1st-S第1節 FC大阪 vs 奈良クラブ(2017/3/5) より
第19回日本フットボールリーグの開幕戦となるファーストステージ第1節が3月5日(日)に全8試合が各地で開催され、昨年あと一歩でステージ制覇を逃したFC大阪が4ゴールを決め快勝。新入会の2チームは昨年の上位チームに対し共に2-2の引き分けとなった。
HondaFCとラインメール青森は「都田」で対戦。前半22分にHondaは古橋達弥が相手のこぼれ球を詰め先制し1点リードで折り返す。後半は55分に青森は奥山泰裕がゴール前で繋いだボールを決め同点に追いつくが、Hondaは65分に大町将悟がPKを決め再びリード。89分には富田湧也が後方からの浮き球を落ち着いて決めダメ押し。3-1でHondaが勝ち連覇に向け好発進。
流経大ドラゴンズ龍ケ崎とFC今治は「Ksスタ」で対戦。前半相手のミスもあり9分に宮津祥太が決め先制した流経大だが、その後は再三押し込まれるも体を張った守りで失点を許さず1-0で折り返した。後半はFC今治が徐々にチャンスを作ると62分に金子雄祐がミドルシュートで同点に追いつくと75分には中野圭が角度のない位置から技ありのゴールで逆転。しかし流経大は81分にロングボールから岡崎優希がドリブルで持ち込み決め同点。その後は互いにチャンスを生かせず2-2の引き分け。
ホンダロックSCとヴィアティン三重は「宮崎市」で対戦。前半はシュート1本の三重がゴール前のこぼれ球を藤牧祥吾が決め先制し三重が1点リードで折り返す。後半は三重がシュート数で上回るがチャンスに決めることができず。逆にロックは79分に串間雄峰がゴール前で繋いだボールを直接決め同点とすると90+2分に市原大嗣がPKを決め逆転。しかし三重も終了間際に北野純也がPKを決め2-2の引き分けに持ち込んだ。
FC大阪と奈良クラブは「J-G堺メイン」で対戦。前半は3本ずつのシュートながら決め手で勝るFC大阪が木匠貴大と江坂巧のゴールで2点リードで折り返す。後半は相手にシュートを一本も打たせない展開で68分に木匠がポスト返りを詰めこの2点目を決めると85分にはジュニーニョがFKを直接決め4-0で完封勝利。奈良は前線の選手がシュート一本に終わり3年連続開幕戦で黒星スタート。
MIOびわこ滋賀とFCマルヤス岡崎は「東近江」で対戦。前半シュート数で上回る滋賀は14分に坂本一輝がPKを決め先制、34分にはゴール前で浮き球でボールを繋ぎ久保賢悟が決め2-0で折り返す。後半は互いにチャンスを生かせずこのまま試合終了。滋賀は今季も開幕戦は好発進。マルヤスは前線のベテラン選手が積極的にシュートを放つも滋賀の体を張った守りの前にゴールならず。
東京武蔵野シティFCとヴァンラーレ八戸は「味フィ西」で対戦。八戸は前半40分に左CKからのボールを村上聖弥が頭で決め1点リードで折り返す。後半は47分に八戸は相手のオウンゴールで2点をリード。武蔵野はこの日のシュート数21本を放ち八戸を圧倒するも65分に石原幸治がPKを決め1点を返すにとどまりこのまま試合終了。八戸が3年前のリベンジ達成で白星スタート。ここ12年間開幕戦では10勝2分けと圧倒的な勝率だった武蔵野は13年ぶりに開幕戦で黒星スタートとなった。
ヴェルスパ大分とブリオベッカ浦安は「大銀サA」で対戦。前半はスコアレスで折り返す。後半は56分に浦安が南部健造がポスト返りを詰め先制。しかしシュート数で上回るV大分は83分に相手のクリアボールからボールを繋ぎ中村真人が決め同点。1-1の引き分けとなり勝点1ずつを分け合った。
栃木ウーヴァFCとソニー仙台FCは「栃木市」で対戦。ソニーは前半40分にゴール前の浮き球を内野裕太が直接決め先制し1点リードで折り返す。後半は栃木ウがシュート数で上回るが相手の攻守もありチャンスに決めることができず。逆にソニーは虎の子の1点を守りきり白星発進。
次節(ファーストステージ 第2節)は、3月11日(土)に2試合、12日(日)に6試合が開催される。
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