第13節 FCティアモ枚方 vs 東京武蔵野ユナイテッドFC(2021/6/19)より
第23回JFL第13節が6月19日(土)に3試合、20日(日)に5試合が開催され、枚方が武蔵野に先制されるも3ゴールを決め逆転勝ちで4位に浮上、3位のV大分と首位のいわきの対戦は逆転でいわきが勝ち首位をキープ。刈谷は先制するが終盤に追いつかれ今節も勝利ならず。
*試合なし:鈴鹿ポイントゲッターズ
19日はHonda FCとMIOびわこ滋賀が「都田」で対戦。雨の中での試合は、Hondaが前半4分に石田和希の左からのクロスボールにゴール前で児玉怜音が胸でトラップし落として出したパスを、富田湧也が走り込んで決め先制。滋賀もチャンスを作るが決めることが出来ずHondaが1点リードで折り返す。後半も優位に攻めるHondaは56分に相手ボールをインターセプトし、児玉怜音が繋いだボール富田湧也がドリブルで左サイドを駆け上がり左隅に決め2点目。67分には自陣のロングボールから右サイドを川浪龍平がドリブルで駆け上がり角度のないところから決め3点目。滋賀もチャンスを作るがHondasの守備が堅くシュート1本に終わりゴールなし。Hondaが3-0で勝ちリーグ戦3試合ぶりの勝利。滋賀は今季3度目の3失点で敗れ、3連勝ならず4試合ぶりの黒星となった。
FCティアモ枚方と東京武蔵野ユナイテッドFCが対戦(会場非公表)。雨が激しく降りピッチに水たまりが出きる中、前半17分に武蔵野は左サイドで繋ぎ小野寺湧紀のゴール前左からの低いクロスボールに本田圭佑がニアで合わせ先制。その後は枚方が優位に攻める時間が続くが決定的なシュートがポストに当たるなどなかなかゴールならず。それでも41分にPKのチャンスを得ると松本孝平が決め同点とし1-1で折り返す。後半は10本のシュートを放った枚方が優位に攻め67分に右CKからのボールに松浦航洋が頭で合わせ逆転すると88分には佐藤諒が自陣からドリブルで駆け上がりゴール前左サイドからシュートを放ち相手GKがクリアしたボールを曺永哲(チョ・ヨンチョル)が詰めダメ押しとなる3点目。武蔵野は後半チャンスが少なくゴールなし。枚方が3-1で勝ち4連勝。2試合ぶり黒星となった武蔵野は未だ勝利なし。
奈良クラブとラインメール青森は「ロートF」で対戦。雨が降る中、前半はシュート1本の奈良に対し9ほんのシュートを放った青森は21分に右サイドから菊岡拓朗がゴール前に入れたクロスボールから山田雄太がシュートを放ち相手DFに当たったこぼれ球を山田雄太がすぐに奪い後方にパス、それを小幡純平が決め先制。その後は互いにチャンスを作るがゴールならず青森が1点リードで折り返す。後半はシュート1本の青森に対し奈良が5本で上回る展開で、奈良は再三に渡り青森ゴールを脅かすが青森の守備陣が体を張った守りで最後までゴールを許さず。青森もセットプレー等でチャンスを作るが追加点はなし。そして後半は互いにゴールなく試合終了。虎の子の1点を守り切った青森が勝ち直近は8戦負けなし。奈良は5試合ぶりの黒星となった。
20日はヴェルスパ大分といわきFCが「日田」で対戦。前半は互いに攻守の切り替えの速い展開から5本ずつのシュートを放つも互いに守りも堅くゴールなしで前半をスコアレスで折り返す。後半は57分にV大分が自陣からのパスを左サイドハーフェイライン付近でボールを受けた利根瑠偉がドリブルで駆け上がりゴール前では相手を一人交わし右足で左隅に決め先制。いわきは67分に自陣からのロングボールを前線右サイドで受けた鈴木翔大がゴール前で相手を交わし左足で決め同点。そしていわきは84分に相手陣内で宮本英治がボールを奪い前線ゴール前左サイドにロングボールを入れると角度のないことから平岡将豪が右隅に決め逆転。その後はV大分の反撃を守り切ったいわきが1点差で勝ち連勝で今季未だ無敗。V大分は8試合ぶりの黒星となった。
ソニー仙台FCとF.C.大阪は「角田」で対戦。前半はFC大阪が優位に攻める展開でシュート数も多かったが決定機に決めきれず、逆にソニーは29分に左サイドから繋いだボールから吉森恭兵がゴール前にスルーパスを出しそれを鈴木啓太郎が右上隅に決め先制、ソニーが1-0で折り返す。後半はシュート数やCKでも上回り優位な展開が多く、51分には自陣からのボールを前線で受けた佐藤碧が落ち着いて決め追加点。2点ビハインドとなったFC大阪も相手陣内にボールを入れるものの決定的なチャンスが少なくまたソニーの守りが堅く最後までゴールなし。ソニーが2-0で勝ち直近4試合は3勝1分けで5位に浮上。敗れたFC大阪は3連敗となり6位に順位を下げた。
ヴィアティン三重とFC刈谷は「アサスタ」で対戦。前半は互いに攻守の切り替えの速い展開から互いに積極的にシュートを放つも互いの守備陣が体を張った守りでゴールならず終盤へ。そして35分に刈谷は右サイドをドリブルで○が駆け上がりゴール前にクロスを入れると福家勇輝が反転しながら相手を交わしゴール中央に決め先制、刈谷が1点リードで折り返す。後半はシュート2本の刈谷に対し、11本のシュートを放った三重が優位に攻め再三に渡り刈谷ゴールに攻め込むが刈谷の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず終盤へ。そして三重は89分に左コーナー付近の直接FKから橋本拓門が蹴ったボールがゴールに直接吸い込まれ同点。その後は互いにゴールなく1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。巳は2試合連続の引き分け、刈谷は今季2試合目の勝点を確保。
松江シティFCとFCマルヤス岡崎は「松江」で対戦。前半8分にマルヤスは左CKからのボールにゴール前で多々良敦斗が頭で合わせ、相手GKが弾くも大塚勇気がニアサイドで詰め先制。松江は前半シュート数ではマルヤスより1本少ないものの相手ゴールまで攻めるが相手の守備が堅くゴールなし。マルヤスが1点リードで折り返す。後半もシュート数では松江が上回るが68分に退場者を出し数位的不利に。数位的優位になったマルヤスだったがチャンスを作るもシュートまでは持って行けず追加点はなし。それでも虎の子の1点を守り切りマルヤスが8試合ぶりの勝利。松江は今季初の連敗となった。
高知ユナイテッドSCとホンダロックSCは「春野陸」で対戦。前半は高知がボールを持つ時間が多くシュート数で上回るも決定機に決めきれず、ロックもチャンスをつくるがゴールなく終盤へ。そして高知は38分に逆サイドからのロングボールを受けた西村光司が左サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にクロスボールを入れると西村勇太が頭で合わせ先制。高知が1-0で折り返す。後半はシュート数とCKでも上回るロックだったがチャンスを作るも高知の守りが堅く最後までゴールなし。高知も追加点を狙ってチャンスを作るがこちらも決定機に決めきれずこちらもゴールなし。虎の子の1点を守り切った高知が1-0で勝ち2試合ぶりの勝利。敗れたロックは4試合勝利なし。
次節(第14節)は6月26日(土)に4試合、27日(日)に4試合が開催される。また第7節で中断した高知ユナイテッドSC-奈良クラブの再開試合が6月23日(水)に「春野陸」で開催される。
※第14節試合なし:いわきFC
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