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第19回JFL 2nd-S第13節「ブリオベッカ浦安が3ゴールを決め逆転勝利!」


2nd-S第13節 ブリオベッカ浦安 vs 流経大ドラゴンズ龍ヶ崎(2017/10/29) より

 第19回日本フットボールリーグ セカンドステージ第13節が10月28日(土)に1試合、29日(日)に7試合が開催された。HondaがFC大阪と引き分け、青森がソニーに勝ったことで2nd-1位の決定は次節以降に。次節Hondaと青森の直接対決でHonda勝利の場合、Hondaの2nd-1位並びに今季のJFL優勝が決定する。

 28日は奈良クラブとMIOびわこ滋賀が「ならでん」で対戦。前半34分に奈良はゴール前の浮き球から繋いだボールを坂本修佑が頭で決め先制し1点リードで折り返す。後半は滋賀が66分に左CKからのボールを中村元が頭で決め同点とするが79分に奈良は左CKのボールから相手GKのクリアを坂本修佑が頭で決めこれが決勝点となり奈良の勝利。坂本は18得点で得点ランキング単独首位に。

 29日はHonda FCとFC大阪が「都田」で対戦。前半から激しい雨の降る中だがHonda優位の展開で共にチャンスを作るが互いに決めることができずスコアレスで折り返す。後半も同様の展開でHonda優位で互いに決定機を作るが決めきれずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝ち点1ずつを分け合った。Hondaのセカンドステージ1位並びに今季の優勝は次節以降に持ち越しとなった。

 ラインメール青森とソニー仙台FCは「新青森球」で対戦。セカンドステージ逆転1位へ勝利の欲しい青森だったが前半はソニーがシュート数で上回り互いに決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半は54分に青森が右サイドを起点に中村太一がドリブルでゴール前へ切り込みパス、それを横野純貴が合わせ先制。その後はソニーの攻撃に対し体を張った守りでゴールを許さず1-0で勝利、次節、Hondaとの直接対決で逆転1位への望みを繋ぐ。ソニーは4試合ぶりに無得点で敗れた。

 ブリオベッカ浦安と流経大ドラゴンズ龍ヶ崎は「柏の葉」で対戦。開始早々の2分に流経大は直接FKからのボールを水野皓太が頭で合わせ先制、1点リードで折り返す。後半は試合を通じてシュート数で上回る浦安が70分と78分に多木理音が立て続けに決め逆転。そして84分には左サイドからのパパスに菊島卓が合わせ計3ゴールを決め逆転勝利。流経大は今季2度目の3連敗となった。

 東京武蔵野シティFCとFCマルヤス岡崎は「味フィ西」で対戦。前半シュート1本の武蔵野に対し、マルヤスは6本のシュートを放ち37分に直接FKからのボールをゴール前で繋ぎ相手GKが弾いたボールを川里光太郎が頭で決め先制、1点リードで折り返す。後半は武蔵野が12本のシュートを放ちマルヤスゴールを再三に渡り脅かすがマルヤス守備陣が体を張った守りで虎の子の1点を守り切った。

 ヴェルスパ大分とヴァンラーレ八戸は「大銀サA」で対戦。前半から攻守の速い展開でまず八戸が32分に右からのクロスボールをゴール前で繋ぎ竹中公基が頭で決め先制、しかしV大分は37分に左からのクロスボールを清水大輔が頭で決め同点。その後は互いに1点ずつ決め2-2で折り返す。後半は76分に村上聖弥が左サイドから持ち込みクロス、それを相手FPのクリアボールがゴールに吸い込まれ八戸のゴール。これが決勝点となり八戸が4試合ぶりの勝利で今季4位以内へ望みを繋いだ。

 栃木ウーヴァFCとヴィアティン三重は「栃木市」で対戦。試合中降り続く大雨の中、互いに空中戦からチャンスを作るも決めきれずスコアレスで折り返す。後半もサイドからクロスを入れチャンスを作る三重、ロングスローからゴール前にチャンスボールを入れる栃木ウ。互いに持ち味を生かしながらチャンスを作るが決めきれずスコアレスドローで勝ち点1ずつを分け合った。

 FC今治とホンダロックSCは「夢スタ」で対戦。台風の影響により30分間遅れて開始したこの試合。30分にロックが縦のラインで繋いだボールを米良知記が決め先制。しかし今治も32分に直接FKからゴール前でこぼれ球を片岡爽が決め1-1で折り返す。後半は70分に直接FKからのボールを宮路洋輔が頭で決め再びリードするが今治は2分後に桑島良汰がゴール前のこぼれ球を押し込み再び同点。その後は再三に渡りロックゴールを脅かすも決めきれず2-2の引き分けとなった。

 セカンドステージ第14節となる次節は、11月4日(土)に1試合、5日(日)に7試合が開催される。