボールを長谷川覚之が合わせ4点目、55分には左サイドのハーフェイライン付近でボールを受けた山口真司がそのままドリブルで持ち込み決め5点目、84分にはゴール前で相手GKのクリアボールを吉葉暉が決め6点目。青森も試合を通じて9本のシュートを放つも滋賀の守りが堅くゴールなし。6-0で滋賀が勝ち今季初勝利となった。

 30日はFC大阪とヴィアティン三重が「花園第2G」で対戦。前半は天皇杯予選から中3日で臨んだFC大阪に対し三重が優位に攻め、22分に右サイドからのクロスボールにゴール前で太田賢吾のシュートからバーの跳ね返り、相手のクリアボールを古川大悟が決め先制、三重は43分にも右CKからのボールに頭で繋いだボールを塩谷仁が頭で決め三重が2点リードで折り返す。後半はFC大阪が優位に攻め再三に渡り決定的なチャンスを作るが三重のGKの好セーブもありゴールならず。それでもFC大阪は90分に左サイドからのクロスボールに塚田卓が頭で合わせ1点を返すがあと一歩及ばず三重が1点差の勝利。FC大阪は今季初黒星に対し三重は今季初勝利となった。

 FCマルヤス岡崎といわきFCは「名古屋港」で対戦。前半から優位に攻めシュート数で上回るいわきは28分に田中龍志郎が左サイドから駆け上がりゴール前にクロス、そのボールに鈴木翔大が頭から飛び込み決め先制、34分には日高大が自ら放ったシュートのポスト返りを落ち着いて決め2点目。いわきが前半を2点リードで折り返す。後半はマルヤスが徐々にチャンスを作り、CKが9本と決定的なチャンスを作り、いわきよりシュート数で上回るもいわきは堅い守りでゴールを許さず。後半のいわきは追加点なくこのまま試合終了。いわきがJFL2勝目、マルヤスは唯一の3連敗となった。

 鈴鹿ポイントゲッターズとテゲバジャーロ宮崎は「三交鈴鹿」で対戦。前半はほぼ互角の展開で攻守の切り替えも早くシュートは3本ずつを放つが互いにチャンスに決めることができずスコアレスで折り返す。後半はホームの鈴鹿がシュート数で上回るが、再三の決定機に決めきれず。逆にT宮崎は70分にハーフェイライン付近で相手ボールを奪い、右サイドへロングパス。それを受けた渡邊龍がドリブルで中央に切り込み決め先制。その後は鈴鹿の猛攻を受けるも体を張った守りでゴールを許さず試合終了。T宮崎が虎の子の1点を守りきり今季初勝利。鈴鹿はホームで連敗となった。

 松江シティFCと高知ユナイテッドSCは「松江」で対戦。序盤は高知の攻撃に苦しむも、その後は優位に攻める松江は前半28分に左サイドからのクロスボールを中央で繋ぎ最後は川中健太がペナルティアーク外から豪快に決め先制し1点リードで折り返す。後半は松江が69分に左サイドからのパスからゴール前で後方にパス、それを田平謙が豪快なミドルシュートを決め2点目。高知は終了間際に右サイドの直接FKからのボールに下堂竜聖が頭で合わせ1点を返すがあと一歩及ばす松江が2-1で勝ち連勝で暫定首位のFC大阪に勝点で並んだ。高知はJFL入会後初の黒星となった。

 次節(第19節)は9月5日(土)に2試合、6日(日)に6試合が開催される。