1st-S第13節 ラインメール青森 vs ヴァンラーレ八戸(2017/6/11) より
第19回日本フットボールリーグ ファーストステージ第13節として6月10日(土)に4試合、11日(日)に4試合が開催された。注目の首位争いはソニーが引き分け、Hondaが勝利で、勝点2差をつけ、次節でHondaが勝ち、ソニーが引き分け以下の場合、Hondaのファーストステージ1位が確定する。
10日はヴェルスパ大分とFC大阪が「大銀サA」で対戦。前半はV大分がシュート数で上回るも3分にFC大阪は右CKからのボールを田中直基が頭で決め先制、1点リードで折り返す。後半は57分にFC大阪が57分にゴール前で繋いだボールを木匠貴大が決め2点目。V大分は83分にゴール前のこぼれ球から繋いだボールを栫健悟が決め1点を返すが追いつけずFC大阪が逃げ切って勝利。
奈良クラブとホンダロックSCは「ならでん」で対戦。前半は強風の影響もありシュート数で奈良がゼロ、ロックが1本とチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半は互いにチャンスを作るも奈良は渕上隼人、ロックは熊野一樹の両GKの好セーブ等もあり決定機に決めることができずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。奈良は2戦連続の引き分け、ロックは連敗脱出。
東京武蔵野シティFCとMIOびわこ滋賀は「武蔵野」で対戦。前半4分に滋賀は武蔵野FPのバックヘッドが武蔵野ゴールに吸い込まれオウンゴールで先制。滋賀1点リードで折り返す。後半はシュート数で上回る武蔵野が77分にPKのチャンスを得るとこれを石原幸治が決め同点に追いつく。その後は互いにチャンスを作るも決めることができず1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
FC今治とソニー仙台FCは「愛媛球」で対戦。前半中盤まではソニーが優位に攻め決定的なチャンスを作るも今治GKの今川正樹が好セーブ連発でゴールを死守。終盤は今治が再三チャンスを作り44分にロングボールから上村岬が相手FPとの競り合いで頭に当てたボールがソニーGKの頭上を越えゴールに吸い込まれ先制。今治1点リードで折り返す。後半は47分にソニーは右サイドで菅井慎也、平野篤志と繋いだボールを有間潤がゴール前で合わせ同点。その後は互いにチャンスを作るも両GKの好セーブ等で決めることができず1-1の引き分け。ソニーはこの時点で首位も勝点1差となった。
11日はHonda FCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎が「都田」で対戦。開催。前日ソニーが引き分け勝てばファーストステージ1位に王手をかけるHondaだったが先制は流経大。前半4分に右CKからのボールを広滝直矢が頭で決める。しかしHondaも12分に左からのグラウンダーのパスに大町将梧が左足で合わせ同点とし前半を折り返す。後半は74分にHondaがFKチャンスに古橋達弥が直接決め逆転。その後は互いに決めることができず試合終了。Hondaが2-1で接戦を制した。
ラインメール青森とヴァンラーレ八戸は「青森陸」で対戦。序盤から攻守の速い展開となり19分に八戸はゴール前相手のクリアボールを谷尾昂也が落ち着いて決め先制、しかし青森は1分後に青森は左サイドからのクロスボールを酒井大登が頭で決め同点に追いつき前半を折り返す。後半はシュート数で勝る青森が63分に昨年の青森県対決2戦とも決勝ゴールを決めた中村太一が右からのクロスボールからゴール前で繋いだボールを決めこれが決勝ゴールとなり青森が逆転勝利。八戸は5戦勝利なし。
ブリオベッカ浦安とヴィアティン三重は「柏の葉」で対戦。前後半を通じてシュート数では浦安が上回るも三重の堅い守りの前にゴールならず。三重は前半30分にゴール前から中央で繋いだボールを藤牧祥吾が決め先制。1点リードで折り返す。後半は浦安の攻撃に対し安定した守りで虎の子の1点を守りきりこのまま逃げ切って勝利。三重はアウェイでJFL初勝利。浦安は3試合ぶりの黒星となった。
栃木ウーヴァFCとFCマルヤス岡崎は「足利市陸」で対戦。前半は互いにチャンスが少なくスコアレスで折り返す。前半シュートゼロの栃木ウは後半もシュートが少なくゴールなし。後半はシュート9本のマルヤスが61分に左からのクロスボールを田中寛己が右足で直接決めこれが決勝点となりマルヤスが7試合ぶりの勝利。栃木ウは2試合連続ゴールがなく3試合ぶりの黒星となった。
次節(ファーストステージ 第14節)は、6月17日(土)に3試合、18日(日)に5試合が開催される。
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