JFL完全優勝を決めたHonda FC(2017/11/12) より
第19回日本フットボールリーグ セカンドステージ第15節が11月8日(日)に全8試合が開催された。前節でHondaのセカンドステージ第1位及び今季の優勝が決まったため、今節で今季が閉幕となる。
今季のJFL完全優勝を決めたHondaとFC今治が「都田」で対戦。前半シュート数では今治が上回るものの互いに決定的なチャンスは少なくスコアレスで折り返す。後半はHondaがシュートゼロに対し今治は5本のシュートを放つが決定機に決めきれず、終盤はHondaが退場者を出し今治が数位的有利もそれを生かせずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
FC大阪と東京武蔵野シティFCは「J-G堺メイン」で対戦。前半からFC大阪が優位に進め30分に右からのクロスボールをゴール前で繋ぎ木匠貴大が決め先制し1-0で折り返す。後半は57分に木匠が決め2点目。武蔵野も61分に右からスローインをゴール前で繋ぎ最後は角田陸哉が決め1点を返すが73分にFC大阪はゴール前の浮き球に篠田朋宏が合わせダメ押し。3-1で勝ち4今季4位で終了。
ヴァンラーレ八戸と栃木ウーヴァFCは「ダイスタ」で対戦。4位以内確保へ勝利が絶対条件の八戸だったが前半はほぼ互角の展開でスコアレスで折り返す。後半は前半終了間際に栃木ウが退場者を出し数位的に優位に攻め15本のシュートを放った八戸だったが守りを固める栃木ウからゴールを決められず逆に栃木ウはGKから浮き球で繋いだボールを内山俊彦が決めこれが決勝点となり栃木ウが勝利。敗れた八戸は4位とは勝点4差の5位。念願の4位以内での次のステージは今季もお預けとなった。
ソニー仙台FCとヴィアティン三重は「めぐみB」で対戦。ゴールラッシュとなったこの試合、前半は1-1で折り返す。後半はソニーが有間潤の2ゴールに対し、三重も藤牧祥吾、野口遼太のゴールをで3-3で終盤へ。終了間際の90+5分にソニーは右のショートコーナーからゴール前でボールを繋ぎ最後は荻原健太が決め4-3で石川雅人監督のラスト采配を白星で飾り今季3位となった。
ラインメール青森とヴェルスパ大分は「青森陸」で対戦。勝てば準優勝となる青森は前半14分に右からのクロスボールを秋吉泰佑が頭で決め先制、しかしV大分は26分に左からのクロスボールを栫健悟が頭で決め同点。だが青森は44分中村太一がPKを決め2-1で折り返す。後半は青森優位の展開も互いに追加点はならず青森がこのまま2-1で勝利。2年目の今季は準優勝となった。
流経大ドラゴンズ龍ケ崎と奈良クラブは「龍ケ崎」で対戦。流経大は前半20分に金永洙がFKを直接決め先制し1点リードで折り返す。後半は互いに3本ずつのシュートを放つも流経大は追加点ならず。逆に奈良は47分に左CKからのボールを佐藤和馬が頭で決め同点にすると81分には右CKからのボールを森本良が頭で決めこれが決勝点となり奈良が逆転勝利。奈良の坂本修佑は得点王に輝く。
ホンダロックSCとFCマルヤス岡崎は「宮崎小林」で対戦。前半11分にマルヤスは右CKからのボールを盛礼良レオナルトが頭で決め先制。ロックは43分にゴール前で繋いだボールを當瀬泰祐が決め同点にするが前半終了間際にマルヤスが相手のオウンゴールで1点のリードで折り返す。後半は互いにチャンスに決めきれずこのままマルヤスは逃げ切って勝利。マルヤスは最後3連勝、6戦負けなしで9位。
MIOびわこ滋賀とブリオベッカ浦安は「東近江」で対戦。前半はシュート数で上回る滋賀が優位に攻めるが決定機に決めることが出来ず逆に浦安は30分に左CKから笠松亮太が決め先制、浦安リードで折り返す。後半は互いに4本ずつのシュートを放つもチャンスに決めることができずこのまま浦安が逃げ切って勝利。今季は滋賀が13位、浦安が15位となった。
優勝を決めたHonda FCと桑原勝義 理事長
■桑原勝義 理事長のコメント
「Honda FCのチーム関係者の皆様、そして応援いただきました支援者やサポーターの皆様、2年連続7回目の優勝おめでとうございます。JFL優勝にご尽力いただきました皆様方に心よりお祝い申し上げると共にJFL初年度から参加しこのリーグを支え盛り上げていただき感謝しております。
今後もJFL並びにアマチュアチームの頂点としての役割を担っていただくことは勿論のこと、全国各地から上を目指すチームのよきお手本として活躍していただくことを願っています。そして今後のチームのますますの発展をお祈り申し上げます。
そして19年目を迎えましたJFLは本日無事終了いたしました。今年も16チームで実施。チャンピオンシップ開催はありませんでしたが191,276人の方にスタジアムにご来場いただきました。これもJFLを応援して頂きましたサポーターの皆様やスポンサー、報道関係者の皆様の支援並びにチームを支えていただきました多くの関係者のご尽力の賜物と存じ、心より御礼申し上げます。
第20回の節目となる来季のJFLは16チームで来年の3月に開幕の予定です。ぜひご期待ください。」
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