1st-S第10節 ホンダロックSC vs ヴェルスパ大分(2017/5/21) より
第19回日本フットボールリーグ ファーストステージ第10節として5月20日(土)に1試合、21日(日)に7試合が開催された。首位決戦はソニーが接戦を制し首位に浮上した。
20日はヴィアティン三重と奈良クラブが「三交鈴鹿」で対戦。この日は3バックの体制で臨んだ三重は前半11分に直接FKからのボールのこぼれ球を和波智広が詰め先制、26分にはゴール前で繋いだボールを野口遼太が決め2点リードで折り返す。後半はまず三重が48分に伊藤圭斗がFKを決める。奈良は69分に右からのクロスボールを森本良が頭で決め1点を返すが三重は71分と81分に北野純也がPKを含む2ゴールを決めると90分には田中優毅が決め6-1で6試合ぶりの勝利。
21日はホンダロックSCとヴェルスパ大分が「宮崎市」で対戦。前半は攻守の切り替えの早い展開で36分にロックはPKのチャンスを得るとこれを諏訪園良平が落ち着いて決め先制、1-0で折り返す。後半は互いにシュート数が2本ずつと決定機が少なく試合終了。ロックは虎の子の1点を守りきり第3節以来の勝利。V大分は5試合ぶりの黒星となった。
FC大阪とブリオベッカ浦安は「万博」で対戦。前半はFC大阪優位の展開も互いに決定機に決められずスコアレスで折り返す。後半も優位に攻めるFC大阪は53分に右からのグラウンダーパスから中央で繋いだ浮き球を川西誠が頭で決め先制。その後は89分に浦安が退場者を出すと数位的優位にたったFC大阪が落ち着いた守りで1点のリードを守りきり1-0で勝利。勝点で3位の八戸に並んだ。
ソニー仙台FCとHonda FCは「めぐみB」で対戦。首位攻防戦の前半はソニー優位の展開で11分に内野裕太が相手のクリアボールを詰め先制、21分には右からのクロスボールを有間潤が頭で決め2-0で折り返す。後半は疲れの見え始めたソニーに対しHondaが猛攻を仕掛け56分に右からのクロスボールを宮内啓汰が頭で決め1点を返すと71分には右サイドからのクロスボールに栗本広輝が頭で合わせ同点に追いつく。しかしソニーは83分にPKのチャンスを得ると有間潤が決めこれが決勝点となりソニーが首位決戦を制し首位に浮上、敗れたHondaは勝点2差の2位に後退した。
ヴァンラーレ八戸と流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「ダイスタ」で対戦。シュート数は互いに前後半3本ずつで互角の展開もCKが八戸1本に対し流経大8本とチャンスを多く作るが八戸の固い守りの前に決定的なシュートまで結び付けず。八戸もカウンター等で攻め上がるも流経大の守りも固くこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
MIOびわこ滋賀とラインメール青森は「東近江」で対戦。前半はシュート数で滋賀6本、青森3本で滋賀優位の展開も決定機に決めることができずスコアレスで折り返す。後半は青森が56分に相手GKのクリアボールを小幡純平が詰め先制、66分には右からのクロスボールからゴール前で繋いだ浮き球を村瀬勇太が決め2点目。滋賀も87分に縦の中央突破から関口直人が決め1点を返すがあと1点届かずこのまま試合終了。青森が逃げ切って勝利。後半もシュート数で上回った滋賀は最近8戦勝利なし。
FCマルヤス岡崎とFC今治は「名古屋港」で対戦。前半からシュート数で上回る今治だったが決定機に決めることができず、逆にマルヤスは41分に左からのクロスボールを正治崇寧が頭で決め先制、1点リードで折り返す。後半も優位に攻める今治は縦のドリブルから小野田将人が決め同点とすると77分には中央で繋いだボールを桑島良汰が落ち着いて決め逆転勝利で今治は第5節以来の今季2勝目。
栃木ウーヴァFCと東京武蔵野シティFCは「小山」で対戦。前半シュートゼロの栃木ウに対し武蔵野は13本で藤井貴之が2点、石原幸治と水谷侑暉が1ゴールずつを決め4点リードで折り返す。後半も攻撃の手を緩めない武蔵野は56分と74分に藤井が立て続けに決めこの日だけで4ゴール。更に終了間際には水谷がPKを決め計7ゴールで勝利。栃木ウも後半はチャンスを作るが無得点で敗れた。
次節(ファーストステージ 第11節)は、5月27日(土)に2試合、28日(日)に6試合が開催される。
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