第18節 鈴鹿ポイントゲッターズ vs FC刈谷(2021/7/25)より
第23回JFL第18節が7月24日(土)に1試合、25日(日)に7試合が開催され、首位のいわきはロック相手に4ゴールを決め完勝で2位に勝点4差をつけ首位、鈴鹿は刈谷相手に三浦泰年新監督の初陣を2-1の逆転勝利で飾った。
*試合なし:ヴェルスパ大分
24日はHonda FCと奈良クラブが「都田」で対戦。前半は10分にHondaが直接FKのチャンスを得るも放ったボールはポストにあたりゴールならず。その後もCKやサイド攻撃からチャンスを作るがゴールならず。奈良も前線からプレスをかけボールを奪いに行きチャンスを作るがゴールならず、前半はスコアレスで折り返す。後半は69分にゴール前やや左サイドで直接FKのチャンンスを得ると、鈴木雄也が壁の右側から低いボールでカーブをかけ右下隅に決め先制。しかし奈良は75分に右サイドから繋いだボールに森俊介がドリブルで持ち込みフォアサイドにパスを出すと桑島良汰が胸で詰め同点。その後は互いにチャンスを作るが決め切れず1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
25日はラインメール青森と高知ユナイテッドSCが「新青森球」で対戦。序盤から攻守の切り替えの速い展開で互いにチャンスを作るが決めることが出来ず終盤へ。そして青森は40分に右サイドから小幡純平のクロスボールにニアサイドで山田雄太が右足で合わせ先制し青森が1-0で折り返す。後半序盤は高知が青森陣内に攻め込むことが多くなり、58分には右サイドから繋いだボールを最後はゴール前で長尾善公が体勢を崩しながらダイレクトボレーシュートをゴール左下隅に決め同点。69分には相手スローインをカットし繋いだボールを細山海斗が豪快なミドルシュートを決め逆転。その後は青森が高知ゴールに再三迫るも高知の体を張った守りの前にゴールならず。そして終了間際に青森は直接FKのチャンスを得るとGKの廣末陸が上がって攻撃参加。ゴール前で何度もシュートを放ち最後は相手のクリアボールを廣末陸がミドルシュートを決め2-2の引き分けに持ち込んだ。
F.C.大阪と東京武蔵野ユナイテッドFCは「花園第2G」で対戦。序盤から攻守の切り替えの速い展開も互いに決定的なチャンスが少なく中盤へ。そして武蔵野は前半33分に直接FKからのロングボールを左サイドで鳥居俊が相手との競り合いからニアサイドにパスを出すと澤野康介が角度のないところから決め先制。その後は互いにゴールなく武蔵野が1点リードで折り返す。後半シュート数で上回る武蔵野は60分に相手ボールをインターセプトし相手守備の左背後に抜けた澤野康介がドリブルで持ち込みゴール前逆サイドに横パスを出すと石原幸治が詰め2点目。FC大阪もゴール前までボールを運ぶものの武蔵野守備陣が決定的なシュートを打たせず最後までゴールが遠くゴールなく試合終了。武蔵野が2点差をつけ今季初の完封で2勝目。FC大阪は5試合ぶりの黒星となった。
MIOびわこ滋賀とFCティアモ枚方は「東近江」で対戦。序盤から積極的に仕掛ける枚方は13分に左CKからゴール前相手のクリアボールを薬真寺孝弥が距離のある所からシュートを放つと滋賀GKが弾くもボールがゴールに吸い込まれ先制。31分には曺永哲(チョ・ヨンチョル)が相手守備のボールキープを奪い、左サイド角度のない所からミドルシュートを決め2点目。滋賀もチャンンスを作るが前半はシュート2本でゴールなし。枚方が2点リードで折り返す。後半は滋賀が再三に渡り枚方陣内に攻め込むが枚方の守備が堅くゴールが決められない。逆に枚方は終盤に前掛かりに攻めてくる滋賀の裏を狙うようになり85分には自陣ロングボールから小谷健悟が右サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れると曺永哲(チョ・ヨンチョル)がニアサイドに走り込んで詰め3点目。アディショナルタイムに入っても枚方は90+2分にカウンターから小谷健悟が右サイドをドリブルで駆け上がり逆サイドにクロスを入れると福森大樹が落ち着いて決め4点目。1分後には森本ヒマンがセンタ-サークル付近からドリブルで持ち込み決めゴール。枚方は今季最多の5ゴールを決め勝利、敗れた滋賀は連敗となった。
松江シティFCとソニー仙台FCは「松江」で対戦。前半5分に松江はゴール前で繋いだボールを高畑智也がミドルシュートを決め先制。12分にはPKのチャンスを得るが垣根拓也が放ったシュートはクロスバーに当たりゴールならず。それでも15分には再びPKのチャンンスを得ると今度は垣根拓也が決め2点目。その後ソニーもすぐに右スローインからゴール前相手選手との競り合いから出たこぼれ球を佐藤碧がミドルシュートを決め1点を返す。その後は互いに追加点はなく松江が2-1で折り返す。後半はシュート数で勝るソニーが72分にPKのチャンスを得るとこれを藤原元輝が決め同点に追いつく。その後は互いに決定的なチャンスを作るものの互いに体を張った守りでゴールを許さず追加点はなしで試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
FCマルヤス岡崎とヴィアティン三重は「岡崎龍北」で対戦。マルヤスは前半6分に右CKからのボールにゴール前で相手クリアボールを繋ぎ左サイドから茂庭照幸がゴール前に出したパスに中美慶哉がゴール上に決め先制。V三重が前半はシュート1本と少なくゴールなしでマルヤスが前半を1-0で折り返す。後半はV三重がボールを持つ時間が多くなり60分に右サイドで繫いだボールから菅野哲也がゴール前ニアサイドに横パスを出すと酒井達磨が右下隅に決め同点とする。その後は互いに相手陣内で攻め込むも互いに守りも堅く決定的なチャンスが少なくこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。これでマルヤスは5試合、三重は7試合連続で黒星なしとなった。
鈴鹿ポイントゲッターズとFC刈谷は「三交鈴鹿」で対戦。前半8分に刈谷は田中貴大が右サイドからゴール前にクロスボールを入れると佐藤悠希が頭から飛び込み決め先制。その後は互いに決定的なチャンスに決め切れず終盤へ。前半終了間際に鈴鹿は右サイドを菊島卓が相手との競り合いからドリブルで持ち込みゴール前にクロスボールを入れると橋本晃司が右足で合わせ同点とし1-1で折り返す。後半は全体的に鈴鹿がボールを持つ時間が多くなり61分に左サイドからのクロスボールに海口彦太がゴール前で相手との競り合いで体勢を崩しながら決め逆転。その後は攻守の切り替えの早い展開から互いにチャンスを作るが決めることが出来ずこのまま試合終了。鈴鹿が2-1で勝ち三浦泰年新監督の初陣を飾る。刈谷は3連敗となった。
いわきFCとホンダロックSCは「Jヴィレッジ」で対戦。いわきは34分に相手ボールを金大生(キン・デセン)がカットし鈴木翔大が前方スペースにスルーパスを出すと左サイドから古川大悟がドリブルで駆け上がり決め先制。ロックはFKのチャンスも得てシュート数ではいわきと同じ3本ながらもいわきの安定した守りの前に決定打が放てずゴールなしで、いわきが1-0で折り返す。後半は53分にロックのクリアボールが自陣ゴールの方に流れゴール前で古川大悟が空中で相手GKと競り合いを制し頭で決め2点目。68分には谷村海那が左サイドを駆け上がりゴール前にクロスを入れると金大生(キン・デセン)が決め3点目。80分にはPKのチャンスを得ると吉澤柊が決め4点目。ロックも後半は5本のシュートを放つがいわきの守備陣が体を張った守りでゴールを許さずゴールなし。いわきが4-0で勝ち2位のHondaに勝点4差をつけ首位をキープした。
次週は第17節の奈良クラブ-FCマルヤス岡崎が7月31日(土)に開催し、先週中止になった第17節のFCティアモ枚方-いわきFCは8月14日(土)に開催する。また次節(第19節)は8月21日(土)に5試合、22日(日)に3試合が開催される。
※第18節試合なし:松江シティFC
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