第19節 ラインメール青森 vs 松江シティFC(2020/9/6)より
第22回日本フットボールリーグの第19節が9月5日(土)に2試合、6日(日)に5試合が開催された。
※6日のテゲバジャーロ宮崎-FC大阪は台風10号の影響により開催中止となりました。
5日は鈴鹿ポイントゲッターズとHonda FCが「三交鈴鹿」で対戦。前半は互いにシュート数が1本ずつでチャンスも少なくスコアレスで折り返す。後半はHonda優位の展開で時間が進み76分にゴール前のパス回しから最後は原田開が決めHondaが先制。その後は鈴鹿が前線から積極的にボールを奪い攻め上がるもHondaの守備陣が決定的なシュートを打たせず無失点で抑える。試合はHondaも追加点なくこのまま試合終了。Hondaが勝ち連勝、今季4節目で首位に立った。鈴鹿は「三交鈴鹿」での3連戦を3連敗で今季未だ白星なしとなった。
奈良クラブとヴェルスパ大分は「ならでん」で対戦。前半12分にV大分はカウンターから右サイドから薮内健人が切り込みゴール前にパス、それをゴール左隅で待ち構えていた中村真人が落ち着いて流し込み先制。前半はシュート数で互いに2本ずつとその後は互いにチャンスが少なくV大分1点リードで折り返す。後半はまず奈良が49分に左CKからの中央へ長いゴロパス、それをペナルティアーク外から寺島はるひが走り込み決め同点に追いつく。しかしV大分は55分に左CKからゴール前で浦島貴大が頭で落としたボールを西村大吾が決め再びリード。その後は奈良が前線から積極的にボールを奪い攻め上がるもV大分の守備が堅く、GK姫野昴志の好セーブ等もあり奈良にゴールを許さず,このまま試合終了。V大分が1点差で勝ち今季3戦3勝で1試合少ない状況でこの時点で首位に勝点1差に。
6日はラインメール青森と松江シティFCは「新青森球」で対戦。前半は松江がシュート数で上回るも決定機に決めきれず。逆に青森は27分に左サイドで相手ボールを奪い繋いだボールを行武大希が決め先制、45分には自陣直接FKからのロングボールから右サイドで競った小栗和也からの折り返しを太田康介が決め青森が2-0で折り返す。後半は攻守の切り替えの速い展開から互いチャンスを作るも決めることが出来ず。そして試合終了間際に青森は右サイドから和田響稀がドリブルで切り込みダメ押しとなるゴールを決め3-0で今季初のホームゲームで初勝利をあげた。松江は今季2敗目となった。
東京武蔵野シティFCとソニー仙台FCは「武蔵野」で対戦。雷雨の影響で45分遅れてキックオフとなったこの試合。前半39分に武蔵野は後藤準弥が自陣からゴールまで約70mの距離からロングシュートを放ち前がかりに出ていたソニーGKの頭上を越えゴールに吸い込まれ先制。武蔵野が1点リードで折り返す。ソニーは前半42分に退場者を出し後半は数位的不利に立つもチャンスを作りシュート数で武蔵野を上回るがゴールなし。逆に武蔵野は54分に後藤準弥がPKを決め2-0で今季初ホームゲームを勝利で飾った。ソニーは2試合連続ゴールなしで連敗となった。
ヴィアティン三重とMIOびわこ滋賀は「アサスタ」で対戦。前半は滋賀がやや優位の展開も共にチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半は三重が67分に右サイドからゴール前で繋いだボールに左サイドでフリーになった塩谷仁が落ちついて決め先制。しかし今季攻撃陣が好調の滋賀は78分に右サイドの角田駿からのスルーパスにゴール前で山口真司がスライディングシュートを決め同点とすると試合終了間際に左からのロングボールに中央で落としたボールを久保吏久斗がドリブルで持ち込み決めこれが決勝点となり滋賀が連勝。三重は今季初黒星となった。
いわきFCとホンダロックSCは「いわきGF」で対戦。ロックは前半27分に右サイドの直接FKからのボールにゴール前で繋いだ浮き球に長谷川雄介が頭で決め先制。前半はロック1点リードで折り返す。後半は49分にいわきは中央で繋いだボールを日高大がシュート、それをロックGKがクリアするが鈴木翔大が詰め同点に追いつく。その後は互いに決定的なチャンスを作るが決定機に決めきれず終盤へ。そして83分にロックはPKのチャンスを得るとこれを諏訪園良平が決め再びリード。その後はいわきの猛攻撃をロック守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。ロックが1点差で逃げ切り今季初勝利、いわきはJFLでの初の有観客試合を勝利で飾れず今季2敗目となった。
高知ユナイテッドSCとFCマルヤス岡崎は「春野陸」で対戦。台風10号の影響により開始を3時間早めたこの試合。前半途中から雨も強くなる中で前半は互いにチャンスを作るもゴールなくスコアレスで折り返す。後半はマルヤスが60分に左CKからのボールを青木翼が頭で合わせ先制。67分には左直接FKから中央へゴロパスで出しそのボールに青木翼が走りこんで決め追加点。後半シュート数で6本とマルヤスの3本を上回るシュートを放った高知だったが相手の攻守もあり最後までゴールを決めることが出来ず。2ゴールを決めたマルヤスが今季初勝利。高知は連敗となり未だ勝利なし。
次節(第20節)は9月12日(土)に2試合、13日(日)に6試合が開催される。
Copyright © JAPAN FOOTBALL LEAGUE. All Rights Reserved.