1st-S第9節 ヴィアティン三重 vs FCマルヤス岡崎(2018/5/6) より
第20回日本フットボールリーグ ファーストステージ第9節が5月6日(日)に全8試合開催された。首位のHondaが敗れ2位のFC大阪が勝ち、1位と2位が入れ替わった。青森対決は八戸が制す。
Honda FCと奈良クラブは「都田」で対戦。前半は互いにチャンスに決めきれずスコアレスで折り返す。後半はHondaが終始優位に進めるが奈良が体を張った守りでゴールを割らせず試合終了間際の90+2分に奈良は中央の縦パスから藤井貴之が決めこれが決勝点となり奈良が6試合ぶりの勝利。JFL一の攻撃力を誇るHondaも今節は今季初の無得点で初黒星、順位も2位へ後退した。
ラインメール青森とヴァンラーレ八戸は「ダイスタ」で対戦。前半からシュート数で上回る八戸だったがチャンスに決められずスコアレスで折り返す。後半も優位に進める八戸は66分に右CKからのボール酒井大登が頭でシュート。それを相手のGKが弾くが、それを穂積諒が詰め先制、68分には右からの直接FKからゴール前で繋いだボールを金弘淵が決め追加点。守っても試合を通じて青森にシュート3本の無失点で抑え、JFL5度目の対決で初勝利、4位に浮上。青森は今季初の連敗となった。
FC今治とFC大阪は「夢スタ」で対戦。前半はシュート数で今治が圧倒するも決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半はFC大阪も徐々にチャンスを作り50分に左CKからのボールに岩本知幸が頭で合わせ先制、しかし今治も79分に上村岬がFKを直接決め同点とし終盤へ。そして90+3分にFC大阪は縦のドリブル突破からゴール前で繋いだボールを川西誠が決めこれが決勝点となりFC大阪が勝ち4連勝で首位に立った。今治は計20本のシュートを放つも敗れ今季3敗目で7位へ。
ホンダロックSCと東京武蔵野シティFCは「都農」で対戦。前半は互いにチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半まず武蔵野が68分にカウンターからチャンスを作り縦に繋いだボールを最後は石原幸治が決め先制、しかしロックは86分に左CKからのボールに串間雄峰が頭で合わせ同点。その後はロックがチャンスを作るがゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
ヴィアティン三重とFCマルヤス岡崎は「東員町」で対戦。三重は前半23分に相手ボールをインタセプトしゴール前へ、そのボールを藤牧祥吾が決め先制、26分にはGKからのボールをゴール前まで繋ぎ最後は塩見仁が決め2点リードで折り返す。後半も三重は左サイドからのパスに野垣内俊が合わせ、66分には右CKからのボールを藤牧が頭で決め4点目。しかしマルヤスは終盤に反撃。81分に盛礼良レオナルドが相手FPのこぼれ球を決め、89分にはPKを決め2ゴール。そして終了間際には左からのクロスボールに岡部拓実が頭で決め1点差にするがあと一歩及ばす三重が逃げ切って勝利。
MIOびわこ滋賀と流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「東近江」で対戦。前半はシュート数で滋賀が圧倒(滋賀9本、流経大1本)するが決定機に決めきれずスコアレスで折り返す。後半は滋賀が48分に右サイドからの距離のあるFKを坂本一輝が頭で決め先制。その後は互いにチャンスを作るも決めきれずこのまま試合終了。滋賀が1-0で勝ちこれで5戦負けなしで5位に浮上。流経大は3試合ぶりの黒星。
ヴェルスパ大分とテゲバジャーロ宮崎は「大銀サA」で対戦。前半は7分にT宮崎の水永翔馬が、19分にはV大分の長谷川覚之がそれぞれPKを決め、39分にはV大分が左サイドからのパスを長谷川 覚之が落ち着いて決めV大分が2-1で折り返す。後半は互いに4本ずつのシュートを放つもゴールを決めることができずこのまま試合終了。V大分が勝ち12位まで順位を上げた。T宮崎は今季7敗目。
コバルトーレ女川とソニー仙台FCは「めぐみA」で対戦。前半は互いにチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半は優位に攻めるソニーが徐々にチャンスを作り62分にゴール前の浮き球を鈴木翔大が頭で決め先制、88分には右サイドからのロングフィードから鈴木がドリブルで持ち込み決め2点目・守っても女川に決定機を作らせず無失点に抑え勝ち3連勝。女川は3連敗で今季6敗目となった。
次週(5月12日(土)、13日(日))は天皇杯都道府県予選のためリーグ戦はお休み。次節(ファーストステージ 第10節)は、5月19日(土)に1試合、20日(日)に7試合が開催される。
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