2nd-S第2節 ヴァンラーレ八戸 vs FC大阪(2017/7/16) より
第19回日本フットボールリーグ セカンドステージ第2節が7月15日(土)に3試合、16日(日)に5試合が開催された。完全優勝を狙うHondaとJ3ライセンス取得を目指す八戸、奈良、今治が連勝。
15日(土)はホンダロックSCとHonda FCが「宮崎県」で対戦。前半9分にロックは左サイドからのクロスボールを米良知記が頭で決め先制するが、Hondaは古橋達弥が20分にFKを直接決め追いつくと23分には相手GKのクリアボールから繋いだボールを決め逆転し折り返す。後半に入ると49分に古橋が右からのグラウンダーのパスに合わせハットトリック達成。ロックも59分に米良がこの日2点目のゴールを決め1点を返すが70分にHondaはロングボールから相手のクリアミスを曽根友祐が決め計4ゴールで勝利。ロックは4連勝ならず。
東京武蔵野シティFCとブリオベッカ浦安は「武蔵野」で対戦。前半から優位に攻め浦安の倍のシュートを(武蔵野8本、浦安4本)放つも相手の攻守もあり決めることが出来ずスコアレスで折り返す。
後半も前半同様に武蔵野優位の展開で進み前線の選手が決定的なチャンスに決めきれず。浦安もカウンター等から相手陣内に攻め込むもこちらもゴールなし。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
FCマルヤス岡崎とラインメール青森は「名古屋港」で対戦。前半は青森が決定的なチャンスをものにし10分と13分に秋吉泰佑が立て続けに決めると18分には奥山泰裕が相手のクリアボールを詰め3点リードで折り返す。後半も青森は53分に村瀬勇太のミドルシュートで4点目。一方的な展開と思われたがここからマルヤスが反撃。66分に左CKからのボールを福ヶ迫知秀が頭で決め、70分にはゴール前のクリアボールを寺尾憲祐が詰め、更に90+1分には熊澤圭祐がPKを決め1点差にまで詰め寄る。しかしマルヤスはあと一点が届かず3-4で敗れた。青森は勝ったものの開幕以来の3失点。
16日はソニー仙台FCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎が「めぐみA」で対戦。前半7分にソニーは右CKからのボールを内野裕太が頭で決め先制、24分には有間潤がドリブルで持ち込み決め2点目。流経大も34分に近藤高虎が右からのクロスボールをゴール前で冷静に決め1点を返す。しかしソニーは35分に右からのクロスボールを森原慎之佑が合わせ、ソニーが前半3-1のリードで折り返す。後半は互いにシュート数が少なく終盤へ90+1分に流経大は縦の突破から西槇翼が決め1点差に詰め寄るがあと一歩及ばすソニーが3-2でセカンドステージ初勝利。流経大は3連敗となった。
ヴァンラーレ八戸とFC大阪は「ダイスタ」で対戦。前半16分にFC大阪は中央の縦パスから最後は田中直基が決め先制、しかし八戸は前半終了間際に金久保彩がPKを決め1-1の同点で折り返す。後半シュート数ではFC大阪が上回るも八戸の堅い守りの前にゴールならず。逆に八戸は59分に左CKからのボールを谷尾昂也が頭で合わせるが相手がクリア。しかしそのボールを穂積諒が詰めこれが決勝点となり八戸が逆転勝利。ファーストステージで敗れた借りを返した。FC大阪は3連勝ならず。
栃木ウーヴァFCと奈良クラブは「栃木市」で対戦。前半シュート数で上回る奈良が27分に左のスローインからボールで繋ぎゴール前にクロス、それを小野祐輔が頭で決め奈良が1点リードで折り返す。後半は栃木ウが再三に渡り決定機を作るが奈良守備陣が体を張った守りでゴールを許さず、逆に奈良は60分に右CKからのボールを橋垣戸光一が頭でダメ押しとなる2点目を決め奈良がセカンドステージ連勝。
MIOびわこ滋賀とヴェルスパ大分は「東近江」で対戦。前半30分に雷のため中断。天候の回復が見込めなことから中止となった。代替え試合は後日決定する。
ヴィアティン三重とFC今治は「三交鈴鹿」で対戦。猛暑で前半はクーリングブレイクを挟む展開ながら互いにチャンスを作るがゴールなく前半終了間際に今治は左のスローインから細かくボールを繋ぎゴール前にクロス、それを片岡爽が頭で決め先制し今治が1点リードで折り返す。後半は三重が優位に攻めチャンスを作るが今治の堅守の前にゴールならず。今治が虎の子の1点を守りきりセカンドステージ連勝。
セカンドステージ第3節となる次節は、7月22日(土)に5試合、23日(日)に3試合が開催される。
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