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第20回JFL 1st-S第13節「FCマルヤス岡崎がソニー仙台FCの連勝を止める!」


1st-S第13節 FCマルヤス岡崎 vs ソニー仙台FC(2018/6/17) より

 第20回日本フットボールリーグ ファーストステージ第13節が6月16日(土)に1試合、17日(日)に7試合が開催された。首位のHondaと2位のFC大阪は共に勝ち、ファーストステージ1位争いはこの2チームに絞られ、次節でHondaが勝ち、FC大阪が引き分け以下の場合、Hondaの1位が決定する。

 16日はMIOびわこ滋賀とHonda FCが「東近江」で対戦。前半3分に滋賀は左からのクロスボールに坂本一輝が頭で合わせ相手GKにクリアされるがそのボールを詰め先制。しかしHondaは35分に松本和樹がドリブルで持ち込み決めると44分には左コーナーキックからゴール前で繋いだボールを佐々木俊輝が決め逆転。しかし滋賀も45分に相手GKのクリアボールを坂本が詰め2-2の同点で折り返す。後半は滋賀の久保賢悟が左サイドからのパスを落ち着いて決めリードするが、Hondaは66分に古橋達弥がフリーキックを直接決め追いつくと89分に右サイドからのパスを池松大騎が落ち着いて決めこれが決勝点となりHondaが4連勝でファーストステージ制覇へ一歩前進。滋賀は4連敗となった。

 17日はラインメール青森とFC大阪が「弘前陸」で対戦。FC大阪は27分に左コーナーキックからのボールがゴール前でこぼれたところを舘野俊祐が詰め先制。前半終了間際には右コーナーキックからのボールに井手口正昭が合わせ2点リードで折り返す。後半は追加点のとれないFC大阪に対し青森は89分に小栗和也がペナルティーキックを決め1点を返すが追いつくことが出来ずこのままFC大阪が1点のリードを守り勝利。

 ホンダロックSCとFC今治は「宮崎県」で対戦。前半はロックがシュート数で上回るも決定機に決めきれず逆に今治は42分に左サイドからゴール前へドリブルで繋ぎ最後は長尾善公が決め先制、今治が1点リードで折り返す。後半はやや今治優位も追加点ならず。逆にロックは73分に左サイドから持ち込んだボールを肝付将臣が頭で決め同点。その後は互いにゴールなく1-1の引き分けとなった。

 ヴィアティン三重と東京武蔵野シティFCは「東員町」で対戦。前半9分に三重は右サイドからボールを繋ぎ坂井将吾のミドルシュートで先制、1点リードで折り返す。後半は風上に立つ武蔵野が猛攻を仕掛け80分に左からのクロスボールに廣瀬智行が合わせ同点とする。その後も決定的なチャンスを作るが三重の守備陣が体を張って守りゴールを割らせず1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 ヴェルスパ大分と流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「大銀サA」で対戦。前半はシュート数で流経大が上回るもスコアレスで折り返す。後半は56分に流経大の原岡翼が左サイドから長い距離をドリブルで持ち込み決め先制。しかし57分にV大分はゴール前の浮き球を畠中佑樹が決めすぐに同点に追いつく。その後は互いにチャンスを作るが決めることが出来ず1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 コバルトーレ女川と奈良クラブは「石巻フ」で対戦。前半はスコアレス。後半は決め手で勝る奈良が中央縦の繋ぎから藤井貴之が決めると71分にゴール前で相手のこぼれ球を繋ぎ村瀬勇太が決め、84分には山田晃平がドリブルで持ち込んだボールを曽我部慶太が決め、最後は終了間際に右コーナーキックから相手のクリアボールを佐藤和馬が決め計4ゴールで無失点の勝利。女川は完封負けで3連勝ならず。

 テゲバジャーロ宮崎とヴァンラーレ八戸は「宮崎小林」で対戦。前半37分に八戸は相手のクリアを佐々木航が詰め先制、T宮崎も44分にペナルティーキックを決め1-1で折り返す。後半は56分にT宮崎が左サイドからのロングボールを井福晃紀が決め逆転、しかし八戸は72分に右サイドスローインからボールを繋ぎ谷尾昂也が決め追いつくと81分にはカウンターから谷尾が決めこれが決勝点となり八戸が勝利。

 FCマルヤス岡崎とソニー仙台FCは「豊田球」で対戦。前半はスコアレス。後半は49分にマルヤスの松本祐樹がペナルティーキックを決め先制。52分には左コーナーキックから相手のクリアボールを熊澤圭祐が詰め2点目。ソニーは59分に直接フリーキックからゴール前で繋ぎ相手のクリアボールを瀬田貴仁が決め1点を返し、その後も相手ゴールを脅かすがマルヤス守備陣が体を張って守りきり6連勝中のソニーに土をつけた。

 次節(ファーストステージ 第14節)は、6月23日(土)に2試合、24日(日)に6試合が開催される。