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福井国体サッカー競技(成年男子)で宮崎県が3位!


3位の宮崎県(成年男子)チーム(2018/10/3)

 第73回国民体育大会(福井しあわせ元気国体)サッカー競技(成年男子)が9月30日(日)~10月3日(水)までの4日間、福井県坂井市で開催された。
 JFL勢では単独チームとしての参加はなかったものの、大分県のチームは殆どが「ヴェルスパ大分の」メンバーで構成され、宮崎県の選抜チームには「ホンダロックSC」と「テゲバジャーロ宮崎」の選手が選出され、三重県の選抜チームには「ヴィアティン三重」の選手が選出され、静岡県の選抜チームには「Honda FC」の選手が選出され、参加した。
 結果はJFL勢の今年の決勝進出がなく、「宮崎県」の3位が最高順位だった。

 1回戦では三重県が北海道と対戦。前半は北海道がシュート数で上回るも三重県は安定した守りで無失点で折り返す。後半は65分にV三重の藤牧祥吾が中央縦のラインで繋いだボールを決め、これが決勝点となり三重の勝利。
 大分県は秋田県と対戦し、前半は相手が優位も無失点に抑え後半に猛攻を仕掛けるもゴールなし。しかし大分県はPK方式の決着で4-2で辛くも勝利。
 静岡県と宮崎県の対戦は静岡県が前半1-0でリードするが、後半は宮崎県が39分にT宮崎の中村健志のゴールで追いつき、PK方式の決着へ。結果12人目まで進んだが11-10で、宮崎県が接戦を制した。

 2日目の準々決勝では、三重県が徳島県と対戦しV三重の塩見仁、平信翔太、蓮沼翔太のゴール等で4-0で快勝。
 宮崎県は岩手県と対戦し前半はスコアレスで折り返すも、後半は60分にロックの肝付将臣が決め先制、63分にT宮崎の藤岡浩介が右CKからのボールを頭で決め2-0で勝利。
 しかし大分県は東京都にシュート数では上回ったがゴールなし。東京都のサイドを使った攻撃等で0-2で敗れた。

 3日目の準決勝は三重県が地元開催となる福井県と対戦。北信越リーグ連覇のサウルコス福井に前半は押され23分に先制され1点ビハインドで折り返す。後半は三重県が優位に攻め57分に右CKからV三重の野垣内俊が右CKからのボールを頭で決め同点。しかし逆転することができずPK方式の決着戦へ。先攻の福井県が全員決めたのに対し、三重県は4人目が外し敗れ、決勝進出ならず3位決定戦へ。
 宮崎県は東京都と対戦しT宮崎の藤岡浩介のゴール等で43分までに2点をリードするが、その後は東京都の猛攻を抑えることができず、59分と68分に決められ同点とされると終了間際にFKを直接決められ、これが決勝点となり宮崎県が逆転負けとなり決勝進出ならず3位決定戦へ。

 最終日の3位決定戦は三重県と宮崎県が対戦。前半シュート数で上回る三重はV三重の塩見仁が11分に相手FPのボールをインターセプトし決め先制。しかし宮崎県も24分に追いつき1-1で折り返す。後半もシュート数では三重が上回るが決定機に決めきれず、逆に宮崎は70分に右サイドのスローインからボールを繋ぎゴール前でT宮崎の近藤貴耶が落ち着いて決めこれが決勝点となり宮崎県が勝ち3位となった。
 決勝戦では開催地の福井県と東京都が対戦し、地元の声援を背に福井県が後半、37分にゴールを決め先制すると、58分にもダメ押しとなるゴールを決め2-0で福井県が地元開催での初優勝を飾った。東京都は準優勝となった。