1st-S第3節 ヴァンラーレ八戸 vs ヴィアティン三重(2017/3/19) より
第19回日本フットボールリーグ ファーストステージ第3節が3月18日(土)に3試合、19日(日)に5試合が開催された。FC大阪と八戸が1点差のゲームを制し無傷の3連勝となった。
18日はヴェルスパ大分とFC今治が「大銀サA」で対戦。前半から優位に攻めるのは今治。逆にV大分は守りを固めカウンター狙い。今治は前後半で15本のシュートを放つが決定的なチャンスは少ない。それでも前半はPKのチャンスも得たがこれを決めることが出来ず、V大分はカウンターから決定的なチャンスを作るも決めることができずスコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
流経大ドラゴンズ龍ケ崎と東京武蔵野シティFCは「Ksスタ」で対戦。前半は静かな立ち上がりで互いにチャンスは少なくスコアレスで折り返す。後半は武蔵野が積極的にシュートを放つも決めることができず終盤へ。流経大は88分にロングボールからゴール前で繋ぎ開幕戦でもこのスタジアムでゴールを決めた宮津 祥太が決め先制するが武蔵野は2分後にPKのチャンスを得ると石原幸治が蹴り一度は相手GKに防がれるがこぼれ球を押し込み同点。このまま1-1の引き分けで試合終了。
ブリオベッカ浦安とラインメール青森は「柏の葉」で対戦。前半は青森がシュート数で上回るも互いに決めることができずスコアレスで折り返す。後半は浦安が再三チャンスを作るが決めることができず。青森も決定的なシュートがバーに当たるなどゴールならず。しかし84分に青森は左サイドを起点に攻めゴール前でボールを繋ぎ横野純貴が右隅に落ち着いて決めこれが決勝点となり青森が今季初勝利。
19日はHonda FCと奈良クラブは「都田」で対戦。前半は互いにシュート2本ずつでスコアレス。後半は開始早々に栗本広輝が相手のクリアボールを詰め先制するとその後も徐々にチャンスが増えてきたHondaが60分に久野純弥がゴール前で繋いだボールを決め計2ゴールで勝利。奈良は88分にHondaが退場者を出し10名となったが数位的優位を生かせず無得点で3連敗となった。
ホンダロックSCとMIOびわこ滋賀は「宮崎市」で対戦。前半優位に攻めるロックが18分に中央の縦パスから池上智視がドリブルで持ち込み決め先制し1点リードで折り返す。後半は滋賀もチャンスを作るが決めることが出来ず、逆にロックは宮路洋輔が左からのグラウンダーのパスを決めダメ押し。ロックが2-0で今季初勝利。滋賀は3連勝ならず今季初黒星。
FC大阪と栃木ウーヴァFCは「J-G堺メイン」で対戦。前半はFC大阪優位も栃木ウの守備が堅くスコアレスで折り返す。後半は58分にゴール前の浮き球を木匠貴大が落ちついて決め先制。65分には右CKから相手のGKのクリアを池永航が頭で決め2点目。後半はシュート数で上回る栃木ウが左サイドからのボールを繋ぎ相手GKのクリアボールを押し込み1点返すが追いつくことができずFC大阪が2-1の逃げ切りで3連勝とし首位をキープ。栃木ウは3連敗となった。
ヴァンラーレ八戸とヴィアティン三重は「ダイスタ」で対戦。八戸は前半5分にゴール前の浮き球を村上聖弥が落ち着いて決め先制。1点リードで折り返す。その後は三重がボールを持つ時間が長いものの八戸の守備が堅くこのまま八戸1点リードで折り返す。後半もシュート数で上回る三重だったが前半同様に守備を固める八戸を崩すことができずこのまま試合終了。八戸がホーム開幕戦を白星で飾り3連勝とした。三重は自慢の前線の選手がシュート1本ずつに抑えられJFL入会後初黒星となった。
FCマルヤス岡崎とソニー仙台FCは「名古屋港」で対戦。前半は6分にマルヤスの佐野裕哉が頭で決め先制するがソニーは15分位に藤原元輝が左サイドからドリブルで持ち込み決め同点。その後は両チームとも1点ずつを追加し2-2で折り返す。後半は58分に秋元佑太が決めソニーが1点をリードするがマルヤスは69分に右CKから、81分には左CKからのボールを共に熊澤圭祐が頭で決め4-3で逆転。しかしソニーは85分に直接FKからのこぼれ球を吉田吏玖が詰め4-4の同点とすると終了間際には右CKから富澤右京が蹴ったボールが直接ゴールに入りソニーが乱打戦を制した。
次節(ファーストステージ 第4節)は、3月25日(土)に2試合、26日(日)に6試合が開催される。
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