第4節 ホンダロックSC vs MIOびわこ滋賀(2021/4/4)より
第23回JFL第4節が4月3日(土)に4試合、4日(日)に4試合が開催された。3連勝のHondaはV三重と引き分け、3連勝の鈴鹿が首位に立った。ロックが今季初勝利。
※東京武蔵野ユナイテッドFC-いわきFCは開催中止となりました。
※試合なし:ソニー仙台FC
3日はHonda FCとヴィアティン三重が「都田」で対戦。前半はV三重がシュートゼロに対し10本のシュートを放ち優位に攻めるHondaだったが三重の体を張った守りの前にゴールならず、スコアレスで折り返す。後半は三重もカウンターやサイドからの攻撃等でHondaゴール前まで攻め込むが決定的なチャンスをなかなか作れず。後半もシュート数では上回るHondaはボールを繋ぎながら相手ゴール前まで攻め込むがゴール前でV三重の守備を固め決定的なチャンスまで持って行けずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。Hondaは開幕4連勝ならず。
F.C.大阪と高知ユナイテッドSCは「服部陸」で対戦。前半はシュート数で上回るFC大阪が優位に攻めるも決定的なチャンスに決めきれず、高知も前半はシュート1本とチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半は63分にFC大阪が左CKからのボールに連続のシュートと相手のクリアから最後は坂本修佑が詰め先制。69分には右サイドからのクロスボールにゴール前で田中直基がシュート、相手のこぼれ球を澁谷雅也が決め追加点。高知は81分に右サイドから吉田知樹がドリブルで持ち込みゴール前逆サイドにクロスを入れると赤星魁麻が相手DFの裏に走り込み合わせ1点を返すとその後も決定的なチャンスを作ったがFC大阪の守護神である田中大貴の好セーブ等もありゴールを許さず2-1で勝利。これで3勝1分けとし3日時点で首位に返り咲き。高知は今季初黒星となった。
奈良クラブとヴェルスパ大分は「ロートF(鴻ノ池)」で対戦。前半はV大分がシュート数を放ち優に攻める展開も決定的なチャンスに決めきれず。奈良もセットプレー等からチャンスを作るもこちらもチャンスに決められずスコアレスで折り返す。後半は互いに守備が堅く決定的なチャンスは少なくなったが71分に左CKからゴール前で繋ぎ、利根瑠偉が放ったシュートから相手GKのこぼれ球を村田勉が左サイドに飛び込んで詰め先制。その後は奈良に決定的なチャンスを作らせず1点のリードを守り切りV大分が今季最初のアウェイで今季初勝利となった。敗れた奈良は3連敗となった。
FCティアモ枚方と松江シティFCは「枚方」で対戦。この試合でも前線から積極的にプレスをかけ相手ボールを奪い攻撃を仕掛ける枚方は18分に右サイドから中央で繋いだボールに相手のクリアボールから井上翔太が繋いだボールを小谷健悟が決め枚方が1点のリードで折り返す。後半は攻守の切り替えの速い展開で互いに多くのシュートを放つ(枚方11本、松江9本)が互いに体を張った守りでゴールを許さず。そして79分に松江は左サイドで繋いだボールから桃井紳伍がドリブルで持ち込みゴール前にクロスを上げると伊能玲生が頭で合わせ同点。その後は互いにチャンスに決めきれずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。戦績は共に1勝1分け1敗。
4日はラインメール青森と鈴鹿ポイントゲッターズが「プラスタ※競技場変更」で対戦。前半8分に鈴鹿は相手のクリアボールを海口彦太が奪いゴール前にパス、それをエフライン・リンタロウが走り込んで決め先制。前半のシュート数では青森が上回るも決定機に決めきれず鈴鹿が1点リードで折り返す。後半はシュート数で上回る鈴鹿は和田篤紀が相手陣内でボールを奪いゴール前にパス、それを左サイドからエフライン・リンタロウが走り込んで決め追加点。青森もチャンスを作るが鈴鹿の安定した守りの前に決定機が少なくゴールなし。鈴鹿が2点差をつけて勝ち3連勝で首位に立った。青森はホーム初戦を飾れず3連敗。
ホンダロックSCとMIOびわこ滋賀は「宮崎県」で対戦。前半から優位に攻めシュート数で上回るロックは29分に相手ボールをパスカットし繋いだボールを當瀬泰祐が決め先制。その後はチャンスに決めきれず、滋賀はチャンスが少なくロックが1-0で折り返す。後半は中盤までは互いにチャンスが少なく終盤へ。ロックは81分に髙原大知のロングボールから日野友貴が相手守備陣との競り合いを制し決め追加点。滋賀は84分に左サイドで繋いだボールから松本翔がゴール前にクロスボールを入れるとフォアサイドに走り込んだ小口大司が頭で合わせ1点を返す。しかし、その後はロックが体を張った守りで相手ゴールを許さずロックが2-1で今季初勝利。滋賀は開幕から4連敗となった。
FC刈谷とFCマルヤス岡崎は「刈谷」で対戦。前半13分にマルヤスは自陣からのロングボールに塩見仁が前線に抜け出して決め先制。その後は悪天候の影響もあり互いにチャンスが少なくマルヤスが1点リードで折り返す。後半はホームの刈谷がシュート数で上回り決定的なチャンスを作るがマルヤスの守備が堅くゴールなし。マルヤスもカウンターやセットプレーのチャンスを生かせず追加点はなし。後半は互いにゴールなく試合終了。マルヤスが虎の子の1点を守り切って今季2勝目。刈谷は開幕から4連敗となった。
次節(第5節)は4月11日(日)に全8試合が開催される。
※試合なし:奈良クラブ
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