第2節 FCティアモ枚方 vs MIOびわこ滋賀(2021/3/20)より
第23回JFL第2節が3月20日(土・祝)に1試合、21日(日)に7試合が開催された。新入会チームではJFLデビュー戦となった枚方が滋賀との接戦を制し、刈谷は鈴鹿のFKからの失点で敗れ連敗となりホーム初戦を飾れず。Honda、いわき、高知の3チームが連勝となった。
※試合なし:ヴェルスパ大分
20日はFCティアモ枚方とMIOびわこ滋賀が「枚方」で対戦。前半は風上の枚方がシュート数でも上回り優位に攻めるも決定機に決めきれず、滋賀もチャンスに決めることができずスコアレスで折り返す。後半は滋賀が風上に立つもシュート数では枚方が上回り、67分に枚方は自陣から右サイド前線へのロングボールにそれを受けた曺永哲(チョ・ヨンチョル)がクロスを上げそれを佐藤諒が落ち着いて左足でゴール左隅に決め先制。その後は滋賀が猛攻を仕掛けるも枚方の守備陣は体を張った守りでゴールを許さず、枚方もカウンターから追加点を狙うが決めきれずこのまま試合終了。前節は中止となりこの日のホームゲームがJFLデビュー戦となった枚方が1-0の勝利でスタジアムを盛り上げた。滋賀は連敗。
21日はソニー仙台FCと松江シティFCが「ユアスタ」で対戦。前半は攻守の切り替えの展開でソニーがやや優位に攻めるが互いに決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半は52分にソニーが左CKからのボールに相手がクリアをしたボールを福宮弘乃介が繋ぎ前に落としたボールを荻原健太が詰め先制。67分にはカウンターから前線へのパスに左サイドからドリブルで藤原元輝が持ち込んで決めると71分にはPKのチャンスに藤原元輝が決め3点目。松江も後半はソニーと同じ3本のシュートも相手の攻守もありゴールならず。ソニーが3-0の完封で今季初勝利。松江の今季初戦は黒星。
ヴィアティン三重とFCマルヤス岡崎は「アサスタ」で対戦。終日の悪天候の中で互いにボールコントロールができず決定的なチャンスが共に作れないまま前半はスコアレスで折り返す。後半はマルヤスのチャンスが多くなり66分に右サイドでボールを繋ぎ水野翔太が放ったシュートがポストに当たり跳ね返ったボールを武田夏輝が詰め先制。三重もチャンスを作るものの今節も酒井達麻、早坂翔の2トップがシュートなくゴールが遠く。マルヤスは三重の終盤の猛攻も体を張った守りで虎の子の1点を守り切り今季初戦で白星スタートとなった。三重はホーム初戦で黒星となり2戦で勝点1のまま。
東京武蔵野ユナイテッドFCとF.C.大阪は「武蔵野」で対戦。前半4分にFC大阪は舘野俊祐が蹴った直接FKからのボールが低い弾道で直接ゴールに吸い込まれ先制。しかし武蔵野は26分に右サイドからのスローインから鈴木裕也が相手との競り合いから頭で落としたボールを日高慶太が決め同点とすると28分には鈴木裕也がPKを決め逆転。しかしFC大阪は30分に右サイドからのFKのボールにゴール前フォアサイドで坂本修佑が頭で合わせ同点とし前半は2-2で折り返す。後半は50分にFC大阪が右CKからのボールにゴール前で橋本侑紀が頭で合わせ1点リードするが武蔵野は82分に右サイドから鈴木裕也のクロスボールに石原幸治が繋いだボールを田口光樹が決め3-3の同点に。その後は互いにチャンスを作るが決めることができず3-3の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
ホンダロックSCといわきFCは「宮崎市」で対戦。前半6分にいわきはゴール前で繋いだボールから最後は鈴木翔大が決め先制。前半はロックがシュート数では上回るも決定的なチャンスは少なくゴールなし。前半はいわきが1点リードで折り返す。後半は開始早々にいわきは自陣から前線へのロングボールに飛び出した相手GKがクリアできずにゴール前に古川大吾が走り込んで決め追加点。後半はいわきがシュート数で上回るもその後は追加点なく。ロックは後半はシュート数が1本に終わり最後までゴールが遠く、いわきが2点差をつけ勝ち開幕から連勝となった。
奈良クラブとHonda FCは「奈良橿原」で対戦。前半9分にHondaは右サイドからの直接FKからのボールにゴール前で池松大騎が頭で合わせ先制。11分に奈良は左サイドからの直接FKからのボールにゴール前で飯田真輝が空中での相手との競り合いから頭で合わせ同点とする。しかしHondaは15分に右サイドからボールを繋ぎゴール前で岡﨑優希が放ったシュートが相手守備陣に当たり、そのこぼれ玉を児玉怜音が詰め再びリードし、前半はHondaが1点リードで折り返す。後半は悪天候の影響も互いに決定的なチャンスを作れず。それでもアディショナルタイムにHondaは左CKからのボールにゴール前で相手のこぼれ球を鈴木雄也が決めダメ押しとなりHondaが2点差をつけて勝ち開幕戦に引き続き3ゴールを決め連勝。奈良は連勝ならず1勝1敗となった。
高知ユナイテッドSCとラインメール青森は「春野陸」で対戦。高知は前半10分に自陣から西村勇太が出したスルーパスに右サイドから長尾善公が抜け出しドリブルで持ち込んで左隅に決め先制。しかし前半はシュート数で上回る青森が一度は相手にパスをカットされるもすぐに水谷侑暉が奪い返しふドリブルで持ち込みゴール前にパスを出すとゴール前に走り込んだ山田雄太が落ち着いて決め同点とし1-1で折り返す。後半は終盤まで互いにチャンスを作るが決めきれず。そして87分に高知は中央で繋いだボールから赤星魁麻がスルーパス、抜け出した田中彰馬がシュートしたボールがバーに当たり、その跳ね返りを泉光輝が頭で押し込み再びリード。その後は青森の猛攻に対し守備陣が体を張って守り切り高知が2-1で勝ち開幕から連勝となった。青森は前後半で12本のシュートを放つも1得点のみで2戦目は黒星で勝点1のまま。
FC刈谷と鈴鹿ポイントゲッターズは「刈谷」で対戦。終日の雨風で水たまりのピッチの中でボールが転がらない状況。それでも鈴鹿は前半24分に遠藤純輝が蹴った直接FKのボールがファーストバウンドでそのまま滑るようにゴールに吸い込まれ先制、鈴鹿が1点リードで折り返す。後半は鈴鹿が60分に左CKからのボールにフォアサイドで野口遼太が頭で合わせ追加点。62分にはカウンターから田村翔太の右サイドからのクロスボールに遠藤純輝がスルーし海口彦太が合わせ3点目。刈谷は87分に右CKからのボールにゴール前で佐藤悠希が頭で決め1点を返し、その後も猛攻を仕掛けるが鈴鹿の守備陣が体を張った守りで刈谷にゴールを追加点を許さず2点差で今季初勝利。刈谷は2試合連続の3失点で連敗となった。
次節(第3節)は3月27日(土)に4試合、28日(日)に4試合が開催される。
※試合なし:高知ユナイテッドSC
Copyright © JAPAN FOOTBALL LEAGUE. All Rights Reserved.