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第20回JFL 2nd-S第7節「ヴィアティン三重が4ゴールを決め勝ち、連敗脱出!」


2nd-S第7節 ヴィアティン三重 vs ホンダロックSC(2018/9/9) より

 第20回日本フットボールリーグ セカンドステージの第7節が9月8日(土)に1試合、9日(日)に7試合が開催された。首位対決はHondaが勝ち7連勝で首位をキープ。J百年構想クラブ対決は八戸が今治の後半の猛攻を防ぎ1点のリードを守りきって勝ち、再びセカンドステージと通算で2位に浮上した。

 8日(土)は流経大ドラゴンズ龍ケ崎と奈良クラブが「龍ケ崎」で対戦。前半は流経大がシュート数で上回るも互いにチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半は奈良がシュート数で上回り87分に左サイドで起点に繋ぎ中村謙吾からのクロスボールを横野純貴が頭で決め先制。その後は流経大の攻撃を奈良の守備陣がしっかり守りきり終了。奈良がセカンドステージ初勝利。流経大はまたしても連勝ならず。

 9日はラインメール青森とヴェルスパ大分が「新青森球」で対戦。前半は3本ずつのシュートも20分に青森は中央縦パスから繋いだボールを多木理音が決め先制、1点リードで折り返す。後半はシュート数で上回るV大分が73分に右CKのボールから相手のこぼれ球を清水大輔が決め同点とすると90+2分には左からのクロスボールを塚田翔悟が頭で決めこれが決勝点となりV大分が逆転で3連勝。

 ヴァンラーレ八戸とFC今治は「ダイスタ」で対戦。前半は攻守の切り替えの速い展開から互いにチャンスを作り、36分に八戸は左CKからのボールを谷尾昂也が頭で叩き付け先制、1点リードで折り返す。後半は今治がシュート数で上回りFKから決定的なチャンスを作るも蹴ったボールをバーに当たりゴールならず。その後も八戸が体を張った守りで今治にゴールを許さず1-0で勝利。今治は3連敗。

 ヴィアティン三重とホンダロックSCは「四日市」で対戦。三重は前半24分に北野純也がPKを決め先制、35分には藤牧祥吾がドリブルで持ち込み決め、43分には再び北野がPKを決め3-0で折り返す。後半は54分にロックが左サイドの直接FKから大山直哉が頭で決め1点を返すが三重は89分にFKを塩見仁が直接決め4-1で勝ち連敗脱出。逆にロックはこれで6戦勝利なし。

 コバルトーレ女川とFCマルヤス岡崎は「めぐみA」で対戦。前半は互いにチャンスが少なくスコアレスで折り返す。後半はシュート数が2本ながらも優位に攻めるマルヤスが72分にゴール前で相手FPのこぼれ球を繋ぎ最後は寺尾憲祐が決め先制、その後も追加点を狙って攻めるも決めることができず。しかし守備面では安定した守りでゴールを許さずセカンドステージは3勝目。敗れた女川はこれで7連敗。

 テゲバジャーロ宮崎とMIOびわこ滋賀は「都農」で対戦。前半のシュート数はT宮崎が3本、滋賀が2本と少なくスコアレスで折り返す。後半は攻守の切り替えの速い展開でシュート数も増え、決定的なチャンスを作るようになるが、互いの守備陣の守りも堅くゴールに結びつかない。そしてこのまま試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。

 ソニー仙台FCとHonda FCは「めぐみB」で対戦。前半38分にHondaは大町将梧がPKを決め1点リードで折り返す。後半はHondaが58分に中央で繋いだボールを三浦誠史が落ち着いて決め2点目。ソニーは75分に左サイドのパスからゴール前で繋いだボールを鈴木翔大が決め1点を返すがHondaは88分に相手FPのボールを栗本広輝がインターセプトし中央へパス、それをゴ富田湧也がドリブルから決めダメ押しとなる3点目を決めHondaが勝ち7連勝、2年連続完全制覇へ大きく前進した。敗れたソニーは2nd―S3位に後退した。

 東京武蔵野シティFCとFC大阪は「武蔵野」で対戦。前半はスコアレスで折り返す。後半は武蔵野が中央縦パスから繋いだボールを石原幸治が決め先制、71分には右CKからゴール前で繋いだボールを寺島はるひが頭で決め2点目。しかしFC大阪も90+2分に直接FKにゴール前相手のクリアボールから繋いだボールを最舘野俊祐が決め1点を返すがあと一歩及ばす武蔵野が2-1で勝利。

 セカンドステージ第8節となる次節は、9月15日(土)に3試合、16日(日)に4試合、17日(月・祝)に1試合が開催される。