日本フットボールリーグオフィシャルWebサイト

TOPICS

第20回JFL 1st-S第15節「ファーストステージ1位はHonda FC!」


1st-S第15節 ラインメール青森 vs Honda FC(2018/6/30) より

 第20回日本フットボールリーグ ファーストステージ最終節となる第15節が6月30日(土)に2試合、7月1日に6試合が開催された。

 勝てば1位が決定するHondaは30日にアウェイでラインメール青森と「弘前陸」で対戦。引き分けでも翌日のFC大阪が大量得点で勝たない限り1位が決定するがこの日で勝って確定したところ。前半は風上に立つHondaが18分に児玉怜音がドリブルで持ち込み決め先制。しかし青森は29分に右CKからのボールに小山内貴哉が合わせ1-1の同点とし折り返す。後半はHondaが優位の展開で青森ゴールに迫るが青森は体を張った守りでゴールを許さず。しかし72分にHondaはPKのチャンスを得るとこれを古橋達弥が落ち着いて決めこれが決勝点となりHondaが勝利。最終節でファーストステージ1位を決めた。これでHondaは4ステージ連続の制覇となった。

 ホンダロックSCとMIOびわこ滋賀が「延岡西階」で対戦。時々の雨模様の中、前半は互いにシュート数が2本ずつで決めることが出来ずスコアレスで折り返す。後半は49分にロックがPKのチャンスを得るとこれを諏訪園良平が決め先制、しかし滋賀は83分に左サイドからのロングボールがゴール前へ、それを坂本一輝が浮き球で繋ぎ最後は門司涼佑が決め1-1の引き分けに持ち込んだ。

 1日はヴェルスパ大分とFC大阪が「大銀サA」で対戦。前日の結果によってファーストステージ2位確定なったFC大阪は前半45分に右サイドで繋いだボールからゴール前へクロス、そのボールを川西誠が頭で決め先制し1点リードで折り返す。後半は追加点を狙ったFC大阪はチャンスに決めきれず逆にV大分が72分に相手GKのこぼれ球を塚田翔悟が冷静に決め1-1の引き分けに持ち込んだ。

 ソニー仙台FCと東京武蔵野シティFCが「めぐみA」で対戦。ソニーは前半36分に左サイドからのクロスボールに内野裕太が頭で決め先制、1点リードで折り返す。後半は48分に武蔵野が左サイドからのクロスボールに石原幸治が合わせ同点。その後は互いに1点ずつを決めこのまま試合終かと思われた90+4分に武蔵野はPKのチャンスに石原幸治が決め(ハットトリック達成)武蔵野が勝利。

 ヴィアティン三重と奈良クラブは「東員町」で対戦。試合を通じて互いにシュート数も多く(11本ずつ)攻守の切り替えの速い展開。しかし互いに守りも堅く前半はスコアレスで折り返す。後半も同様の展開でシュート数やCK等では奈良が上回るが三重の守備陣の体を張った守りの前にゴールネットを揺らすことが出来ず試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 コバルトーレ女川とFC今治は「石巻フ」で対戦。前半開始早々で女川は決定的なチャンスを作るが決めることが出来ずその後は互いにチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半は今治がボールを支配する時間が長くなるが女川は守りを固め決定的なチャンスを作らせず打たれたシュートは殆どがGKの正面へ。最後までゴールネットが揺れることなくスコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 テゲバジャーロ宮崎と流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「宮崎小林」で対戦。前半22分にT宮崎は右CKからのボールに水永翔馬が頭で決め先制、1点リードで折り返す。後半は流経大が61分に中央縦パスでボールを繋ぎ最後は関野元弥が決め同点に追いつく。しかしT宮崎は64分に左CKからのボールにゴール前で水永が落ち着いて決めこれが決勝点となり倉石監督采配として初勝利を飾った。

 FCマルヤス岡崎とヴァンラーレ八戸は「名古屋港」で対戦。前半は互いにシュート数3本ずつでゴールなくスコアレスで折り返す。後半は得意のセットプレーやCKのチャンスを多く得てゴール前でチャンスを作るが決めきれない八戸。マルヤスもカウンターから積極的にゴールを狙うが決めることができずこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 次週からセカンドステージが始まり、第1節は7月7日(土)に3試合、8日(日)に5試合が開催される。