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第20回JFL 1st-S第14節「ファーストステージ1位決定は最終節へ持ち越し、滋賀は5試合ぶりの勝利!」


1st-S第14節 MIOびわこ滋賀 vs FCマルヤス岡崎(2018/6/24) より

 第20回日本フットボールリーグ ファーストステージ第14節が6月23日(土)に2試合が開催された。今節も首位のHondaと2位のFC大阪は共に勝利し、ファーストステージ1位決定はこの2チームの最終節の結果次第となった。次節でHondaが勝てば1位が確定。引き分けの場合はFC大阪が大量得点で勝たない限りHondaが1位、敗れた場合はFC大阪が勝てば逆転での1位となる。

 1位争いをする2チームは、23日13時に同時にキックオフ。Honda FCはホンダロックSCとの対戦で「都田」で、そしてFC大阪はコバルトーレ女川と「ヤンマーフィー」で対戦。まずはFC大阪が、女川相手に前半5分ゴール前のパス回しから木匠貴大が落ち着いて決め先制。その後は追加点ならず1-0で折り返す。一方の「都田」では風上から攻めるロックが決定的なシーンを再三作るが、Hondaの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。そして40分にHondaは右サイドの直接フリーキックからゴール前で原田開が頭で合わせ先制。Hondaが1-0で折り返す。後半はFC大阪が9本のシュートを放ち66分に井手口正昭、89分に塚田卓が決め女川相手に3-0で勝利。一方のHondaは後半ロックのシュートを1本に抑え優位に攻めるが、なかなか追加点を決めることができず。しかし88分にゴール前で繋いだボールを児玉怜音が詰め追加点。ロック相手に2-0で勝利。

 24日はヴァンラーレ八戸とソニー仙台FCが「ダイスタ」で対戦。ソニーは前半終了間際に左コーナーキックからのボールを三浦祐希が頭で決め先制し1点リードで折り返す。後半は八戸の新井山祥智が67分にドリブルで持ち込み決め同点とするが75分にソニーは左サイドからのパスに藤原元輝が合わせ再びリード。その後は互いに決定機に決めきれずこのまま試合終了。ソニーが勝ち3位に浮上した。

 FC今治とラインメール青森は「夢スタ」で対戦。前半36分に今治は右コーナーキックからのボールを中野圭が頭で決め先制するが、39分に青森は右からミドルシュートを決め1-1で折り返す。後半は青森が52分に浜田幸織が縦パスから決め逆転すると奥山がポスト返りから繋いだボールを決め2点差。今治は68分に有間潤がペナルティ―キックを決め1点を返すが追いつけず。青森が1点差を守りきり勝利。

 奈良クラブとヴェルスパ大分は「ならでん」で対戦。前半は互いにシュート2本ずつも決め手で勝る奈良は、17分に右サイドからゴール前で繋いだボールを小山北斗が詰め先制すると、39分に右サイドから中央縦で繋いだボールを藤井貴之が決め2-0で折り返す、後半は奈良の56分に曽我部慶太がフリーキックと直接決める。V大分は64分に畠中佑樹のゴールで1点を返すが追いつけず奈良が3-1で勝利。

 流経大ドラゴンズ龍ケ崎とヴィアティン三重は「龍ケ崎」で対戦。前半からシュート数で勝る三重が15分に中央後方から繋いだボールを坂井将吾が落ち着いて決め先制。36分には左サイドからの直接フリーキックのボールに和波智広が頭でわせ2点リードで折り返す。後半は互いに4本ずつのシュートを放つも決定機に決めきれずこのまま試合終了。三重が2点のリードを守りきり勝利。流経大は4試合勝利なし。

 東京武蔵野シティFCとテゲバジャーロ宮崎は「武蔵野」で対戦。前半44分に武蔵野はゴール前で相手のクリアボールを繋ぎ本田圭佑が詰め先制。1点リードで折り返す。後半はT宮崎がシュート数で上回るも武蔵野の体を張った守りの前に決めきれず。逆に武蔵野は73分に左サイドからのパスに小林大地が落ち着いて決め、終了間際に後方からのパスを鈴木裕也が決め3-0で8試合ぶりの勝利。

 MIOびわこ滋賀とFCマルヤス岡崎は「東近江」で対戦。前半はマルヤスが優位に攻めシュート数でも上回るが、滋賀の堅い守りの前に決めきれずスコアレスで折り返す。後半はシュート数で滋賀が勝り73分に右サイドから原口大佑がドリブルで持ち込み決め先制。マルヤスもチャンスを作るが決定機が少なくこのまま試合終了。滋賀が連敗を4で止め5試合ぶりの勝利。マルヤスは今季初の完封負け。

 次節のファーストステージ最終節である第15節は、6月30日(土)に2試合、7月1日(日)に6試合が開催される。