第5節 MIOびわこ滋賀 vs FC刈谷(2021/4/11)より
第23回JFL第5節が4月11日(日)に7試合が開催された。Hondaがロック相手に6ゴールを決め大勝し首位に返り咲き、鈴鹿とFC大阪の首位決戦はFC大阪が制し首位とは得失点差で2位に、4連敗中同士の対戦は滋賀が勝ち今季初勝利となった。
※FCマルヤス岡崎-東京武蔵野ユナイテッドFCは開催中止となりました。
※試合なし:奈良クラブ
高知ユナイテッドSCとソニー仙台FCは「春野陸」で対戦。前半16分に高知はハーフェイライン付近から長尾善公がゴール前に長いボールを入れるとそれを受けた田中彰馬が相手DFを交わし決め先制すると、ソニーは21分に左CKからのボールに荻原健太が頭で合わせすぐに同点に追いつく。そして37分にソニーは石上輝がゴール前に出したパスを上野瑶介がボールをキープしパスを出すと藤原元輝がシュートし相手GKが弾いたボールを三浦祐希が詰め逆転。ソニーが1点リードで折り返す。後半シュート数で上回るソニーが優位の展開も追加点はなし。高知も決定的なチャンスを作るがソニーの守りが堅く後半は互いにゴールなし。1点のリードを守り切ったソニーが勝利。高知は連敗となった。
ヴェルスパ大分とFCティアモ枚方は「昭和電サA」で対戦。前半は枚方がシュートゼロに対しシュート9本を放ったV大分だったが決定的に決めきれずスコアレスで折り返す。後半は47分に枚方が左サイドから攻め上がった枚方が加藤博人のクロスボールに逆サイドから岡本英也が決め先制。後半は互いに5本ずつのシュートを放つも互いに守りが堅くゴールを許さずこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切った枚方がJFL入会後アウェイで初勝利。V大分は今節もホームで勝てず今季2敗目で黒星先行となった。
鈴鹿ポイントゲッターズとF.C.大阪は「AGF鈴鹿」で対戦。前半から風の影響を受ける展開で鈴鹿がシュートゼロに対し、風上のFC大阪が優位に攻めシュート数も多い中で、41分に右CKからのボールに坂本修佑が頭で合わせ先制し1点リードで折り返す。後半も鈴鹿が風上の展開で相手陣内に入れるが繋がらず、FC大阪も自陣からは大きく前方にクリアする展開で進み互いにシュートまで持って行けない展開が続く。互いにセットプレーのチャンスも生かせずこのまま試合終了。首位決戦はFC大阪が虎の子の1点を守り切り勝利で首位とは得失点差の2位に。敗れた鈴鹿は今季初黒星で3位へ。
いわきFCとラインメール青森は「Jヴィレッジ」で対戦。前半4分に青森はハーフェイライン付近でボールを受けた小幡純平が右サイドをドリブルで駆け上がりゴール前ニアサイドにパスを出すと、後藤京介が低く抑えて決め先制。前半は互いにゴール前まで持って行くが互いにシュート2本と少なく青森が1点リードで折り返す。後半はいわきが優位な展開で再三に渡り青森ゴールを脅かすもなかなか追いつくことができず。しかし90+1分にいわきは左サイドから前方に入れたボールを平岡将豪がゴールラインギリギリのところからクロスを入れ、ゴール前で嵯峨理久が豪快に決め同点。その後は互いにゴールなく1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。いわきは連勝ストップ、青森は今回も勝利ならず。
MIOびわこ滋賀とFC刈谷は「東近江」で対戦。前半25分に滋賀はペナルティライン外側から放ったミドルシュートに相手GKのクリアボールを長谷川覚之が詰め先制。刈谷もチャンスは作るがシュートまで持って行けず前半のシュート数は1本でゴールなし。滋賀が1点リードで折り返す。後半は風の影響もありボールコントロールが難しく互いにシュートが少なく。またセットプレーのチャンスも少なく後半は互いにゴールなく試合終了。虎の子の1点守り切った滋賀が4連敗中同士の直接対決を制し今季初勝利。刈谷はこれで開幕から5連敗となった。
松江シティFCとヴィアティン三重は「松江」で対戦。前半シュート数で上回った松江だが決定機に決めることができず、逆に三重は45分に右サイドの直接FKからのボールに山藤健太が頭で合わせ先制し三重が1点リードで折り返す。後半は58分に三重が右サイドからのクロスボールに相手のクリアボールを右サイドで田宮碧人がオーバーヘッドで折り返し左サイドに走り込んだ橋本拓門が決め追加点。松江もチャンスを作るが三重の堅い守りの前にゴールならずこのまま試合終了。三重が2点差をつけ勝ちアウェイ3連戦を2勝1分けとした。松江は今季ホームで初黒星となった。
ホンダロックSCとHonda FCは「宮崎県」で対戦。前半2分にHondaは左CKからのボールに鈴木雄也が頭で合わせ先制。しかしロックは42分に自陣からの前方へのロングボールから杉田達哉がループシュートを決め同点とし1-1で折り返す。後半はHondaが57分に佐々木俊輝の右サイドからのクロスボールを原田開が走り込んで決め再びリード。60分には右サイドから繋いだボールに鈴木雄也がゴール前にクロスを入れると富田湧也がスライディングで決め2点差に。ロックは69分に右サイドからのクロスボールにゴール前で相手が弾いたボールを米良知記が決め1点差にするが、Hondaは81分に自陣GKから繋いだボールを岡崎勇希が決め、83分には岡崎勇希がドリブルで持ち込んだボールからのパスに富田湧也が決めると、88分にはペナルティライン外側でボールを受けた川畑隼人が落ち着いて決め計6ゴールを決めたHonda4点差をつけ勝ち首位に返り咲く。ロックは今季リーグ最多の失点で敗れ今季2敗目となった。
次週は天皇杯予選期間でリーグ戦は休み。4月21日(水)に3月14日に中止となった第1節の代替試合(マルヤスー枚方)が開催される。次節(第6節)は4月24日(土)に3試合、25日(日)に5試合が開催される。
※第6節試合なし:FCティアモ枚方
Copyright © JAPAN FOOTBALL LEAGUE. All Rights Reserved.