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第19回JFL 2nd-S第3節「ヴェルスパ大分が九州対決を制す!」


2nd-S第3節 ヴェルスパ大分 vs ホンダロックSC(2017/7/22) より

 第19回日本フットボールリーグ セカンドステージ第3節が7月22日(土)に5試合、23日(日)に3試合が開催された。連勝スタートの八戸と奈良が引き分け、今治とHondaが3連勝となった。

 22日(土)はブリオベッカ浦安とFC大阪が「柏の葉」で対戦。前半シュート数で上回るFC大阪だったが浦安の固い守りの前にゴールならず。逆に浦安は33分に清水康也がPKを決め先制、36分には右サイドからのスローインからボールを繋ぎ南部健造が決め2点リードで前半を折り返す。後半は猛攻から10本のシュートを放ち優位に攻めるFC大阪は63分にロングボールから中央で繋いだボールを川西誠がドリブルで持ち込み決め1点を返すが浦安の守備陣が体を張った守りでゴールを許さずこのまま試合終了。浦安が柴田峡監督になって初勝利。FC大阪は今季初の連敗となった。

 東京武蔵野シティFCと栃木ウーヴァFCは「武蔵野」で対戦。前半14分に栃木ウは左からのクロスボールからゴール前で繋いだボールを畦地健太が決め先制、しかし34分に武蔵野は縦のロングボールから藤井貴之が決め同点とすると38分には左サイドを起点にした攻撃からゴーラ前で相手FPのこぼれ球を本田圭佑が詰め逆転し折り返す。後半シュート数で上回る栃木ウだったが決定機に決めきれず逆に武蔵野は57分に石原幸治がダメ押しとなるゴールを決め3-1で7試合ぶりの勝利。

 ヴェルスパ大分とホンダロックSCは「大銀サA」で対戦。前半26分に左サイドから利根瑠偉がドリブルで持ち込んだボールを中村真人が決め先制、しかしロックも39分に縦の突破から繋いだボールを佐々木翼が決め同点とし前半を折り返す。後半はシュート数で圧倒するV大分が終了間際に左サイドからゴール前で繋いだボールを中村真人が決めこれが決勝点となりV大分が2-1で勝利。

 流経大ドラゴンズ龍ケ崎とヴァンラーレ八戸は「龍ケ崎」で対戦。前半シュート数で上回る流経大だったが決定機に決めることができず、八戸も昨年得点ランキング3位で新加入の竹中公基がスタメン出場したが決めることができずスコアレスで折り返す。後半も互いにチャンスを作るが決めきれずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 Honda FCとソニー仙台FCは「都田」で対戦。前半はHondaがソニーのシュートをゼロに抑え12本のシュートを放ち42分に右サイドからのパスを宮内啓汰が合わせ先制し1点リードで折り返す。後半はソニーも決定機を作るようになり72分に荻原健太がFKを右下隅に決め同点とする。そして90分+1分にHondaがゴールキックから栗本広輝が相手FPと競り合って奪ったボールを原田開が右下隅に決めこれが決勝点となりHondaが2-1で勝ちファーストステージで敗れた借りを返した。

 23日(日)はラインメール青森とMIOびわこ滋賀が「新青森球」で対戦。前半は互いに5本ずつのシュートを放つがこの日は決め手で勝る青森が31分に右CKからゴール前で繋いだボールを横野純貴が決め先制、45分にも右からのパスからゴール前で浮かせたボールを横野が頭で決め2点リードで折り返す。後半は51分に青森は赤松秀哉が右からのクロスボールを頭で決め3-0で勝利。

 奈良クラブとヴィアティン三重は「ならでん」で対戦。前半は互いに決定的なチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半は三重が決定的なチャンスを多く作るようになり再三に渡り奈良のGK渕上隼人が好セーブをしたが、三重は83分に右CKから相手クリアボールを藤牧祥吾が決め先制。しかし奈良は87分に左サイドからのクロスボールを瀬里康和が頭で決め1-1の引き分けに持ち込んだ。

 FC今治とFCマルヤス岡崎は「ひうち陸」で対戦。前半は今治が桑島良汰、マルヤスはレオジーニョが決め1-1で折り返す。後半は60分に今治が右CKからのボールを小野田将人が合わせ決めると、68分には右からのクロスボールを桑島良汰が決め2点をリード。しかしマルヤスも84分に右からのクロスボールを平田拳一朗が決め1点差に詰め寄る。その後は互いにゴールを狙うも決めることができず試合終了。今治が3-2で勝ち3連勝でセカンドステージ1位をキープした。マルヤスはセカンドステージ3連敗。

 セカンドステージ第4節となる次節は、7月29日(土)に3試合、30日(日)に5試合が開催される。