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第19回JFL 1st-S第2節「ヴィアティン三重が初のホーム開幕戦で勝利! 」


1st-S第2節 ヴィアティン三重 vs ソニー仙台FC(2017/3/12) より

 第19回日本フットボールリーグ ファーストステージ第2節が3月11日(土)に2試合、12日(日)に6試合が開催された。新入会チームのFC今治とヴィアティン三重は今節が初のホーム開幕戦となった。

 11日は奈良クラブと流経大ドラゴンズ龍ケ崎が「ならでん」で対戦。前半は奈良が優位に攻め、右CKからゴール前相手のクリアボールを濵中優俊が落ち着いて決め先制。このまま奈良1点リードで折り返すと思われたアディショナルタイムに流経大の小川紘生がPKを決め同点とし折り返す。後半はほぼ互角の展開も84分に流経大は小川紘生がFKを直接決めこれが決勝点となり流経大が今季初勝利。

 FCマルヤス岡崎とホンダロックSCは「名古屋港」で対戦。強風の中、共にボールコントロールが難しくシュートまで持って行けない状況の中、19分にマルヤスは地主園秀美が相手のクリアボールを詰め先制し1点リードで折り返す。後半はロック優位の展開となり76分に右からのクロスボールを佐々木翼が頭で決め同点。その後は互いに決定的なチャンスが少なくこのまま1-1の引き分け。

 12日はブリオベッカ浦安とMIOびわこ滋賀が「柏の葉」で対戦。前半は浦安が優位に攻めるもスコアレスで折り返す。後半はまず52分に滋賀の久保賢悟がPKを決め先制。しかし浦安も70分に坂谷武春がドリブルで持ち込み決め同点とする。そしてこのまま引き分けかと思われた試合終了間際に滋賀は左からのクロスボールを中央で繋ぎ最後は堀川智雅が決めこれが決勝点となり滋賀が連勝。

 東京武蔵野シティFCとFC大阪は「武蔵野」で対戦。前半シュート数で上回るFC大阪は18分に舘野俊祐相手ボールをインターセプトしそれを落ち着いて決め先制し1点リードで折り返す。後半はほぼ互角の展開も武蔵野はチャンスに決められず逆にFC大阪は54分に右CKからゴール前で繋いだボールを木匠貴大が決め、更に83分には須ノ又諭がゴール前のこぼれ球を詰め計3ゴールで連勝。

 ヴェルスパ大分とラインメール青森は「大銀サA」で対戦。V大分は前半7分にGKからのロングボールが右前方へ、そこからグラウンダーのパスで木島悠が決め先制。青森は9分に相手のクリアボールを酒井大登が決め同点とするがV大分は42分に左からのクロスボールを河野諒祐が頭で決め1点リードで折り返す。後半はV大分がシュート数で上回るも追加点ならず。逆に青森は左CKからのボールをゴール前で繋ぎ近石哲平が決め同点。その後は互いに追加点ならず2-2の引き分けとなった。

 栃木ウーヴァFCとヴァンラーレ八戸は「栃木市」で対戦。前半は八戸優位の展開で23分に右スローインからゴール前の浮き球を村上聖弥が決め先制。前半間際には右CKからのボールを相手FPがクリア、そのボールを穂積諒が決め2点リードで折り返す。八戸は後半にも1点追加し計3ゴールで連勝。後半はシュート数で上回った栃木ウだったが64分に内山俊彦が決め1点を返すにとどまった。

 FC今治とHonda FCは「ひうち陸」で対戦。3,065人の来場者で盛り上がった今治のホーム開幕戦。しかしシュート数で上回るHondaが決定的なチャンスを生かせずスコアレスで折り返す。後半も前半同様にHondaは決定的なチャンスを決められず。一方の今治もチャンスを作るがこちらも決めることが出来ずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 ヴィアティン三重とソニー仙台FCは「四日市」で対戦。前半は5本ずつのシュートを放つ互角の展開。19分に三重は相手のこぼれ球を高田祥生が詰め先制。ソニーは26分に菅井慎也が決め同点。しかし終了間際に三重は相手のオウンゴールで1点リードで折り返す。後半は54分に三重の加倉広海が後方からの浮き球パスを落ち着いて決め2点をリード。ソニーは75分に秋元佑太がPKを決め1点を返すがその後追いつくことが出来ず三重が1点のリードを守りきりJFL初のホーム開幕戦で勝利。

 次節(ファーストステージ 第3節)は、3月18日(土)に3試合、19日(日)に5試合が開催される。