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第19回JFL 1st-S第12節「Honda FCが逆転勝ちで首位へ返り咲き!」


1st-S第12節 FC大阪 vs Honda FC(2017/6/4) より

 第19回日本フットボールリーグ ファーストステージ第12節として6月3日(土)に4試合、4日(日)に4試合が開催された。注目の首位争いは1位のソニーが引き分け、Hondaが逆転勝ちで首位へ。上位2チームが3位以下に勝点差6をつけ、残り3節でマッチレースの可能性が大きくなった。

 3日は流経大ドラゴンズ龍ケ崎とブリオベッカ浦安が「龍ケ崎」で対戦。前半から攻守の切り替えの速い展開で共に決定的なチャンスを作るも決めることが出来ずスコアレスで折り返す。後半も前半同様に攻守の切り替えの速い展開で共に決定的なチャンス作るが両GKの好セーブ等もあり互いに守備が堅くこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 ホンダロックSCとFC今治は「延岡西階」で対戦。序盤から優位に攻める今治が相手GKのクリアボールを野田樹が決め先制、18分にはゴール前で繋いだボールを桑島良汰が決め2点をリード。その後ロックが再三決定機を作るも決められず今治2点リードで折り返す。後半は61分にロックが左CKからのボールをゴール前で繋ぎ宮路洋輔が頭で決め1点を返す。しかし終盤疲れの見え始めたロックに対し今治は80分に上村岬がダメ押しとなる3点目を決め3連勝。ロックは2試合連続1-3で敗戦。

 ソニー仙台FCとラインメール青森は「角田」で対戦。前半はソニーが優位に攻めシュート数で上回るも再三の決定機に決めることができずスコアレスで折り返す。後半は青森がシュート数で上回り何度か決定機なチャンスを掴むがソニーの守りが堅くこのままゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。ソニーは勝点差を広げることができず翌日のHondaの結果を待つ。

 FCマルヤス岡崎と東京武蔵野シティFCは「豊橋」で対戦。前半はマルヤスがシュート数で上回り再三CKのチャンスを得るが決めることができずスコアレスで折り返す。後半は52分に武蔵野は左CKから幡野貴紀が蹴ったボールが直ゴールに入り先制。武蔵野が1点リードで折り返す。後半は77分にマルヤスが左からのクロスボールを田中寛己が決め1-1の引き分けに持ち込んだ。

 4日はFC大阪とHonda FCが「万博」で対戦。前半13分にFC大阪は田中直基が自陣で相手ボールをインターセプトするとそのままドリブルで持ち込み決め先制、1点リードで折り返す。後半は前半シュート1本のHondaが終盤の82分に右からのクロスボールからゴール前で繋いだボールを栗本広輝が決め追いつくと90分には右からのクロスボールからゴール前で繋いだ浮き球古橋達弥が落ち着いて決めこれが決勝点となり逆転勝利、ソニーに勝点で並び得失点差で首位に返り咲き。

 ヴァンラーレ八戸とヴェルスパ大分は「ダイスタ」で対戦。前半34分に八戸は右からのクロスボールからゴール前で繋いだ浮き球を井上翔太郎が頭で決め先制、しかしV大分は39分に利根瑠偉が自陣からドリブルでゴール前に持ち込んだボールを木島悠が決め1-1の同点とし折り返す。後半は互いに4本ずつのシュートを放つが決定打とはならず1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。八戸はFC大阪、青森共に勝点6差をつけられ首位戦線から交代。V大分は今季8度目の引き分け。

 MIOびわこ滋賀と奈良クラブは「甲賀」で対戦。前半40分に滋賀は関口直人が決め先制し1点リードで折り返す。後半も58分に嘉茂良悟からのパスを久保賢悟が決め2点をリード。しかし奈良は70分に田口光樹がミドルシュートで1点を返すと73分には向慎一がPKを決め同点。その後は互いにチャンスに決められず2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 ヴィアティン三重と栃木ウーヴァFCは「四日市」で対戦。前半シュート数で圧倒した三重だったが再三の決定機に決めることができずスコアレスで折り返す。後半は栃木ウがシュート数で上回るが決めることが出来ず。三重は後半早い段階で藤牧祥吾を投入するもシュートは1本も放てずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。三重は3試合ぶりの無得点。

 次節(ファーストステージ 第13節)は、6月10日(土)に4試合、11日(日)に4試合が開催される。