第７節再開試合 高知ユナイテッドＳＣ vs 奈良クラブ(2021/6/23)より

　５月１日（土）開催の第７節で１１分の時点で中断となった高知ユナイテッドＳＣと奈良クラブの再開試合が６月２３日（水）１３時から「春野陸」で行われた。

　５月１日は、奈良クラブが開始早々に左サイドから加藤徹也が放ったクロスボールにゴール前で浜田幸織が合わせるも相手ＧＫが弾き、それを山本宗太朗が詰め先制。その後は奈良がシュートを１本、高知はゼロ。６月２３日（水）は中断した１０分１６秒で奈良クラブのスローインから再開。
　奈良は開始早々に加藤徹也のロングスローからゴール前で寺島はるひがオーバーヘッドでゴールを狙うも枠を外れる。高知も１５分に左サイドのロングローから赤星魁麻が頭で合わせるも、こちらも枠を外れる。その後も高知がセットプレーのチャンスから積極的にゴールを狙い、１７分には連続で右ＣＫからのチャンスを得るがゴールなし。２１分には左サイドからのクロスボールに赤星魁麻が頭で繋ぎゴール前に長尾善公が飛び込むもゴールならず。２４分には右サイドから赤星魁麻がドリブルで持ち込み決定的なチャンスを作るも奈良の守備が体を張ってゴールを阻止。奈良クラブは３２分に縦パスからゴールを狙うも前線の選手に合わずＧＫ正面。３５分には前線からプレスのボールを奪い決定的なチャンスを作るもシュートは右にそれゴールならず。高知は３９分には連続でゴール前にクロスを入れチャンスを作るが奈良の守備陣が落ち着いてクリアしゴールを許さず。４３分に高知は自陣でボールを奪うと左サイドに展開しゴール前に吉田知樹がクロスを入れるもゴール前で合わせる選手はなく。奈良は４５分にボールを繋ぎ相手ゴール前で決定的なチャンスを作るも最後で詰めがなく、その後もカウンターから寺島はるひが相手ＧＫと一対一になりシュートを放つも高知ＧＫ井上聖也がクリアしゴールを許さず前半終了。奈良が１点リードで折り返す。
　後半序盤は奈良クラブが積極的に仕掛けゴール前にクロスを入れるがシュートまではもって行けず。５３分には高知がゴール前で決定的なチャンスを作り田中彰馬がシュートを放つが奈良ＧＫ金子優希が好セーブでゴールを許さず。その後は攻守の切り替えの早い展開が続き互いにゴール前まで持って行くがシュートまでは持って行けず、飲水タイムへ。飲水タイム後は奈良が２名の選手交代。７２分には奈良が連続のＣＫからチャンスを作るがシュートまでは持って行けず。その後は互いにカウンターから相手ゴール前まで攻めるもシュートなし。７４分には奈良は左サイドからのパスに森田凜が右隅にシュートを放つもポストに当たりゴールならず。７７分に高知はゴール前でボールを繋ぎ栗原純弥がミドルシートを放つも枠の外へ。そして８１分に奈良は自陣からロングボールを右サイドに展開し田中奏一がゴール前にクロスボールを入れるとフォアサイドで吉田直矢が繋いだボールを加藤徹也が低く抑えたボールでゴール右隅に決め追加点。終盤の８７分、８８分に互いに２名の選手交代。アディショナルタイムは高知が奈良陣地にボールを入れようとするが奈良の守備陣が自陣にボールを入ってもすぐに大きくクリアし、またボールを持ったらキープし相手にボールを渡さず高知にチャンスを作らせない。終了間際に奈良ゴール前での混戦も奈良の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。奈良が２点差をつけ勝ち、５試合ぶりの勝利。高知は最後までゴールが遠く敗れ連勝ならず。

　次節（第１４節）は６月２６日（土）に４試合、２７日（日）に４試合が開催される。
　※第１４節試合なし：いわきＦＣ