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第19回JFL 1st-S第15節「JFL1st-S 1位はHonda FC!」


1st-S第15節 ヴェルスパ大分 vs Honda FC(2017/6/25) より

 第19回日本フットボールリーグ ファーストステージ最終節となる第15節が6月24日(土)に1試合が開催された。

 東京武蔵野シティFCと2位のソニー仙台FCが「武蔵野」で対戦。逆転1位を狙うソニーだったが、序盤は動きが固く武蔵野が前半はシュート数で上回り17分に本団圭佑が相手ボールをインターセプト、そのまま持ち込み決め武蔵野が先制。しかしこれでスイッチが入ったソニーが武蔵野陣内で攻める時間が多くなり、26分に左CKからのボールを菅原啓祐が頭で合わせ同点とし前半を折り返す。後半は武蔵野が50分に右からのクロスボールを石原幸治が頭で決め再びリード。しかし54分にソニーは右サイドの角度のないところから内野裕太が決め再び同点とすると84分にはゴール前で繋いだボールを鈴木翔大が落ち着いて決め逆転。その後は武蔵野の反撃を体を張って守りきり試合終了。ソニーは逆転勝利で暫定首位に立ち、翌日のHondaの結果を待つ。

 25日(日)はヴェルスパ大分とHonda FCが「大銀サA」で対戦。引き分け以上で1位が確定するHondaだったが前半から自分たちでボールをキープするものの守りを固めるV大分を崩すことができず互いに3本ずつのシュート数でスコアレスで折り返す。後半も前半同様に守りを固めるV大分をHondaは崩すことができずにいたが75分に松本和樹がミドルシュートを決め先制する。しかしその後はV大分もチャンスを作り85分にはPKで同点に追いつく。その後はHondaがボールをキープし1-1の引き分けでHondaがソニーに勝点で並び得失点差7をつけファーストステージを制した。

 ラインメール青森と流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「新青森球」で対戦。前半はシュート数で上回る青森が39分に左CKからのボールを赤松秀哉が頭で決め先制し1点リードで折り返す。後半は流経大がシュート数で上回るも青森はも安定した守りで決定的なチャンスを作らせず虎の子の1点を守りきり1-0の勝利でファーストステージは3位と同じ勝点で4位。流経大は今季5敗目でファーストステージは8位。

 奈良クラブとヴァンラーレ八戸は「鴻ノ池」で対戦。前半32分に奈良は右からのクロスボールを坂本修佑が決め先制し1点リードで折り返す。後半は八戸の谷尾昂也が63分に右足で75分にゴール前で繋いだ浮き球を頭で決め逆転。このまま八戸勝利かと思われた90+4分に奈良はゴール前相手FPのこぼれ球を瀬里康和が詰め引き分けに持ち込んだ。八戸はこれで7試合勝利なくファーストステージは5位。

 ブリオベッカ浦安とFCマルヤス岡崎は「秋フロ」で対戦。前半は浦安優位もスコアレスで折り返す。後半はシュート数で上回るマルヤスが52分に左からのクロスボールを盛礼良レオナルドが頭で決め先制するとその後の浦安の猛攻を体を張った守りでゴールを許さず、逆に90+1分にはロングボールから中央で繋いだボールを松井宏太が決め、計2ゴールで勝利。浦安は3連敗でファーストステージは16位。

 栃木ウーヴァFCとホンダロックSCが「栃木市」で対戦。ロックが14分にPKを決め先制、22分には栃木ウは内山俊彦が決め同点、31分にはロックが米良知記、37分には栃木ウが福田周平が決め2-2で前半を折り返す。後半は59分に左サイドからのグラウンダーのパスを山田貴文が決めこれが決勝点となりロックがシーソーゲームを制す今季初の連勝。敗れた栃木ウはファーストステージは15位。

 FC今治とFC大阪は「愛媛球」で対戦。前半は21分にFC大阪が相手ボールをインターセプトし須ノ又諭が決め先制、1点リードで折り返す。試合を通じてシュート数で上回る今治だったが決定機に決めることができず、逆にFC大阪は78分にも須ノ又が決め計2ゴールで勝利でファーストステージは3位。

 ヴィアティン三重とMIOびわこ滋賀は「上野競」で対戦。前半はスコアレスも後半は滋賀の攻撃陣が大爆発。49分に稲垣雄太が決め先制、53分と69分に堀川智雅が立て続けに決め、74分に直接FKからのボールを坂本一輝が頭で決め、87分には相手のミスから繋いだボールを原口大佑が決め計5ゴールで第2節以来の勝利。三重はチーム今季最多失点で敗れ3連勝ならず。

 セカンドステージ第1節となる次節は、7月8日(土)に5試合、9日(日)に3試合が開催される。