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第23回JFL 第20節「ソニー仙台FCが4ゴールを決め勝ち、3位に浮上!」


第20節 ソニー仙台FC vs ヴィアティン三重(2021/8/28)より

 第23回JFL第20節が8月28日(土)に2試合、29日(日)に5試合が開催され、今節は首位のいわきは高知相手に引き分け、2位のHondaは勝ち勝点差を4に縮めた。4ゴールを決めた勝ったソニーが3位に浮上した。
 ※MIOびわこ滋賀-F.C.大阪は開催中止となりました。
 *試合なし:ホンダロックSC

 28日はソニー仙台FCとヴィアティン三重が「めぐみB」で対戦。序盤から優位に攻めるソニーが15分に自陣ゴール前から荻原健太が蹴ったロングボールに右サイドのハ-フェイライン付近で佐藤碧がボールを追うと競り合った相手DFのバックパスに相手GKが追いつけずそのままゴールに吸い込まれソニーが相手のオウンゴールで先制。33分には左サイドで繫いだボールから最後は佐藤碧が豪快なミドルシュートを決め2点目。V三重は前半シュート1本と少なくゴールなし。ソニーが2-0で折り返す。後半は63分にソニーは右CKからのボールにゴール前で福宮弘之介が頭で合わせ3点目。V三重は自陣からロングボールで左サイドへに展開し寺下裕貴がゴール前にクロスボールを入れるとフォアサイドに走り込んだ塩谷仁が右足で合わせ1点を返すが、ソニーは77分に左サイドを石上輝がドリブルで持ち込み前方へボールを出し、吉野蓮がクロスを入れるとゴール前で藤原元輝が左足で合わせ4点目。

 Honda FCとラインメール青森は「都田」で対戦。前半は攻守の切り替えの早い展開から互いにチャンスを作るがシュート数は少なく終盤へ。43分にHondaはボールを繫ぎながら右サイドに展開し三浦誠史からのパスを受けた川浪龍平がゴール前にクロスを上げるとそのボ-ルが追い風に乗り前に出てきたGKの頭上を超え左ポストの跳ね返りがゴールに吸い込まれ先制、Hondaが1-0で折り返す。後半は60分にHondaがゴール前でパスを繫ぎ最後は原田開との連携から富田湧也が抜け出して決め2点目。青森は71分、72分にゴール前でのパス回しから決定的なチャンスを作るがHondaの守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。その後は互いにゴール前でチャンスを作るが互いに守備も堅くゴールなく試合終了。Hondaが2-0で勝ち、第8節で負けた借りを返す。青森は5試合ぶりの黒星となった。

 29日は高知ユナイテッドSCといわきFCが「春野球」で対戦。前半序盤から中盤はいわきがややボールを持つ時間が多くCK等からチャンスは作る決定的なチャンスは少なくシュート6本を放つがゴールなし。終盤は高知がチャンスを作る機会も増えシュート3本を放つがゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は攻守の切り替えの早い展開から互いにゴール前までボールを運びシュートまではもっていくが互いの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。いわきは4本のCK数は生かせず、シュート数では後半は高知が4本といわきの3本を上回ったがこちらもゴールがなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。いわきは勝点1を加え2位のHondaとは勝点で4差をつけ首位。高知は4試合ぶりのゴールなし。

 ヴェルスパ大分とFC刈谷は「昭和電サA」で対戦。V大分は前半22分に左サイドで繫いだボールからゴール前で篠原宏仁の横パスに中野匠が距離のあるところから低く抑えて決め先制。その後も積極的に仕掛け前半は10本のシュートを放ったV大分だったが追加点ならず。刈谷もチャンスを作3本のシュートを放ったがゴールなくV大分が1-0で折り返す。後半は49分にV大分が直接FKのチャンスに篠原宏仁がゴール前にボールを入れ村田勉が頭で合わせ相手GKのクリアボールを本多琢人が詰め追加点。しかし終盤の80分にV大分は退場者を出すと数位的優位に立った刈谷がボールを持つ時間が長くなり相手陣内に攻め込むもV大分の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず、このまま試合終了。V大分が2-0で勝ち連勝。敗れた刈谷は5戦勝利なし。

 松江シティFCと東京武蔵野ユナイテッドFCは「島根サ」で対戦。前半は攻守の切り替えの早い展開で互いに相手のゴール前までボールを運びチャンスを作りシュートを放つ(松江5本、武蔵野4本)が互いに守りが堅くゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半も前半同様に互いにチャンスを作るが決め切れず、CKのチャンスもゴールに結びつかず終盤へ。そして82分に松江は右サイドのスローインからボールを繫ぎ、筒井俊のクロスボールから左サイドで澤島輝が頭で折り返したボールを右サイドから川中健太が走り込んで決め先制。その後も互いにゴールを目指し相手陣内に攻め込むもゴールなく試合終了。松江は虎の子の1点を守り切り3試合ぶりの勝利で6戦負けなし。武蔵野は再開後2週連続のアウェイ戦で共に0-1の敗戦となった。

 FCマルヤス岡崎と鈴鹿ポイントゲッターズは「岡崎龍北」で対戦。前半は攻守の切り替えの早い展開から互いに相手陣内に攻め込みシュートまで放つ(マルヤス7本、鈴鹿5本)がゴールなく、特にマルヤスは5本のCKのチャンスを生かせずスコアレスで折り返す。後半は55分に鈴鹿は左CKからのボールにゴール前で今井那生が相手との競り合いから前に出したボールを川森有真が決め先制。57分には右CKからのボールに川森有真が頭で合わせ、ポストで跳ね返ったボールを川森有真が自ら頭で詰め2点目。79分には右サイド直接FKからのボールに田村翔太がゴール前にクロスボールを入れると上田駿斗が頭で合わせ3点目。82分にマルヤスは中央で繫いだボールから最後は阪本将基が決め1点を返すがその後はチャンスに決め切れず試合終了。鈴鹿が2点差をつけて勝ち三浦泰年監督就任後3戦3勝となった。マルヤスは8試合ぶりの黒星となった。

 奈良クラブとFCティアモ枚方は「奈良橿原」で対戦。前半5分に右CKから相手のクリアボールを繫ぎ、佐藤諒が右サイドからクロスを入れるとゴール前で久保田駿斗が頭で合わせ先制。21分には久保田駿斗が左サイドで相手ボールをインターセプトし前方へパス、ボールを受けた曺永哲(チョ・ヨンチョル)がドリブルで相手を交わしミドルシュートを決め追加点。42分には右サイドでボールを繫ぎ宮城和也のスルーパスに抜け出した松本孝平が決め3点目。奈良はアディショナルタイムに右サイドのスローインから繫いだボールに田中泰一がゴール前に入れたクロスボールが左下隅に吸い込まれ1点を返し、枚方が2点リードで前半を折り返す。後半は51分に奈良は左サイドで山本宗太朗が相手ボールを奪い前方へ、ボールを受けた森俊介がドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れるとフォアサイドに浜田幸織が走り込んで決め1点差に迫る。そして90分に奈良は相手のクリアボールに寺村浩平が相手との競り合いで前に出したボールを森俊介がドリブルで持ち込みゴールラインギリギリの所からクロスを入れるとフォアサイドに都並優太が頭から飛び込み決め同点に追いつく。その後は互いにチャンンスを作るが決められず試合終了。3-3の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 次節(第21節)は9月4日(土)に4試合、5日(日)に4試合が開催される。
 ※第21節試合なし:FC刈谷