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第20回JFL 1st-S第3節「Jリーグ百年構想クラブ対決は、奈良クラブがヴァンラーレ八戸に逆転勝利!」


1st-S第3節 奈良クラブ vs ヴァンラーレ八戸(2018/3/25) より

 第20回日本フットボールリーグ ファーストステージ第3節が3月24日(土)に3試合、25日(日)に5試合が開催され、テゲバジャーロ宮崎がJFLで初勝利を飾り、J3入会を目指す直接対決(奈良クラブ対ヴァンラーレ八戸)は奈良クラブの逆転勝利となった。

 24日はHonda FCとヴィアティン三重が「都田」で対戦。前半18分にHondaはゴール前で繋いだボールを栗本広輝が決め先制、21分には右サイドからのパスにゴール前で繋いだボールを佐々木俊輝が決め2点リードで折り返す。後半は互いに3本ずつのシュートながら三重は決定機に決めきれず、逆にHondaは90分に大町将梧が今季5点目となるゴールを決め3-0で勝利。

 FCマルヤス岡崎とラインメール青森は「名古屋港」で対戦。前半41分に青森は相手のクリアボールを小栗和也が決め1点リードで折り返す。後半は67分にマルヤスが相手のクリアボールを安藤駿冶が決め同点とする。しかし青森は90分に右からのクロスボールを浜田幸織が落ち着いて決めこれが決勝点となり青森が今季初勝利。マルヤスは前後半共にシュート数で上回るも決定力の差が出て連敗。

 MIOびわこ滋賀とヴェルスパ大分は「甲賀」で対戦。前半14分に滋賀は左CKからのボールを松田悠佑が頭で決め先制、その後も追加点を狙ったがチャンスに決めきれず1-0で折り返す。後半は終始優位に攻める滋賀が73分に左からのクロスボールを坂本一輝が落ち着いて決め2-0で滋賀が今季初勝利。V大分は試合を通じてシュート1本と攻撃面に精彩を欠き3連敗となった。

 25日はFC大阪とソニー仙台FCが「ヤンマーフィー」で対戦。前半34分にFC大阪は直接FKからの相手クリア、バー返りを南部健造が詰め先制し1点リードで折り返す。後半は59分にソニーがPKのチャンスを得て藤原元輝が決め同点とするが、シュート数で圧倒するFC大阪が90+1分に右サイドからロングスローのボールに塚田卓が頭で決めこれが決勝点となりFC大阪が3連勝となった。

 FC今治とテゲバジャーロ宮崎は「夢スタ」で対戦。前半22分にT宮崎は右サイドからのクロスボールに相手GKが弾いたボールを宮田直樹が決め先制、T宮崎が1点リードで折り返す。前後半を通じシュート数22本と攻撃面で圧倒する今治だったが、T宮崎の守備陣が体を張った守りでゴールを死守。結局、虎の子の1点を守り切ったT宮崎がJFL初勝利。今治は3連勝ならず、今季初のゴール無し。

 奈良クラブとヴァンラーレ八戸は「ならでん」で対戦。前半はスコアレス。後半はまず八戸が49分に相手FPのクリアボールを國分将が決め先制。しかし奈良は64分に右CKからのボールを横野純貴が頭で決め同点とすると森本良が相手クリアボールを落ち着いて決め逆転、82分には左サイドを起点に攻め上がり中央で繋いだボールを金久保彩が決め3-1で逆転勝利。

 ホンダロックSCとコバルトーレ女川は「宮崎県」で対戦。前半は女川がシュート数で上回るもスコアレス。後半は優位に攻めるロックが67分に左CKからゴール前の混戦を最後は大山直哉が決め先制、72分には中央の縦で繋いだボールを貫場貴之が頭で決めダメ押し。試合はこのまま終了しロックが今季初勝利。女川も再三チャンスを作るが決めきれず、開幕アウェイ3連戦を1勝2敗で終えた。

 流経大ドラゴンズ龍ケ崎と東京武蔵野シティFCは「龍ケ崎」で対戦。前半はシュート数で上回る流経大だったが決定機に決められず、逆に武蔵野は開始6分に左CKからのボールを廣瀬智行が頭で決め1点リードで折り返す。後半もシュート数では流経大が上回るも武蔵野の体を張った守りの前にゴールならずこのまま試合終了。武蔵野は連勝。流経大は3試合で未だゴール無しで連敗となった。

 今節の結果、八戸、今治が敗れたことによりHonda、FC大阪、奈良の3チームのみが3連勝となった。
 次節(ファーストステージ 第4節)は、3月31日(土)に2試合、4月1日(日)に6試合が開催される。