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第19回JFL 1st-S第4節「栃木ウーヴァFCが5ゴールを決め今季初勝利!」


1st-S第4節 栃木ウーヴァFC vs 流経大ドラゴンズ龍ケ崎(2017/3/26) より

 第19回日本フットボールリーグ ファーストステージ第4節が3月25日(土)に2試合、26日(日)に6試合が開催された。八戸が勝ち唯一の4連勝、FC大阪が敗れ八戸が首位に立った。

 25日はホンダロックSCとブリオベッカ浦安が「宮崎串間」で対戦。雨の中、前半はスコアレスで折り返す。後半はシュート数で上回る浦安が再三の決定機に決められず。逆にロックは71分に諏訪園良平がPKを決め先制。しかし浦安も80分に田中俊哉がPKを決め同点とし終盤へ。90分に浦安は左CKから中央で繋いだボールを笠松亮太が決めこれが決勝点となり浦安が今季初勝利。ロックは初黒星。

 MIOびわこ滋賀とソニー仙台FCは「東近江」で対戦。前半は互いに6本ずつのシュートを放つも決め手で勝るソニーは33分に右CKからのボールを内野裕太が頭で決め先制し1点リードで折り返す。後半は優位に攻めるソニーが55分に左サイドからのグラウンダーパスから中央で繋いだボールを菅井慎也が頭で決め、更に81分には相手のオウンゴールもあり計3ゴールで連勝。滋賀は連敗。

 26日は奈良クラブとヴェルスパ大分が「奈良橿原」で対戦。雨の影響から水を含んだピッチ上で互いにチャンスは少ないものの18分に奈良は中央後方からパスで繋ぎ最後は佐藤和馬が落ち着いて決め先制。しかしV大分は25分に右CKからのボールを中村真人が頭で決め同点とし1-1で折り返す。後半はV大分が優位に攻め奈良もチャンスを作るが決めることができず1-1の引き分けとなった。

 東京武蔵野シティFCとHonda FCは「武蔵野」で対戦。前半は互いに5本ずつのシュートを放ちほぼ互角の展開ながら前半終了間際に武蔵野は相手のこぼれ球からパスを繋ぎ石原幸治が決め先制し前半を折り返す。後半はHondaが優位に攻め57分に左CKからのボールが相手GKクリア後相手FPにあたり、それを松本和樹が決め同点とするがその後は武蔵野の攻守もあり1-1の引き分け。

 FCマルヤス岡崎とヴァンラーレ八戸は「名古屋港」で対戦。前半13分に八戸は右からのクロスボールを井上翔太郎が頭で決め先制、1点リードで折り返す。後半追加点を狙って優位に攻める八戸はゴール前相手のクリアボールから左に展開、左からのグラウンダーパスを高見啓太が決め2点目。マルヤスはマルヤスの堅い守りの前にチャンスが少なくこのまま試合終了。八戸が唯一無傷の4連勝で首位。

 栃木ウーヴァFCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「栃木市」で対戦。シュート数は互いに前後半6本ずつの12本と互角の展開だが、サイドからの攻撃がことごとくはまった栃木ウが前半4分と29分に村岡拓哉が頭で決めると40分には鵜飼亮多が決め3点リードで折り返す。後半は64分に松田康佑、80分には石堂圭太がドリブルで持ち込み決め計5ゴールで今季初勝利。流経大もチャンスを作るが栃木ウGKの花田力の攻守などもあり無得点で敗れた。

 FC今治とラインメール青森は「びんご」で対戦。前半は青森がシュート数で上回るもスコアレスで折り返す。後半は今治が再三に渡り青森ゴールを脅かすも体を張った守りでゴールを割らせず。そして青森は79分に右からの直接FKのボールを近石哲平が頭で決め後半唯一のシュートが決勝点となり青森が連勝。3引き分けの今治は後半10本のシュートを放つも無得点で敗れJFL初黒星となった。

 ヴィアティン三重とFC大阪は「四日市」で対戦。FC大阪は前半4分に相手のオウンゴールで先制するが12分に退場者を出し早い時間帯で一人少ない状態に。数位的優位に立った三重は数23分に相手GKのクリアボールを北野純也が詰め追いつくと、前半終了間際には右からのパスに寺尾俊祐が合わせ逆転し折り返す。後半は開始早々に三重が追加点。しかしFC大阪は53分に川西誠を投入。その川西がすぐにファーストタッチで豪快なミドルシュートで1点を返し再び1点差。しかし数位的優位を生かした三重は藤牧祥吾のゴール、北野のこの日2点目のゴールもあり計6ゴールでホーム連勝。FC大阪は数位的不利になっても果敢にゴールを狙い59分に1点を返すが今季初黒星、2位に後退した。
 次週から2週間は天皇杯都道府県予選の為、リーグ戦は中断。次節(ファーストステージ 第5節)は、4月15日(土)に2試合、16日(日)に6試合が開催される。