第14節 FC刈谷 vs ホンダロックSC(2021/6/27)より
第23回JFL第13節が6月26日(土)に4試合、27日(日)に4試合が開催され、2位のHondaが高知に快勝、刈谷がロックとの接戦を制しJFL復帰後、初勝利となった。
*試合なし:いわきFC
26日はHonda FCと高知ユナイテッドSCが「都田」で対戦。前半1分にHondaは右サイドの川浪隼人のロングスローからゴール前で岡﨑優希がドリブルで相手を交わしながら決め先制。23分には相手のクリアボールをゴール前で繋ぎ最後は岩切拳心がミドルシュートを決め2点目。45分には相手ボールをインターセプトし繋いだボールから鈴木雄也がゴール前にパスを出し、児玉怜音が後方にパスを出すと岡﨑優希がミドルシュートを決め3点目。再開試合から中二日で臨んだ高知はチャンスを作るが決定的なシーンは少なくHondaが前半を3-0で折り返す。後半もHonda優位の展開は続き61分には中央で繋いだボールからゴール前で岡﨑優希がドリブルで相手を引きつけ横パスを出し右サイドから川浪隼人がミドルシュートを決め4点目。74分には左CKからゴール前で連続シュートを放ち最後は松本和樹が決め5点目。後半は高知も4本のシュートを放つがHondaの堅い守りの前にゴールならず。Hondaが5-0で勝ち連勝、高知は連敗となった。
MIOびわこ滋賀と松江シティFCは「東近江」で対戦。前半7分に松江が中央縦のラインでボールを繋ぎ最後は高畑智也がドリブルで相手を交わしながら決め先制。松江は34分には相手ボールをインターセプトし繋いだボール右サイドから遊馬将也がミドルシュートを決め2点目。滋賀は。シュート数では松江の倍(滋賀6本、松江3本)を放った滋賀だったが松江の体を張った守りの前にゴールならず松江が2点リードで折り返す。後半は松江がシュートゼロに対し6本を放ち優位に攻める滋賀が77分にはPKのチャンスを得るとこれを竹下玲王が左隅に決め1点を返す。その後もチャンスを作った滋賀だったが松江の体を張った守りの前にあと一点が遠くこのまま試合終了。松江が1点差で逃げ切り4試合ぶりの勝利。滋賀は2試合連続の複数失点で連敗となった。
ラインメール青森とFCティアモ枚方は「カクスタ」で対戦。前半5分に枚方は相手の前線へのロングフィードを武田航太朗が頭でカットし前方へ大きく出すとゴール前で松本孝平が相手DFとの競り合いから右隅に決め先制。しかし青森も10分に右CKからのボールに水谷侑暉が頭で合わせ同点に追いつく。そして枚方は左CKからのボールにゴール前で相手守備のこぼれ球を曺 永哲(チョ・ヨンチョル)がスライディングで押し込み再びリード。その後が互いに決定的なチャンスを作るが互いの攻守もあり追加点はなく枚方が1点リードで折り返す。後半は青森が56分に水谷侑暉が相手のボールをインターセプトしゴール前右横に出したパスを西室隆規が右隅にミドルシュートを決め再び同点に追いつく。その後の後半は攻守の切り替えの速い展開からチャンスを作るが互いに守りも堅く青森は終盤に決定的なチャンスを作るが決めきれずこのまま試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。これで青森は9試合、枚方は5試合連続で負けなしとなった。
鈴鹿ポイントゲッターズとソニー仙台FCは「AGF鈴鹿」で対戦。前半10分にソニーは右CKからのボールにゴール前で相手のクリアボールを荻原健太が詰め先制。その後は互いに攻守の切り替えの速い展開からチャンスを作るも決めきれず。前半終了マグ岩にソニーはPKのチャンスを得るとこれを藤原元輝が決めソニーが2点リードで折り返す。後半は61分にソニーは左サイドを抜け出した吉野蓮がゴール前にパスを出し、両チーム選手の競り合いからこぼれたボールを右サイドの角度のない所からから三浦祐希が決め3点目。89分には右サイドのロングパスからオフサイドラインギリギリに抜け出した藤原元輝が決め4点目。鈴鹿もチャンスを作るがソニー守備陣の攻守もありゴールがなく終盤へ。終了間際に右ショートCKからのボールを受けた遠藤純輝がゴール前にクロスボールを入れるとエフライン・リンタロウが頭で合わせ1点を返すがこのまま試合終了。ソニーが3点差をつけ勝ち連勝で5試合連続負けなし、敗れた鈴鹿はこれで5月、6月と7試合連続で勝利なし。
27日はF.C.大阪と奈良クラブが「花園第2G」で対戦。前半はシュート数やCK数で上回るFC大阪がやや優位に攻める展開。互いに決定的なチャンスを作るが決定機に決めきれず終盤へ。そして前半終了近くの43分にFC大阪はPKのチャンスを得るとこれを田中直樹が決め先制。FC大阪が1-0で折り返す。後半もシュート数では上回る展開も攻守の切り替えの速い展開で互いにチャンスを作るが互いに守備も堅くゴールなく終盤へ。そして84分に奈良は右サイドを駆け上がった桑島良汰からのクロスにゴール前で山本宗太朗が右足で合わせ同点。その後は互いにチャンスを作るが互いの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。FC大阪は連敗ストップも4試合勝利なし。奈良は今回も連勝ならず。
東京武蔵野ユナイテッドFCとヴィアティン三重は「味フィ西」で対戦。前半は互いに攻守の切り替えの速い展開でシュートは3本ずつとほぼ互角の展開。互いにチャンスも作るが守備も堅く、武蔵野は4本のCKのチャンスを生かせずゴールなくスコアレスで前半を折り返す。後半は武蔵野がなかなかシュートまで持っていけず、逆に三重は78分に左サイドで繋ぎ寺下裕貴がゴール前にクロスを入れると相手DFに当たり、そのこぼれ球を途中交代で入った早坂翔が決め先制。その後武蔵野が絶好のFKのチャンンスを得るが小林大地が蹴ったボールは相手守備の壁にあたりゴールならず。後半は互いにシュート4本ずつもその後はゴールなく試合終了。三重が虎の子の1点を守りきり5試合ぶりの勝利、武蔵野は連敗で未だ今季勝利なく勝点でも最下位刈谷に追いつかれた。
FCマルヤス岡崎とヴェルスパ大分は「岡崎龍北」で対戦。マルヤスは開始早々から積極的にプレスをかけ、6分に船谷圭祐が相手ボールを奪いゴール前にパス、それを地主園秀美が落ち着いて決め先制。13分にもマルヤスはV大分の自陣内でのパス回しを船谷圭祐インターセプトし前方へパス、そのボール寺尾憲祐が左サイドからドリブルで持ち込み決め追加点。34分には左サイドでボールを繋ぎ伊藤晴斗がゴール前にクロスを入れるとV大分DFのクリアボールが角度を変えゴールに吸い込まれ相手のオウンゴールとなり3点目。V大分も決定的なチャンスを作るがマルヤスの守りが堅くゴールなし、前半はマルヤスが3-0で折り返す。後半はV大分がボールをキープする時間が多くなり67分に左CKからのボールにゴール前で前田央樹が頭で合わせ1点を返す。73分には左サイドをドリブルで駆け上がった○○がゴール前にクロスを入れると中村真人が左足で合わせ2点目。その後もV大分が優位に攻める時間が続くがマルヤス守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。マルヤスが1点差を守り切り3-2で勝ち岡﨑龍北での初勝利となった。敗れたV大分は今季初の連敗となった。
FC刈谷とホンダロックSCは「名古屋港」で対戦。前半は攻守の切り替えの速い展開から互いにチャンスを作るが決定機に決めきれず。ロックは得意のセットプレーのチャンスを多く作るがゴールはならず終盤へ。44分に刈谷は左からのクスボールをゴール前に入れ相手DFのクリアボールを福田航太、勝又慶典で繋ぎ、最後は左サイドから田中貴大が決め先制、刈谷が1点リードで折り返す。後半はシュート数ではロックが上回りチャンンスを作るが刈谷の守備陣が体を張った守りで相手ゴールを許さず。刈谷もチャンスは作るが決定機に決めきれず追加点はなく試合終了。刈谷が虎の子の1点を守りきりJFL復帰後初勝利となった。敗れたロックは連敗となりこれで直近は5試合勝利なしとなった。
次節(第15節)は7月3日(土)に全8試合が開催される。
※第15節試合なし:FCマルヤス岡崎
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