2nd-S第1節 ヴァンラーレ八戸 vs 東京武蔵野シティFC(2018/7/8) より
第20回日本フットボールリーグ セカンドステージの初戦となる第1節が7月7日(土)に3試合、7月8日に5試合が開催された。Hondaとソニーの優勝経験のあるチームが好スタート。八戸と今治のJ百年構想クラブが勝点3を確保しJ3入会を目指した戦いもこれからはクローズアップされそうだ。
7日(土)はラインメール青森とMIOびわこ滋賀が「弘前陸」で対戦。前半はスコアレス。後半は48分に青森は右CKからのボールを赤松秀哉が頭で合わせ先制、しかし59分に滋賀は相手ボールをインターセプトし繋いだボールを坂本一輝が決め追いつく。90+1分に青森は相手のオウンゴールで再びリードするが1分後に滋賀は坂本が相手のクリアボールを詰め2-2の引き分けに持ち込んだ。
ソニー仙台FCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎は「めぐみB」で対戦。前半18分にソニーが右サイドからのパスにゴール前で繋いだボールを丹代爽弥が決め先制、38分には丹代がドリブルで持ち込んだボールを藤原元輝が決め2点リードで折り返す。後半もソニーが52分に森原慎之佑がPKを決めると66分には右サイドからのクロスにゴール前で繋いだボールを藤原が決め4点目。流経大は終了間際に左CKからのボールに佐久間理央が頭で決め1点を返すがソニーが4-1で勝ちセカンドステージ首位発進。
ヴェルスパ大分とFC今治は「大銀サA」で対戦。前半はスコアレス。後半は今治が今季新加入で2度目のスタメンの飯泉涼矢が大活躍。63分に縦のロングボールからゴール前で繋いだボールを落ち着いて決め先制すると68分には後方からのパスにゴール前で有間潤が胸で落としたボールを決め2得点。V大分も決定的なチャンスを作るが今治の堅い守りの前にゴールならず今治が4試合ぶりの勝利。
8日(日)はヴァンラーレ八戸と東京武蔵野シティFCが「ダイスタ」で対戦。前半優位に攻める八戸は終了間際の45+1分に右CKからのボールを佐々木航が頭で合わせ、そのこぼれ球を中村太一が詰め先制、1点リードで折り返す。後半は武蔵野優位の展開で八戸のシュートはゼロ、武蔵野は決定的なチャンスを作るが八戸の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず1点のリードを守りきり勝利。
コバルトーレ女川とHonda FCは「めぐみB」で対戦。前半からHondaが優位に攻めるも女川の守備陣がゴール前を固めてゴールを許さずスコアレス。後半積極的に仕掛けるHondaは51分に左サイドからのパスに相手がクリアしそのボールをゴール前で繋ぎ最後は児玉怜音が決め先制、54分には後方からの浮き球に大町将梧が頭で合わせ、計2ゴールで勝利。女川は4試合連続ゴールなし。
テゲバジャーロ宮崎と奈良クラブは「都農」で対戦。前半7本のシュートを放ったT宮崎だったがゴールなくスコアレスで折り返す。後半は62分にゴール前で繋いだボールを井福晃紀が決め先制、しかし奈良は83分に藤井貴之が相手ボールをインターセプトし決め同点に追いつく。その後は大雨でぬかるんだピッチの中で決定的なチャンスが作れず1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
ヴィアティン三重とFC大阪は「東員町」で対戦。前半はスコアレス。後半は三重が58分に相手のバックパスからGKのクリアミスを藤牧祥吾が詰め先制、しかしFC大阪は64分に右サイドからのパスに四ヶ浦寛康が合わせ同点とする。そして81分に三重は右のスローインからボールを繋ぎ最後は西村仁志がドリブルで持ち込み決め再びリード。その後はFC大阪の猛攻を抑え2-1で三重の勝利。
FCマルヤス岡崎とホンダロックSCは「名古屋港」で対戦。前半は互いにゴール前までゴールを運ぶもスコアレスで折り返す。後半は55分に右CKからのボールを宮路洋輔が頭で決め先制、64分には右からのクロスボールを左サイドから山道淳司が決め、76分には米良知記が左サイドからミドルループシュートを決め計3ゴール。マルヤスも88分に右サイドの角度のないところから水野祥太が決め1点を返すが追いつくことができずロックが10試合ぶりの勝利。マルヤスは3試合勝利なし。
セカンドステージ第2節となる次節は、7月14日(土)に2試合、15日(日)に5試合、16日(月・祝)に1試合が開催される。
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