2nd-S第14節 ラインメール青森 vs Honda FC(2017/11/5) より
第19回日本フットボールリーグ セカンドステージ第14節が11月4日(土)に1試合、5日(日)に7試合が開催された。
首位決戦となった2位のラインメール青森と首位のHonda FCは「青森陸」で対戦。勝てば1位が決まるHondaに対し、引き分け以上で次節まで持ち越したい青森は前半風上に立つが序盤の攻撃がHondaの安定した守りで決定的なチャンスまで持っていけず、逆に前半終盤にHonda徐々にチャンスを作ると42分に左サイドから大町将梧がクロス、そのボールを富田湧也がループで落ち着いて決め先制、Hondaが1点リードで折り返す。後半は互いにチャンスを作るも互いに守りが堅くゴールならずこのまま試合終了。Hondaの前半に決めた1点が決勝点となりHondaがセカンドステージも制覇、今季の優勝を決め昨年につぐ連覇達成。青森は次節勝てば今季準優勝となる。
その他では4日にFC今治と流経大ドラゴンズ龍ケ崎が「夢スタ」で対戦。前半からシュート数で上回る今治が2分と8分に桑島良汰が立て続けに決めると、18分にはゴール前の浮き球を中野圭が決め、25分には相手のミスから桑島が決め、27分には長尾善公が相手のクリアボールを詰め5-0で折り返す。後半も優位に攻める今治が上村岬からのパスを桑島が決め自身この日4点目。最後は68分に右サイドからゴール前で繋いだボールを三田尚希が決め計7ゴールでホーム最終戦を勝利で飾った。流経大は52分に広滝直矢、69分に新家碧が決め2点を返すが前半での失点が響きこれで4連敗となった。
5日はソニー仙台FCと栃木ウーヴァFCが「ユアスタ」で対戦。前半はシュート数でほぼ互角もソニーは36分に右CKからのボールを金子貴裕が頭で決め先制、1点リードで折り返す。後半はソニーが怒涛のゴールラッシュ。有間潤の2ゴールを含む6ゴールを決め7-0で勝利。栃木ウは16位へ。
奈良クラブとFC大阪は「ならでん」で対戦。前半は互いにシュートが少なくスコアレスで折り返す。後半は攻守の速い展開から互いに5本ずつのシュートを放つも互に体を張った守りでゴールを割らせずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
ヴァンラーレ八戸と東京武蔵野シティFCは「ダイスタ」で対戦。前半は武蔵野がシュート数で圧倒するも八戸が無失点で抑えスコアレスで折り返す。後半は優位に攻める八戸が48分に右スローインからゴール前で相手のクリアボールを金久保彩が決めこれが決勝点となり八戸が1-0で勝利。この結果、次節で八戸が勝ち、FC大阪が引き分けの場合は八戸の4位確定。八戸引き分けでFC大阪が敗れた場合、勝点で追いつくがFC大阪との得失点差が大きく離れているため八戸の4位以内は難しくなる。
ブリオベッカ浦安とヴェルスパ大分は「柏の葉」で対戦。前半から優位に攻める浦安が19分にPKのチャンスを得るとこれを南部健造が決め先制、1点リードで折り返す。後半も浦安優位の展開も追加点ならず。それでもこの1点を守り切った浦安が勝ち15位に順位を上げた。V大分は3連敗。
FCマルヤス岡崎とMIOびわこ滋賀は「名古屋港」で対戦。前半はスコアレス。後半は52分にマルヤスが先制、54分に滋賀が決め追いつき1-1で終盤へ。90分にマルヤスは相手のゴール前相手のこぼれ球を寺尾憲祐が落ち着いて決めこれが決勝点となりマルヤスが2-1で勝ち連勝。
ヴィアティン三重とホンダロックSCは「四日市」で対戦。三重は前半38分に藤牧祥吾が決め1-0で折り返す。後半はロックが優位に攻め、54分に米良知記が決め追いつくと73分には直接FKからゴール前で相手FPのこぼれ球を佐々木翼が詰めこれが決勝点となりロックが逆転勝利。
今季の最終節となる次節のセカンドステージ第15節は、11月12日(日)に全8試合が13時に開催される。1位から3得点以内で争う5人の得点王争いにも注目が集まりそうだ。
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