2nd-S第12節 ソニー仙台FC vs FC今治(2017/10/22) より
第19回日本フットボールリーグ セカンドステージ第12節が10月21日(土)に1試合、22日(日)に7試合が開催された。1位のHondaと2位の青森が共に勝利、今治と八戸が共に敗れたため、次節でHondaが勝ち青森が敗れるとHondaのセカンドステージ1位並びに今季のJFL優勝が決定する。また得点ランキングでHondaの大町将梧と奈良の坂本修佑が16得点でトップタイとなった。
21日はMIOびわこ滋賀と東京武蔵野シティFCが「甲賀」で対戦。前半は滋賀がシュート数で上回る互いに決定的なチャンスを作るが決めることができずスコアレスで折り返す。後半は滋賀が73分に右からのクロスボールを関口直人が決め先制。武蔵野もそのご決定的なチャンスを作るが滋賀の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず滋賀が虎の子の1点を守りきり勝利。武蔵野は3連敗となった。
22日は流経大ドラゴンズ龍ケ崎とHonda FCが「龍ケ崎」で対戦。前半から優位に攻めるHondaは30分に直接FKからボールを繋ぎ大町将梧が決め先制、1点リードで折り返す。後半も優位に攻めるHondaは52分に縦パスから久野純弥が決め2点目、62分には右サイドからのボールを大町が決め、63分には縦でボールを繋ぎ最後は松本和樹が決め計4ゴールで勝利。この日の流経大は前後半共に1本ずつのシュートで2試合連続の完封負けとなった。
ホンダロックSCと奈良クラブは「宮崎小林」で対戦。前半は互いにシュート4本ずつで奈良は19分に右CKからのボールを坂本修佑が合わせ先制し1点リードで折り返す。後半は奈良が74分に坂本が左からのパスに合わせ2点目。後半はシュート数で上回るロックが77分に右CKからのボールを上田常幸が頭で決め1点を返すがあと一歩及ばず奈良が1点のリードを守って勝利。
FC大阪とヴェルスパ大分は「ヤンマーフィー」で対戦。前半FC大阪は24分に左からのクロスボールを田中直基が合わせ先制、1点リードで折り返す。FC大阪は後半早々の49分に縦パスからボールを繋ぎ最後は須ノ又諭が決め2点目。前半シュートゼロのV大分だったが後半は52分に右CKからのボールをゴール前で繋ぎ最後は栫健悟が決め1点を返すが追いつくことが出来ず、FC大阪が2-1で勝利。
ヴァンラーレ八戸とラインメール青森は「ダイスタ」で対戦。前半からシュートゼロの八戸に対し青森が優位に攻める展開もゴールはなくスコアレスで折り返す。後半も同様の展開となり66分に青森がPKのチャンスを得ると中村太一が決め先制。その後は八戸も積極的に仕掛けるも青森の堅い守備の前に決定的なチャンスを作れずこのまま試合終了。今回も中村の決勝点で青森が4度目の勝利。
ヴィアティン三重とブリオベッカ浦安は「四日市」で対戦。前半11分に三重は相手GKのこぼれ球を藤牧祥吾が詰め先制、1点リードで折り返す。前半はシュート数で三重を上回りながらも決められなかった浦安だったが81分に笠松亮太が相手GKのこぼれ球を詰め同点とする。しかし三重はカウンタから加倉広海がドリブルで持ち込み決めこれが決勝点となり三重がセカンドステージ初の複数ゴールで勝利。
ソニー仙台FCとFC今治は「宮城ス」で対戦。前半シュート数で上回るソニーが40分に右ショートコーナーからボールを繋ぎ最後は瀬田貴仁が相手のクリアボールを詰め先制、1点リードで折り返す。後半は今治が再三チャンスを作るがソニーの堅い守りの前にゴールならず。逆にソニーは有間潤が相手ボールをインターセプト後ドリブルで持ち込みダメ押しとなるゴールを決め2-0で勝利。
FCマルヤス岡崎と栃木ウーヴァFCは「名古屋港」で対戦。台風21号が近づく中、水たまりでボールが転がらないピッチの中、互いにロングボールを多用し相手ゴールまで攻め込むが決定的なシュートは放てずスコアレスで折り返す。後半はCKから互いにチャンスを作るも水たまりのピッチも影響し決定的なシュートは殆どなくこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
セカンドステージ第13節となる次節は、10月28日(土)に1試合、29日(日)に7試合が開催される。
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