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第19回JFL 1st-S第9節「ブリオベッカ浦安が逆転勝利で連敗脱出、Honda FCが首位浮上!」


1st-S第9節 ブリオベッカ浦安 vs 東京武蔵野シティFC(2017/5/14) より

 第19回日本フットボールリーグ ファーストステージ第9節として5月13日(土)に2試合、14日(日)に6試合が開催された。

 13日はヴェルスパ大分とMIOびわこ滋賀が「大銀サA」で対戦。前半優位に攻めるV大分は18分に右CKからのボールを清水大輔が頭で決め先制、1点リードで折り返す。後半は10本のシュートを放ち追加点を狙ったが再三の決定機に決めることが出来ず、逆に滋賀は84分に縦の突破からゴール前に出たボールを稲垣雄太が決め1-1引き分けに持ち込んだ。V大分は今季7度目の引き分け。

 流経大ドラゴンズ龍ケ崎とソニー仙台FCは「龍ケ崎」で対戦。悪天候の中、前半から優位に攻めるソニーは26分に左からのクロスボールを秋元佑太が頭で決め先制、31分には左CKからゴール前で繋いだボールを内野裕太が決める。流経大も38分に右CKからゴール前で繋いだボールを浅沼拓己が決め1点を返すが39分にソニーは藤原元輝が決め2点リードで折り返す。後半はソニーが84分に鈴木翔大が決め計4ゴールを決め勝利、この時点で首位に立つ。流経大は3試合ぶりの敗戦。

 14日はHonda FCとホンダロックSCが「都田」で対戦。前半から優位に攻めるHondaは41分に右サイドからのパスを佐々木俊輝が決め先制、1点リードで折り返す。後半も優位に攻めるHondaは77分に途中出場の遠野大弥が相手こぼれ球から繋いだボールを決め、守ってもロックに決定打を許さず2-0で勝利、首位に浮上。ロックも6本のシュートを放つが5試合連続ゴールなし。

 FC大阪とヴァンラーレ八戸は「ヤンマーフィー」で対戦。前半はFC大阪優位の展開もスコアレス。後半も優位に攻めるFC大阪は50分に右サイドからのクロスボールからゴール前で繋いだボールを木匠貴大が決め先制。84分、87分に田中直基が立て続けに決め計3得点。八戸は88分に吉川翔梧がゴール前で繋いだボールを決め1点を返すがこれが今日の唯一のシュート。試合はこのまま終了し3-1でFC大阪が勝利、首位と勝点4差に縮めた。八戸は首位から陥落、3位に後退した。

 ラインメール青森とFCマルヤス岡崎は「青森陸」で対戦。前半は10本のシュートを放ちマルヤスゴールを再三に渡り脅かした青森だったがマルヤスの守備陣が体をはった守りでゴールを阻止、スコアレスで折り返す。後半はマルヤスがやや優位に攻めるも決定機は少なくこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。青森は首位と勝点差7まで広がりファーストステージ戦線に一歩後退。

 奈良クラブと栃木ウーヴァFCは「奈良橿原」で対戦。前半はシュート数が栃木ウのゼロに対し優位に攻める奈良は19分に右CKから相手のクリアボールを坂本修佑が決め1点リードで折り返す。後半は互いに3本ずつのシュートを放つも決定打とはならずこのまま試合終了。奈良は虎の子の1点のリードを守りきり1-0のスコアアで今季ホーム初勝利。敗れた栃木ウは5試合連続で勝利なし。

 FC今治とヴィアティン三重は「福山」で対戦。前半から攻守の速い展開で互いにチャンスを作るも互いに守備陣が堅くスコアレスで折り返す。後半も互いに積極的に仕掛けるがお互いのGK(今治は今川正樹、三重は美野佑太)が好セーブを連発でゴールを死守。JFL新入会対決は互いに最後までゴールを果敢に狙ったがスコアレスドローとなり勝点1ずつを分け合った。

 ブリオベッカ浦安と東京武蔵野シティFCは「フクアリ」で対戦。前半22分に武蔵野は水谷侑暉が相手のクリアボールを詰め先制、1点リードで折り返す。後半は前半からシュート数で上回る武蔵野が再三決定的なチャンスを作るが浦安守備陣が体を張った守りでゴールを死守。逆に浦安は79分に左サイドから切り込んだボールをゴールまで丸山晃生が冷静に決め同点とすると81分に自陣で相手ボールをインターセプトし菊島卓がドリブルでゴール前へ持ち込みパス、それを後藤準弥が決めこれが決勝点となり4連敗中だった浦安が逆転勝利。好調だった武蔵野は第2節以来の黒星となった。

 次節(ファーストステージ 第11節)は、5月20日(土)に1試合、21日(日)に7試合が開催される。