1st-S第6節 ソニー仙台FC vs ブリオベッカ浦安(2017/4/29) より
第19回日本フットボールリーグ ファーストステージ第6節として4月29日(土・祝)に全8試合が13時キックオフで開催された。八戸が6連勝で2位に勝点4差をつけて首位をキープ。
ホンダロックSCとヴァンラーレ八戸は「宮崎市」で対戦。前半シュートゼロのロックに対し、優位に攻める八戸は19分に相手ゴールキーパーのこぼれ球を井上翔太郎が詰めて先制すると、37分には中田大貴がドリブルで持ち込み決め、2点リードで折り返す。後半はロックがシュート数で上回るも八戸の体をはった守りの前に決めることが出来ず、逆に八戸は72分にペナルティキックを決め、計3ゴールで勝利。
ソニー仙台FCとブリオベッカ浦安は「ユアスタ」で対戦。前半から優位に攻めるソニーが、28分に左からのグラウンダーパスを内野裕太が落ち着いて決め先制。34分には藤原元輝が相手ゴールキーパーのクリアボールから決め2点リードで折り返す。浦安は前後半通じてシュート3本とソニーの堅い守りの前にチャンスが少なく、逆にソニーは69分に有間潤が頭で決めダメ押し。3-0で今季ホーム初勝利。
MIOびわこ滋賀とFC大阪は「甲賀」で対戦。前半から攻守の切り替えの速い展開で、滋賀がシュート数で上回るもスコアレスで折り返す。後半はFC大阪優位に進めるも53分に雷雨中断。95分間の中断を経て再開後は、互いに再三決定機を作るが、共に守りも堅く決めることが出来ず。前後半通じて滋賀が12本、FC大阪が14本のシュートを放つもスコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
奈良クラブとFC今治は「ならでん」で対戦。互いに決定機にしっかり決める展開となったこの試合。先手は今治。7分に長尾善公、9分に三田尚希と立て続けに決め2点をリード。その後は奈良が反撃。26分に縦の突破から小野祐輔が決め、40分には左コーナーキックからのボールを坂本修佑が頭で決め、2-2の同点とし前半を折り返す。後半はまず今治が49分に三田が頭で決め再びリード。しかし奈良も69分にゴール前相手クリアボールをつなぎ、最後は坂本修佑が決め再び同点。その後72分に雷雨中断となり、再開後残り約30分では互いにチャンスが少なくこのまま試合終了、3-3の引き分けとなった。
東京武蔵野シティFCとラインメール青森は「武蔵野」で対戦。前半は青森5本、武蔵野2本のシュート数で青森が上回るがゴールはなくスコアレスで折り返す。後半は武蔵野優位の展開でシュート9本を放つも青森の身体を張った守りの前に決めることができず。青森は後半シュート1本と少なくノーゴール。試合か互いにゴールならずスコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
FCマルヤス岡崎と流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「パロマ瑞穂」で対戦。前半優位に攻めるマルヤスは10分に右コーナーキックから中央で繋いだボールを寺尾憲祐が決め先制。29分には右からのグラウンダーのパスを松本祐樹が合わせ、32分には左サイドからのラウンダーのパスを米沢健吾が決め3点リードで折り返す。後半は流経大がシュート数で上回る展開も、73分に雷雨中断。58分の中断を経て再開するが互いに決定機が少なくこのまま試合終了。マルヤスが今季初勝利。
栃木ウーヴァFCとヴェルスパ大分は「栃木市」で対戦。前半はV大分のシュート1本のみでスコアレスで折り返す。後半は互いにシュートを4本ずつ放ち、73分にV大分は左から利根瑠偉がドリブルで切り込み中央へ、利根から受けたパスを鍔田有馬が決め先制。その後は栃木ウの攻撃を抑え、安定した守りでゴールを割らせず試合終了。V大分が虎の子の1点を守りきり今季初勝利。
ヴィアティン三重とHondaFCは「上野競」で対戦。前半11分に三重は左コーナーキックからのボールを藤牧祥吾が頭でシュート、一度は相手GKにクリアされるがそのボールを加藤秀典が頭で決め先制。しかしHondaは大町将梧が30分にペナルティキックを決め1-1の同点で折り返す。後半は三重が52分に退場者を出すと数位的優位となったHondaが85分に左サイドからの直接フリーキックのボールを相手ゴールキーパーがクリア、それを大町将梧が詰めこれが決勝点となりHondaが逆転勝利で2位に浮上した。
次節(ファーストステージ 第7節)は、5月3日(水・祝)に全8試合が開催される。
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