1st-S第7節 東京武蔵野シティFC vs FC今治(2017/5/3) より
第19回日本フットボールリーグ ファーストステージ第7節として5月3日(水・祝)に全8試合が開催された。八戸は今季初黒星、2位~4位迄のチームが全て勝ち、勝点2の間に上位4チームが入る混戦となった。
ヴェルスパ大分とヴィアティン三重は「大銀サA」で対戦。前半優位に攻めるV大分が、27分に縦の突破から繋いだボールを栫健悟が決め先制し、1点リードで折り返す。後半は三重優位の展開で、67分に右サイドからゴール前に田中優毅が切り込みゴール前でパス、それを伊藤圭斗が決め同点に追いつく。その後も三重が再三チャンスを作るが決めることができずこのまま試合終了。1-1の引き分け。
Honda FCとFCマルヤス岡崎は「都田」で対戦。前半から優位に攻めるHondaは、16分に栗本広輝のシュートの跳ね返りをゴール前で繋ぎ、富田湧也が決め先制。29分には大町将梧が右からのグラウンダーのパスを落ち着いて決め、2-0で折り返す。前半シュートゼロのマルヤスは後半徐々にチャンスを作り、81分にゴールキックから縦に繋いだボールを盛礼良レオナルドが決め1点を返す。しかしHondaは終了間際に土屋貴啓が決め3-1で勝利。首位の八戸に勝点1差に迫った。
流経大ドラゴンズ龍ケ崎とMIOびわこ滋賀は「龍ケ崎」で対戦。前半は互いにシュート3本ずつも、流経大は22分にカウンターから左サイドへ展開し、最後はゴール前で髙澤優也が落ち着いて決め先制。1点リードで折り返す。後半は流経大優位の展開で、63分に中央で繋いだボールを髙澤が決め2点目。滋賀もチャンスを作るが決めることができずこのまま試合終了。2-0で流経大が勝利。
FC大阪とホンダロックSCは「万博」で対戦。終始優位に攻めるFC大阪が、28分に相手のクリアボールをゴール前に高橋周也が頭で押し戻しゴール前へ、そのボールをジュニーニョが落ち着いて決め先制し、43分には江坂巧がドリブルで持ち込んだボールを須ノ又諭が決め2点リードで折り返す。ロックは前後半シュート1本ずつと攻撃面で精彩を欠き無得点。試合は2-0でFC大阪の勝利。
ヴァンラーレ八戸とソニー仙台FCは「ダイスタ」で対戦。前半シュート数で上回るソニーが32分に右サイドからのクロスボールをゴール前で繋ぐと、今季初先発となった有間潤が決め先制。ソニーが1点リードで折り返す。後半は八戸優位の展開で、80分に中央後方からの浮き球を井上翔太郎が決め同点とするが、ソニーは85分に後からのスルーパスを鈴木翔大が決め、これが決勝点となりソニーが勝利。八戸は今季初黒星。
ラインメール青森と栃木ウーヴァFCは「青森陸」で対戦。前半シュート1本の青森に対し、6本のシュートを放ち優位に攻める栃木ウだったがゴールはなく、スコアレスで折り返す。後半は青森が徐々にチャンスを作り、54分に縦の突破からゴール前に繋いだボールを横野純貴が決め先制。その後は互いにゴールなく終盤へ、終了間際に栃木ウは、右コーナーキックからのボールを佐藤祐輝が頭で決め、引き分けに持ち込んだ。
東京武蔵野シティFCとFC今治は「武蔵野」で対戦。前半は風上に立つ今治が何度か決定機を作るが、武蔵野の守護神である飯塚渉が好セーブでゴールを許さず。一方、風下ながらもシュート数で上回る武蔵野が、28分に石原幸治がゴール前のドリブルから決め先制。41分には相手ボールをインターセプト後、ゴール前で繋いだボールを水谷侑暉を決め2-0で折り返す。後半は風上に立つ武蔵野が優位に進め、70分に水谷が決め3点目。守備でも安定したプレーで今治にゴールを許さず、3-0で今季ホーム初勝利。
ブリオベッカ浦安と奈良クラブは「ZA市原」で対戦。前半優位に攻める浦安が、13分に直接フリーキックから相手GKのクリアボールを相馬将夏が決め先制し、1点リードで折り返す。後半は奈良が、49分に左コーナーキックからのボールを中村謙吾が頭で合わせ同点とする。その後は互いにチャンスを作るも決めることができず終盤へ。88分に奈良は左スローインからゴール前で相手のクリアボールを向慎一が決め、これが決勝点となり奈良が今季初勝利。浦安は3連敗となり16位に順位を下げた。
次節(ファーストステージ 第8節)は、5月7日(日)に全8試合が開催される。
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