第11節 ソニー仙台FC vs 東京武蔵野ユナイテッドFC(2021/6/5)より
第23回JFL第11節が6月5日(土)に全8試合が開催され、注目のHondaといわきの首位決戦は1-1で引き分け順位は変わらず。ソニーは3ゴールを決め逆転勝利で5位に浮上、刈谷が引き分け今季初の勝点を獲得した。
*試合なし:ラインメール青森
ヴェルスパ大分とF.C.大阪は「昭和電サA」で対戦。前半は攻守の切り替えの早い展開から互いにチャンスを作るが決定的に決めきれず終盤へ。そして42分にV大分はゴール前のパス回しから最後は中野匠が放ったシュートがポストに当たるがそのままゴール枠に吸い込まれ先制し1点リードで折り返す。後半は78分にV大分は右サイドから繋いだボールに本多琢人がゴール前に出した浮き球のパスを利根瑠偉がボレーで合わせたループシュートで決め追加点。後半はシュート数で上回るFC大阪だったがV大分の堅い守りの前に最後までゴールならず。V大分が2-0で勝ちこれで直近は6戦5勝1分けで3位に浮上。FC大阪は昨年のこの地でのリベンジならず連敗で4位に後退した。
ソニー仙台FCと東京武蔵野ユナイテッドFCは「角田」で対戦。前半6分に武蔵野は左サイドでボールを奪い繋いだボールを右サイドに展開し中川諒真がゴール前に上げたクロスボールに本田圭佑が頭で合わせ先制。ソニーは35分に右サイドを佐々木敦河がドリブルで駆け上がりゴール前逆サイドのクロスを入れると佐藤碧が頭で合わせ同点とし1-1で前半を折り返す。後半は56分に左サイドから佐々木敦河がゴール前にドリブルで持ち込んだボールをゴール前で藤原元輝が相手DFと競り合いながら決め逆転。82分には左サイドから繋いだボールに内野裕太がシュート、相手守備のこぼれ球を吉野蓮が詰めダメ押しのゴール。守っても後半は武蔵野に決定的なチャンスを作らせず試合終了。ソニー3-1で勝ち連勝。武蔵野は4連敗で今季未だ勝利なし。
Honda FCといわきFCはシュートを「都田」で対戦。前半10分に右サイドからのクロスボールに鈴木雄也がゴール前にスライディングで合わせ先制、12分にいわきは右サイドからのクロスボールにゴール前で岩渕弘人が相手GKと競り合いながら頭で合わせ同点。その後は互いにチャンスを作るが決定機に決めきれず1-1の同点で折り返す。後半はシュート数が多くないものの攻守の切り替えの早い展開から互いに決定的なチャンスを作るが互いに体を張った守りでゴールを許さず後半は互いにゴールなく試合終了。首位決戦は1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
MIOびわこ滋賀とFCマルヤス岡崎は「東近江」で対戦。前半は攻守の切り替えの早い展開から互いにシュート4本ずつとほぼ互角の展開。マルヤスはCKのチャンスを生かせず、滋賀もサイドからの攻撃で決定的なチャンスを作るが決定機に決められずスコアレスで折り返す。後半はマルヤスがCKやシュート数も多くやや優位な展開も滋賀の体を張った守りの前にゴールならず。そしてこのままスコアレスドローで試合終了かと思われた90+4分に滋賀は竹下玲王のシュート後の相手DFのこぼれ球に右からゴール前に西口諒がクロスを入れると山内達朗が合わせゴール。これが決勝点となり滋賀1-0で勝利。マルヤスは連敗となった。
松江シティFCと鈴鹿ポイントゲッターズは「出雲」で対戦。前半は松江がシュート数で上回るも決定機に決めきれず逆に鈴鹿は前半44分に右からのクロスボールゴール前で競り合いからのこぼれ球を川森有真が詰め先制、鈴鹿が1点リードで折り返す。後半は56分に松江が相手クリアボールをゴール前で繋ぎ最後は右サイドの距離のあるところから菅本岳が決め同点。後半も松江がシュート数で上回るが決定機に決めきれずその後の追加点はなし。鈴鹿もチャンスを作るが松江の堅い守りの前にゴールならずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
奈良クラブとFC刈谷は「奈良橿原」で対戦。時折雨が降る強風の中、ボールコントロールが難しく前半は互いに決定的なチャンスが少なく、それでも互いにCK等のセットプレーのチャンスはあったゴールに結びつかず前半はスコアレスで折り返す。後半はシュート数では奈良が上回るも決定機に決めきれず、刈谷も6本のCKのチャンスを生かせず最後までゴールなし。試合は最後まで互いにゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。奈良は3試合連続で黒星なし、刈谷は今季初の勝点を獲得。
高知ユナイテッドSCとヴィアティン三重は「春野球」で対戦。前半3分に右サイドの直接FKからのボールにゴール前で距離のあると所に藤井義治が頭で合わせ先制。三重は6分に右サイドからのクロスボールにニアサイドで山藤健太が合わせすぐに同点に追いつく。その後高知は12分にゴール前で繋いだボールに左サイドから長尾善公がゴール前にクロスを入れると相手GKのこぼれ球がゴールラインを超え高知が再びリード。その後は互いにチャンスに決めきれず高知が1点リードで折り返す。後半は開始早々の47分に相手のバックパスを西村勇太が奪い相手GKが飛び出した無人のゴールに落ち着いて決め3点目。後半はシュート数では三重が上回るも高知の安定した守りの前にゴールを決めることが出来ずゴールなく試合終了。高知が3-1で勝ち3連勝、三重は連敗となった。
FCティアモ枚方とホンダロックSCが対戦(会場非公表)。前半開始早々の枚方の速攻を退けた風上のロックが前半中盤まではボールをコントロールする時間が多くチャンスを得るが決定的なチャンスに決めきれず、逆に前半中盤以降は枚方のチャンスが徐々に多くなり松本孝平が左サイドで相手DFと競り合いながらドリブルでゴール前に持ち込み逆サイドにパスを出すと右サイドから佐藤諒が走り込んで決め先制。前半はシュート数でロックが上回るもゴールなしで枚方が1-0で折り返す。後半は風上の枚方がチャンスを多く作るようになり、60分に新井晴樹が左サイドからドリブルで持ち込み豪快なミドルシュートを決め追加点。ロックは終盤にセットプレー等で決定的なチャンスを作るが枚方の守備陣が体をはった守りでゴールを許さずこのまま試合終了。枚方が2-0で勝ち連勝。ロックは3試合ぶりの黒星となった。
次節(第12節)は6月12日(土)に2試合、6日(日)に6試合が開催される。
※第12節試合なし:F.C.大阪
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